
<Martin-Butzer学校の校章>
ドイツにホームステイ中のマサヤ少年は、前回のネルソンマンデラ学校に続き今回はMartin-Butzer(マーティン・ブッツァー)学校に登校する。ドイツでは6歳から4年間Grundschule(グルンドシューレ)で学び、そのあと成績や目的によって3つのコースに別れる。このマーティン・ブッツァー学校はGymnasium(ギムナジウム)にあたり、3つのコースのうちの進学コース。学校に入った瞬間、この前に訪れた学校とは全く違った感じがした。マサヤが言うには、「生徒たちが普通に手に本を持っている」とのことだった。本当のところはどうかわからないけど、「勉強してます」という感じをかもし出していた。担当の先生は、「生徒の質はいいし、外国人にもすごく慣れている」と言っていた。ちなみに安楽コーチは風邪のためこの日は不登校だった。
<1つ上の数学の授業に参加>
前回と同じく学校の説明を聞いた後、担当の先生と一緒に教室に行く。そのクラスは高校1年のクラスだったので、中学3年のマサヤにとっては1つ上の学年の授業になってしまった。しかも普通に数学の授業を受け、マサヤは、「まだ習っていないところなので全くわからない」と言っていた。俺にもプリントが配られ、一緒にサイン、コサイン、タンジェントを勉強した。先生の質問に対して生徒はどんどん答え、質問されなくても自分から積極的に発言していた。

<体育の授業>
ようやく得意の体育の授業と思いきや、サッカーではなくバレーだった。しかも、この日は先生が生徒の評価をつける日だった。先生が、「バレーはチームに2人でもできないやつがいるとバレーにならない」と言うように、このクラスのバレーも全くラリーが続いていなかった。生徒たちも見た感じ運動があんまり得意そうではなく、けっこうな確立で先生の罵声が体育館に響いていた。いいプレーは褒めていたけど。
<先生の罵声が飛ぶ体育館の授業>
次の授業に行くために、授業時間の長い体育のクラスを途中で抜けることになった。帰り際、先生とサッカーの話になり、「ドイツサッカーは今全然だめだ」と言っていた。「子供たちがテレビゲームなどで遊ぶようになり動けない子供が増えた」とも言っていた。更に、「ドイツは絶対ワールドカップで優勝できない」と嘆いていた。
<マサヤも一安心のちびっ子クラス>
ちびっ子クラスに行った時はちょうど地理の授業だったので質問タイムとなった。気候や学校のことからプライベートな質問までいろいろあった。「トーキョーホテルというバンドは好きか?」という質問は他のクラスでも聞かれた。ドイツで今人気のある子供たちのバンドらしい。

<先生に合わせて演奏中の音楽の授業>
最後の時間には担当の先生と一緒にいろいろな教室をまわった。科学室から生物室、音楽室と学校の中をくまなく案内してくれた。教室を訪れるたびに自己紹介をすることになったけど、いろいろな授業を見ることができた。
音楽室では弦が1本しかない楽器を使ってちょうど音の勉強をしていた。先生に合わせてみんなで音を出していたが、何人かの生徒はしっかり理解しておらず、ごまかして弾くふりをしていた。先生が怖かったのか、みんな一生懸命弾いていた。
ということで、これでマサヤの学校訪問も終了した。どうやら、マサヤには最初に行ったのんびりとした学校のほうが気に入ったようだった。そして、安楽コーチは仮病だという噂もチラホラ出ていた。