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指導者講習会のお知らせです。
講習会案内のコラム①として、クラブの仕事人マイティー砂川君が「育成年代で大切にしたい指導のポイント」の記事をまとめ上げてくれました。
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http://23fc.tokyo/blog/tsuchiyakeitapoint/
2018年2月4日(月) 19:00~20:30
@江戸川区船堀駅周辺
押忍、ごっつぁんです。
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サッカークリニック誌10月号に、ドイツで学び、その後オランダのフェイエノールトでメディカルスタッフとして働いた、日本オランダ徒手療法治療協会の代表理事・土屋潤二さんの記事に自分もお邪魔させてもらいました。。土屋潤二さんはコンディショニングのプロであり、ヨーロッパで指導ライセンスも取得しています。日本の現状とヨーロッパとの違いなどを理解している数少ない一人だと思います。
土屋潤
フォームよりもパフォーマンスを重視すべきです。たとえ脚の振り方が変でも、強く正確なボールを蹴れるならば、それでいいと思います。
Q: パスのスピードを上げるにはトレーニングの強度アップが解決策になりますか?
土屋潤
なり得ますが、練習の強度と頻度はしっかりと考えるべきです。小学生はパワーがないからケガのリスクは低いですが、蹴りすぎると恥骨炎などを引き起こす可能性はあります。蹴ることに特化したり、同じ部位ばかり酷使したりすることは関節を痛めたり、成長痛を引き起こしたりします。
取材現場ではコンディショニングのプロといろいろなお話をすることができました。ドイツやオランダと比べ、日本では負荷のことを考慮せず練習すればするほど良いという風潮があり、育成年代から体を酷使した結果からくるケガや発育への影響(身長の伸びなど)も多いそうです。技術を習得するためにはある程度の反復練習が必要となりますが、負荷や披露の考慮、選手がサッカーを楽しみ自発的に行動することは、長期的に見て育成年代の選手にとって非常に大切なことだと思います。練習をしすぎてケガをしたら、結果的に休んでいる時間が増えてしまうかもしれません。大人(親や指導者)からの過度のプレッシャーで燃え尽きてしまったら、子供がサッカーを楽しむ時間や才能を開花するチャンスを失ってしまうかもしれません。
自分はヨーロッパに行って、日本でサッカーをしていた時よりもケガをすることがとても少なくなりました。ヨーロッパの練習の方がはるかにボディーコンタクトも強く、何回もチームメイトに削られましたりしましたが、疲労からくるケガはほとんどありませんでした。日本の練習ではどちらかと言ったら義務的にすね当てを着用していましたが、ヨーロッパに行って初めて自分から練習時にすね当てをつけようと思いました。
日本との大きな違いの一つは、練習の長さと頻度でした。自分が学生時代、日本でサッカーをしていた時は、1回の練習が2~3時間、もしくは「いつまでやるの?」と思うくらい長い時もありました。また、「365日のうち何日休みがあるの?」というくらいほぼ毎日のように練習がありました。疲労してくると集中力やコーディネーションが低下し、捻挫などのケガのリスクも高まります。「1日休んだら3日後退する」とある指導者に言われたこともありますが、選手の身としては疲労がどんどん溜まっていきますし、サッカー以外のことをする余裕もなくなってしまいます。
自分がドイツやチェコでプレーしたクラブの練習は、長くても90分、大抵の場合もっと短かったです。日本の高校時代の走り込みよりもフィジカル的にきつい練習は1度もなかったです。しかし、短い時間の中で、試合と同じように1つ1つのプレーに集中して全力を出すことは非常に大事でした。現在でもドイツの練習時間は最大で90分くらいで、小学生年代の平均練習日数は週3回くらいだと思います。高校生年代でもレベルによりますが週に1~3回は必ず休みがあります。
また、ドイツでは夏にシーズン(リーグ戦)が始まりますが、クリスマスあたりから約1ヶ月~1ヶ月半くらいはチーム活動をしないオフ期間にはいります。練習も試合もありません。さらに5月くらいにシーズンが終了してからも1ヶ月半くらいシーズンオフになります。大人から子供まで、リーグ戦がなくチーム活動もしません。年に2回も練習も試合もしない長期休暇期間があります。それでもドイツは世界のトップをキープしていますし、これからもトップで居続けようと試行錯誤を重ねています。
こういった経験からも、ただ量を求めるのではなく、練習・試合と休息のバランスを考えることは大切だと思います。そして、練習や試合では心も体もなるべくフレッシュな状態で参加し、選手たちには全力を出してもらいたいと思います。
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冬のシーズンオフの間にドイツで行われている壁ありサッカー、Hallenfußball(ハーレンフースバル)。U-17 Keramik-Cup(ケラミックカップ)に日本から東京ヴェルディが参加した。ケラミックカップは今年で35回目、日本チームは今年で9回目の参加となる。前回は浦和レッズが参加。
ここ数年アメリカのサウスカロライナ・ユナイテッドFCも参加しており、毎年同じ宿に泊まり、大会以外の行動も一緒にしている。試合前日はフランクフルトにあるドイツサッカー協会を訪問。
サウスカロライナ・ユナイテッドからはいつも通りCEOのロンや監督のロブなどの他に、今年はシェフィールドやレスターなどでプレーしていたリー・モリスも同行。U-23のGMに就任した。
大会スポンサーの一つシュトイラーKCHの招待で東京ヴェルディとサウスカロライナ・ユナイテッドFC合同の夕食会。
去年から体育館に人工芝が敷かれ、大会が行われている。今年はドイツ国内外から14チームが参加。7チームずつ2グループに分かれ予選グループリーグが行われた。上位4チームがベスト8に進出。
これまでの日本チームの最高成績は2011年に参加した東京ヴェルディのベスト8。それ以外は東京ヴェルディ12位、ベガルタ仙台9位、尚志高校15位、浦和レッズ11位と12位など惨敗している。
ここ数年、地元でGKコーチをしているオリバーが日本チームのサポートに入ってくれている。GKのアップも手伝ってくれた。
ヴェルディは予選を3勝3敗の4位で通過し、久々のベスト8進出。
3-2 サウスカロライナ・ユナイテッドFC(アメリカ)
1-0 カールスルーアーSC
1-4 シャルケ04
2-4 1.FCケルン
1-2 1860ミュンヘン
6-2 EGCヴィルゲス
グループA:
1位 シュトゥッツガルト
2位 メンヒェングラートバッハ
3位 レヴァークーゼン
4位 ポズナン(ポーランド)
5位 1860ミュンヘン
6位 EGCヴィルゲス
7位 サウスカロライナ・ユナイテッドFC(アメリカ)
グループB:
1位 1.FCケルン
2位 カールスルーアーSC
3位 シャルケ04
4位 東京ヴェルディ
5位 TuSコブレンツ
6位 1.FCカイザースラウテルン
7位 ウォルバーハンプトン・ワンダーズ(イングランド)
これまで参加してきた日本チームは失点したりすると相手や会場の雰囲気に呑まれ、体格が勝る相手に追い込まれて1対1になって潰されたり、前掛りになってカウンターを食らったりして、自滅するパターンが多かった。今回のヴェルディは予選で負けた試合からなんとか立て直し、GKを使ってゲームを組み立てたり、ビビらずにボールを受けたりすることができるようになると、内容でも上回ることができた。
今回のベスト8は逆グループ1位のシュトゥッツガルト。お互いギリギリのところで失点を防ぎ、最後はヴェルディがPKで勝利。日本チーム初の準決勝進出。
0-0 (6 PK 5) シュトゥッツガルト
準決勝の相手は、グループリーグで4対1で負けたシャルケ。グループリーグではこちらがやるべきテンポ良いプレーやテクニックを活かしたアクションを相手が行い、いいようにやられた。
準決勝では呑まれることなくゲームを支配することができた。2対2から最後はPKで勝利。
2-2(4 PK 2) シャルケ04
この大会にはブンデスリーガや海外のプロクラブの下部組織が参加し、過去にもイブラヒモビッチ、ノイアー、ザネ、ケディラ、テア・シュテーゲン、キミッヒ、ボアテング、マリオ・ゴメス、シャキリ、ヌリ・サヒンなどなど多くのトッププレーヤーも参加し、数年後にプロデビューを果たしている。
決勝は力尽き、ポーランドのポズナンが2年連続優勝となった。
0-8 ポズナン(ポーランド)
来年も日本からケラミックカップに出場予定で、日本予選は毎年夏に行われている。
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ベースボール・マガジン社から、3冊目の本を出版しました。今回はテーマごとに1日のトレーニングをどのように発展させていくのか、いくつかの例を挙げました。ウォーミングアップからメインまでつながりのある練習メニューを提示しています。
序章:
ファーストタッチ
ボールコントロールから次のアクションへ
第1章:
ボールコントロールからパス
第2章:
ゴール前のファーストタッチ
第3章:
背後のディフェンダーに対するボールコントロール
第4章:
浮き球のボールコントロール
第5章:
ビルドアップ/カウンターの中のボールコントロール
はじめに
「テクニックはすばらしい、だけど・・・」
「とても面白いプレーをする、だけど・・・」
「日本のジュニア年代では素晴らしい選手がたくさんいる、だけど・・・」
日本の育成年代のチームと一緒にドイツに行って試合をしたあとや、ドイツの友人が日本に来て試合や練習を見たあと、ドイツの友人たちからこのような感想を耳にすることがよくあります。どの年代でもボール扱いは褒められる一方、1対1の甘さや基本的な個人戦術の欠如、状況把握や判断の悪さなどを指摘されます。
フィジカル面や戦術理解の面で比較的差が少ないジュニア年代では、ボール扱いのスキルを磨いている日本のチームが海外のチームを驚かすこともありますが、年代が上がるにつれてフィジカルやメンタル面、そして、特に戦術面の差が顕著になってくると、上述したコメントを耳にすることが多くなります。
本書はテクニックにおける”ボールコントロール”がメインテーマになっていますが、ただのボール扱いのスキル向上メニューではなく、将来に向けて幅広い土台作りを構築していくために、他のテクニックや戦術的要素を含めた複合的なメニューが多数掲載されています。難易度を調整すればどのような年代やレベルにも適用できるメニューが多く、実際に、僕が現在指導している小学生チームとJリーグ昇格を目指している社会人チーム”東京23FC”で本書内の同じメニューを行うときもよくあります。コーチングポイントを変えればさまざまなテーマにも応用可能ですので、いくつかの例を参考にアイデアを発展させてみてください。僕も、自分の教えた選手たちがドイツの友人たちに前述のようなコメントを言われないように努力していきます。
撮影に協力してくれたフッチサッカークラブの皆さん、ありがとうございました。
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今年で34回となったドイツで毎年行われている室内サッカー大会、U-17 Keramik-Cup(ケラミックカップ)。日本大会で優勝した浦和レッズユースがドイツの本体会に参加した。
ドイツではHallenfußball(ハーレンフースバル)と呼ばれるこの競技は、フットサルコートほどの大きさのフィールド内でキーパーを含めた5対5で行われる。ボールは5号級でボディーコンタクトはサッカーと同じ。フィールドが高さ1mほどの壁に囲まれていて、ボールが壁を超えない限りプレー続行。
到着翌日は観光。
ボンのハリボ工場でグミを買いまくる。
ケルン体育大学を見学。
去年から参加しているアメリカのサウスカロライナ・ユナイテッドのロンと再開。大会会場で練習試合。
今大会は全14チームが参加。
1次リーグは、7チームずつ2グループに分かれての総当たり戦。
グループA
1位: シャルケ
2位: レヒ・ポズナン(ポーランド)
3位: シュトゥッツガルト
4位: 1.FCケルン
5位: TuSコブレンツ
6位: 浦和レッズ
7位: 1860ミュンヘン
グループB
1位: レヴァークーゼン
2位: ハンブルガーSV
3位: カールスルーエ
4位: メンヒェングラートバッハ
5位: RBライプツィヒ
6位: サウスカロライナ・ユナイテッド(アメリカ)
7位: EGCヴィルゲス
上位4チームが準々決勝に進出。
大会初日の夜は、毎年恒例のレセプションパーティー。
ここ数年日本チームのアシスタントをしてくれているオリバー。ドイツでGKコーチをしている。
準々決勝:
シャルケ 4-2 メンヒェングラートバッハ
ポズナン 2-1 カールスルーエ
シュトゥッツガルト 5-3 ハンブルガーSV
1.FCケルン 2-5 レヴァークーゼン
準決勝:
シャルケ 2-3 ポズナン
シュトゥッツガルト 8-6 レヴァークーゼン
3位決定戦:
シャルケ 2-4 レヴァークーゼン
決勝:
ポズナン 5-3 シュトゥッツガルト
ポーランドから初出場のレヒ・ポズナンが初優勝。
多くのチームに代表クラスの選手が所属していて、毎年、ベスト8以上になると実力が拮抗している。過去にはノイアー、ボアテング、ケディラ、ドラクスラー、ポドルスキーなどもケラミックカップに参加している。
今回で日本チームは7回目の参加となったが、トップクラスのチームと対等のゲームをすることができなかった(日本チームの過去最高は東京ヴェルディのベスト8)。
すぐに相手のプレッシャーを受けてしまう狭いフィールドの中で、毎回のごとくボディーコンタクト時に力の差を感じるが、ボールを受ける前の予備動作や身体の向き、状況把握、ファーストタッチなどそれ以外の面でもレベルの差が出てしまう。リフティングをやらせたら日本のチームは一番うまいが、プレッシャー下で戦術的な意図のあるボール扱いができないと、フィールド内では追い込まれてほとんど何もできず。
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ベースボール・マガジン社から2冊目の著書が出版されました。
ドイツ流サッカーライセンス講座
『世界王者』が明かす実戦的トレーニング理論
※ 試合に即した実戦的トレーニングメニュー100収録
(それぞれのテーマごとに20種類のトレーニングメニュー)
プロローグ: ワールドカップ優勝までの長い道のり
(ドイツサッカー協会所属 指導者養成責任者 ベルント・シュトゥーバー)
第1章 ゲーゲンプレッシング Gegenpressing
・ プレッシングの種類
・ 4局面の中のゲーゲンプレッシング
・ ゲーゲンプレッシングの役割、判断基準、求められる能力
・ 20のトレーニングメニュー
第2章 カウンター Konter
・ ドイツにおける攻撃の分類
・ 4局面の中のカウンター
・ カウンターの種類開始位置、求められる能力
・ ドイツサッカーにおけるボールポゼッション
・ 20のトレーニングメニュー
第3章 プレッシング Pressing
・ マンマークとゾーンディフェンスの比較
・ プレッシングの種類
・ プレッシングで求められる能力
・ 20のトレーニングメニュー
第4章 1対1 1 gegen 1
・ 現代サッカーにおける1対1の重要性
・ さまざまな1対1における攻守のポイント
・ 1対1で求められる能力
・ 20のトレーニングメニュー
第5章 ゴールキーパー Torwart
・ GK大国ドイツにおける選手育成
・ GKに求められるテクニックとは
・ 3つに分けられたシュートゾーン
・ GKの戦術意図や行動を理解する
・ 20のトレーニングメニュー
(元ドイツU-16GKコーチ ヨーク・エマリッヒが担当)
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2015年1月17日18日に、第33回となる壁ありサッカー大会・U-17ケラミックカップがドイツのモンタバウアで開催された。FIFA、UEFA、ドイツサッカー協会などにサポートされており、今年は6ヶ国から全16チームが参加。
ケラミックカップは、ドイツで冬のシーズンオフの間に行われるHallenfußball(ハーレンフースバル)という競技の大会。”ハーレンフースバル”とは直訳すると”室内サッカー”で、フットサルコートほどのフィールド内でGKを含めた5人制壁ありサッカー。高さ1mほどの壁にフィールドが囲まれており、壁を超えない限りプレー続行。ボディーコンタクトはサッカーと同じで、スライディングタックルもあり。
グループA
1位:カールスルーエSC
2位:サウスカロライナ・ユナイテッドFC(アメリカ)
3位:ボルシア・メンヒェングラートバッハ
4位:EGCヴィルゲス
グループB
1位:1860ミュンヘン
2位:1.FCケルン
3位:FCバーゼル(スイス)
4位:尚志高校
グループC
1位:VfBシュトゥッツガルト
2位:RBライプツィヒ
3位:FCシャルケ04
4位:IFKイェテボリ(スウェーデン)
グループD:
1位:バイヤー・レヴァークーゼン
2位:1.FCカイザーズラウテルン
3位:ブレンビーIF(デンマーク)
4位:TuSコブレンツ
1位はベスト8に進出。
それぞれのチームには各国の代表クラスの選手が所属しプレーしていた。2・3年後にはブンデスリーガなどでプロデビューする選手も多い。
過去には、ノイアー、ケディラ、ボアテング、ドラクスラー、ポドルスキー、ゴメスなど、現ドイツ代表選手もケラミックカップに出場した。
ドイツ国外では、イブラヒモビッチ、シャヒン、シャキリなども出場している。
ベスト8:
レヴァークーゼン 2-1 ライプツィヒ(前回優勝)
カールスルーエ(一昨年優勝) 4-1 シャルケ
1860ミュンヘン 4-1 ブレンビー
シュトゥッツガルト 1-1(5PK6) ケルン
準決勝:
レヴァークーゼン 1-1(5PK4) カールスルーエ
1860ミュンヘン 1-1(6PK5) ケルン
決勝:
レヴァークーゼン 4-4(3PK2)1860ミュンヘン
ベスト8になると、攻守の1対1、プレッシャー下でのテクニックや判断、切り替えの速さ、シュート、パワーなど質の高いプレーが多く見られた。
基本的には闘い。その中で数年後にプロになりそうな選手は違いを生み出していた。
全体的にブンデスリーガのクラブは、日本よりも体格やパワーで優れているが、戦術面でも上回っているように思える。素早い動きやボール扱いだけ見れば日本人の方が優れているように見えるが、戦術的な判断を伴っていないプレーが多く見受けられる。身体の向き、ファーストタッチ、ポジショニングなど、基本的だが重要なことを身につけなければ、日本人の長所も生きてこないと思う。
ドイツの育成年代代表選手が数人所属したレヴァークーゼンが優勝。
去年日本を訪れたヴィルゲスのオリとシャルケのマルコと再会。
また来年。
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福島県の高校サッカー部とアメリカのサウスカロライナ・ユナイテッドFCと、ブンデスリーガ1部バイヤー・レヴァークーゼンのアカデミーを見学した。
アカデミーでは、U-8からU-17までのチームが活動している。
これまではU-19チームもここで活動していたが、プロチームとの関係を深めるために、現在はプロと同じ場所で練習している。夏からはU-17チームもプロチームのそばで練習を行うらしい。
それぞれのチームごとにロッカールームが割り当てられている。
入口に入ると、壁にアカデミーのサッカー哲学が貼られて、11項目が掲げられていた。
1.私たちは試合を支配したい。
2.私たちの試合は、リズム、創造性、楽しさ、アグレッシヴさ、選手の主体性によって表現される。
・・・
9.私たちは攻撃にも守備にも素早く切り替える
10.全ての選手が重要で、常にどのような状況でもそれぞれの役割を持っている。
ウエイトルーム。
最初は軽い負荷でスクワットなどのフォームを整え、成長するにつれて負荷をアップしていく。日本ではどちらかといえば持久力系に重きが置かれがちだが、ドイツでは育成年代から日本よりもパワーやスピードに取り組んでいると感じられる。
ウエイトルームや通路にはいろいろな言葉が貼られていた。
右上
「何かを求める者は、道を見つける。何も求めない者は、言い訳を見つける」
一生懸命トレーニングしないなら家に帰れ。
ヘディングトレーニング専用ポール。レヴァークーゼンにはヘディング専門コーチもいる。
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