カテゴリー「German Football (ドイツサッカー)」の132件の記事

2009年4月16日 (木)

アレン来襲 2009

前回の来襲から早3年弱。チェコから友達のアレンが再びドイツを来襲した。

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<ドイチェスエックにて>

アレンとは、チェコのプラハに住んでいた時に知り合った。現在、アレンはチェコのピルツェンという街に住んでいる。俺がチェコからドイツに戻ってから、今回ですでに4度目の来襲となる。

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<デュッセルドルフの大会会場にて>

アレンもサッカーをしていて、ドイツで会うときはいつも一緒にボールを蹴っている。
今回、デュッセルドルフで行われていたU19の国際大会を観戦。大会には、日本高校選抜のほか、チェルシー、ビジャ・レアル、PSVアイントホーフェンが海外から参加。日本高校選抜は、5チームのグループリーグで1分3敗の5位。優勝はドルトムント。

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<スペイン料理をつまむアレン>

コブレンツにある行きつけのイタリアとスペインレストランも来襲。ちなみに、好きな飲み物はホットチェコレート。

今回もあっと今の来襲。
次はドイツかチェコか日本か。また会おう。

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2009年4月13日 (月)

ブンデスリーガ08/09シーズン レバークーゼン対ブレーメン

レバークーゼン対ブレーメンの試合を観にいった。
レバークーゼンのホームスタジアムが増築中なので、40kmほど離れたデュッセルドルフのLTUアレーナで試合が行われた。このスタジアムは現在ドイツ3部リーグのフォルトゥナ・デュッセルドルフがホームスタジアムとして使っていて、2006年ワールドカップ前のテストマッチでは日本がマルタと対戦(1-0)した。ここでCMの収録に参加したこともある。

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<ブレーメンファンが集まるゴール裏から>

急に観にいくことになったので、スタジアムで当日券を購入。チケット売り場で「どっちのファンか?」と聞かれたので「どっちでもない」と答えたら、すぐにチケットを売ってくれた。 そのまま近くのゲートに向かったら、緑だらけのブレーメンファンのコーナーだった。ブレーメンの試合をスタジアムで見るのは初めてなので、ちょうど良かったかもしれない。ただ、俺は赤いTシャツを着ていたので、レバークーゼンファンに間違われたかもしれない。

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<ゴール裏のブレーメンファン>

今シーズンはレバークーゼンもブレーメンもパッとせず、両チームとも真ん中の少し上くらいの順位。UEFAカップ圏内にも入っていない。ただ、両チームとも代表クラスの選手をごろごろそろえているので、カード的にはけっこういい試合。ドイツ代表だけでもこの試合に10人出場していた。ディエゴは出場せず。

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<スタジアムを後にするブレーメンファン>

借りているスタジアムだからか、いまいちレバークーゼンファンが乗り切れていないような気がした。チームもここ6試合ホームで勝ち星がない。

この試合ではスイス代表のバルネタがミドルシュートで先制するも、ペルー代表のピツァロのヘディングで同点に追い付かれて結局引き分けに終わった。内容的には質の高いプレーを見ることができたので結構面白かった。

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2009年3月27日 (金)

無敗のザールブリュッケンと対戦

現在リーグ首位を独走している1.FC Saarbruecken(ザールブリュッケン)とアウェイで対戦。昨年のホームでの試合では0-4で惨敗しているだけに、なんとしてでも一矢報いたいところ。

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<選手入場>

ザールブリュッケンは数年前までブンデスリーガ2部に所属していたけど、2007年にオーバーリーガ(4部)まで降格。昨シーズンはあと一つのところで昇格を果たすことができなかったけど、今シーズンはこれまで負けなしの19勝4分。プレシーズンマッチでも上のリーグ相手に負けなしだったらしい。

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<ザールブリュッケンのファンブロック>

Wirges(ヴィルゲス)は現在リーグ4位。今年に入ってからはリーグ戦3連勝、カップ戦2勝と負けなしで絶好調。プレシーズンマッチでは、ブンデスリーガ2部に所属するヴィースバーデンの1軍2軍混合チームに2-0で快勝している。

チームメイトのエシィと俺は、昔ザールブリュッケンのサテライトチームで一緒にプレーしていた。しかも、今のザールブリュッケンの監督は、当時サテライトチームで指揮を執っていたディーター・フェルナ。観客も3500人入り、懐かしいけど気合いも入る。

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<デニス(左)、ドリブルするマルコ、チジー(右)>

守備も安定していて、破壊力ある3トップを持つザールブリュッケン。ヴィルゲスはまず守備を固めて、カウンターとセットプレーでチャンスをうかがった。

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<敵選手をタックルで刈る俺>

このプレーでイエローカードをもらった。
俺は左サイドバックで出場したので、相手3トップ右のモッツァイン・ザマーとマッチアップ。こいつはスピードとテクニックがあり、サイドから中に切り込んでシュートまで持っていくのを好む。

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<ゴールを決めたスロボ(左)とマルコ(右)>

前半30分くらいまではきっちり守っていたけど、セットプレーのセカンドプレーで陣形が乱れたところにクロスを入れられて先制点を取られてしまった。相手が勢いづいてやばい雰囲気になりかけたけど、前半終了間際のコーナーキックからスロボがこぼれ球を押し込んで同点に追い付く。

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いい時間帯に同点に追いつきハーフタイムを迎える。 

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<俺(左)、チジー(中)、ジミー(右)>

ダブルボランチの左を務めたキャプテンのチジー、左サイドハーフのジミー、左サイドバックの俺。3人がうまく機能して、左サイドの守備を固めることができた。

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<競り合うマヌエルと俺>

後半に入り、次々に攻撃を仕掛けてくるザールブリュッケン。ヴィルゲスはほとんど攻撃する時間がなく、体を張ってなんとか死守。

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<ヌェラー(左)とデニス(右)>

運とキーパー・アギムのファインセーブもあり、1-1のまま試合は終了。敵なしのザールブリュッケン相手にアウェイで貴重な勝ち点1を取ることができた。

強敵相手に何とか一矢を報いることができ、監督ハンズィも内容と結果に満足。シーズンのハイライトとなる試合で悔いを残すことなく終えることができた。この後も気を抜かず、負けなしの記録を更新していきたいところ。

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2009年3月18日 (水)

TSG 1899ホッフェンハイムの練習見学

ドイツで今シーズン話題となっているTSG 1899 Hoffenheim(ホッフェンハイム)の練習を見学してきた。ホッフェンハイムは、2007年にレギオナルリーガ(旧3部)からブンデスリーガ2部に昇格した後、すぐにブンデスリーガ1部に昇格。今シーズンのブンデスリーガの折り返し地点では、2部から上がってきたばかりのホッフェンハイムが首位に立っていた。

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<研修をしているトムと>

2005年のC級ライセンス講習を一緒に受講したトムと約4年ぶりに再会。ホッフェンハイムで研修をしていたので、今回練習を見に来るように誘ってくれた。

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<ミニコートでのゲーム>

前日にテストマッチがあったため、この日の練習は2グループに分かれて行われた。片方のグループはテクニックコーチと一緒に練習。このコーチはテクニックだけを担当しているらしい。他にも再分化が進んでいて、チームによっては、キーパーコーチ、フィジカルコーチの他にもメンタルコーチやヘディングコーチ、スローインコーチなどをそろえているところがあるらしい。

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<フォワードのオバシと>

チームが結果を残していることもあり、ホッフェンハイムからもドイツ代表に何人かの選手が召集されている。練習後、ナイジェリアのオバシと記念撮影。

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<できたばかりのスタジアム前で>

これまでチームの躍進にスタジアムの規模が追い付かず、今年になってようやく新スタジアムが完成。というか、まだ工事しているところが多かった。

後半戦、どうなるものか。チーム会長は、欲張らず5位以内を目指すと言っていた。

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2009年2月28日 (土)

ヴィルゲスCユースのコーチに就任

 今シーズン後半戦から、自分の所属するWirges(ヴィルゲス)でユースチームの指導にも携わらせてもらっている。担当チームはCユース(14~15歳)。練習は週3回で、1回の練習時間は1時間15分から1時間30分。限られた時間の中で、できる限り能力を伸ばせるようにやっていかなければいけない。

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<ヴィルゲスのCユース>

<後列左から>
俺、監督デニス、アレックス、フランツォ、アルメンド、マックス、エフタル、ハカン、ラファエル、ベアティ、クリスティアン、ヨハン
<前列左から>
オリバー、フラクロン、ゼルチャン、ゼミ、ボラ、トム、ゼファ

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<まだ雪の残るプレシーズンマッチ>

最初の試合は、昨年2-6くらいでぼこられたという一つ年上のカテゴリー(16~17歳)のモンタバウアの女子チーム。ヴィルゲスは明らかに力の差を見せて6-1くらいでリベンジを果たした。

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<公式戦前>

去年行われたリーグ前半戦は2位。今年に入り6-2、6-1、13-1、9-0と快勝を続けてとうとうリーグ首位に浮上した。目標は、残り試合を全勝してリーグ昇格。選手たちはまだまだ伸びる要素を持っている。

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2009年2月25日 (水)

川越水上公園のドイツサッカー視察

 ケラミックカップ2009終了後、川越水上公園の人たちと一緒にほかの施設の見学へ向かった。ケラミックカップを仕切ったアルフォンス統括本部長も一緒に付き合ってくれた。

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<ケラミックカップVIPレセプションにて>

まずはフランクフルトのDFB(ドイツサッカー協会)を訪問。DFBを訪れるのは、去年の11月ぶり。施設を見学後、担当の人と少しミーティング。

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<アルフォンス、DFBの受付にて>

その後、稲本選手が所属するアイントラハト・フランクフルトのホームスタジアム、コメルツバンク・アレーナへ。ちなみに、フランクフルトにはアイントラハトとは別にブンデスリーガ2部のチームもあり、コメルツバンクアレーナをホームスタジアムとして使っている。

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<フランクフルト>

選手控え室やVIPラウンジ、記者会見場などを見学。

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<カフェで息抜き>

フランクフルト見学を終えた後はケルンへ。

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<ケルンのスタジアム>

1FCケルンの練習場やホームスタジアムを見学。

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<ケルンの大聖堂>

昔ドイツで一緒にサッカーをして、今は川越水上公園でコーチを務める友達のジョウが2008年の春に選手3人とドイツを訪問した。

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<アルフォンス総統とジョウの初対面、2008年の春>

埼玉県川越水上公園では、今年の7月8月にケラミックカップ日本予選が開催される。優勝チームは2010年にドイツで行われるケラミックカップ本選に参戦。どこが優勝するか、行けばわかるさ。

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2009年2月24日 (火)

ドイツU17 ハーレンフースバル・ケラミックカップ2009の裏側

 1月17日と18日に、ドイツのラインラント・プファルツ州モンタバウアで行われた第27回Keramik Cup(ケラミックカップ)。ドイツU17カテゴリーで最大の室内サッカーイベントに、埼玉県から川越水上公園の人たちが視察に訪れた。ここでは、昔ドイツで一緒にサッカーをした友達のジョウが少年サッカーチームのコーチをしていて、今回またドイツに舞い戻ってきた。

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<入口でVIP用のバンドを巻いてもらう>

 
このケラミックカップは毎年1月に開催されていて、大会の質を保つために、基本的にはプロの下部組織しか出場できない。大会にはブンデスリーガや海外のプロチームの下部組織が毎年参加している。

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<試合を見守るヴィルゲス陣営>

 
今年は海外からオーストリア・ウィーン、ブレンビー・コペンハーゲンが参加。また、地元枠として、俺の所属しているWirges(ヴィルゲス)のU17チームも毎年参加している。去年参加した選手たちや来年参加する選手たちも会場に足を運ぶ。

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<食事をとるケルン>

 ヴィルゲスの元会長アルフォンスがこの大会を取り仕切っていることもあり、今回、何から何かまでいろいろと面倒を見てくれた。

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<ジョウとVIPラウンジにてカフェタイム>

 会場はそれほど大きくないけど、VIP席と一般席に分かれていていつもいっぱいになる。スポンサーや各チームスタッフなどは、ドリンクや食事サービスの用意されたVIPラウンジを使うこともできる。

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<大会の後片付け>

 2日間にわたる大会はカイザースラウテルンの優勝で幕を閉じた。大会には多くの人たちがボランティアとして関わり、大会に参加したヴィルゲスの選手たちも会場の後片付けを手伝った。

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<記念のケラミックカップグラス>

 1日目と2日目の間にはVIPレセプションがあり、ヴィルゲス市長や各チームのスタッフ、スポンサーなどの大会関係者が大勢集まった。

大会の映像はこちら

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<酒を勧められるかんちゃん>

 大会の大きな目的は、サッカーによる青少年スポーツ活動や教育の促進。スポンサーやボランティアの人たちによって大会が支えられている。

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<レセプションを取り仕切るアルフォンス統括本部長>

「おまえらぁ、出てこいやぁー!」

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<川越水上公園から大会へのお土産>

 レセプションではメインスポンサーや各チームが紹介される。日本から視察に訪れた川越水上公園も暖かく迎えられ、地元テレビのインタビューも受けた。川越水上公園では2009年の夏にケラミックカップ日本予選が開催され、その優勝チームが2010年ケラミックカップ本選に出場することになっている。

 ちなみに、2008年の春には川越水上公園の3選手がジョウとともにドイツを訪れ、ブンデスリーガのチームに練習参加したりホームステイしたりいろいろな活動を行った。

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<盛り上がり踊り始める>

 会場ではDJが場を盛り上げお祭り騒ぎとなった。ブレンビーのスタッフが終始「フーフー」と奇声をあげていた。次の日に大会があるにもかかわらず、最後の人が帰るまでレセプション(飲み会)は続くと言っていた。

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<はしゃぎすぎて眼鏡を壊すジョウ>

それでは、川越水上公園の日本予選か2010年のドイツ大会でまた。

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2009年2月21日 (土)

ドイツU17 ハーレンフースバル・ケラミックカップ2009

 1月17日と18日に、ドイツのラインラント・プファルツ州モンタバウアで第27回ケラミックカップが開催された。ケラミックカップ(Keramik-Cup)とは、毎年1月に開催されているドイツU17カテゴリーで最大のハーレンフースバルのトーナメントで、ブンデスリーガの下部組織や海外のプロチームの下部組織が毎年参加している。

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<開会式>

 Hallenfussball(ハーレンフースバル)とは「室内サッカー」という意味で、冬の間リーグ戦が中断する時期に、プロ、アマ、ユース年代のそれぞれの大会がドイツ各地で行われる。ルールは地域や大会によって少し異なるけど、基本的なルールはキーパーを含めた5対5のミニサッカー。日本のフットサルと違うところは、スライディングタックルがありのガチンコ勝負で、フィールドの四方が1mくらいの壁に囲まれている。(会場によっては、サイドラインだけに壁があったり、片方のサイドだけ壁がある場合がある。)

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<ケルン対コブレンツ>

 
今年は大会に15チームが参加。ブンデスリーガからは、ハンブルガーSV、カイザースラウテルン、シャルケ04、フランクフルト、メンヒェングラートバッハ、ヘルタ・ベルリン、ドルトムント、ケルン、レバークーゼン、シュトゥッツガルト、カールスルーエ、TuSコブレンツ。海外からは、オーストリア・ウィーン、ブレンビー・コペンハーゲン。また、地元枠として、俺の所属しているWirges(ヴィルゲス)のU17チームも参加した。

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<ゴール横に控える選手たち>

 今年のケラミックカップは出場チームが増えたため、1試合が12分1本勝負(去年は15分1本勝負)。交代は何度でも自由で、交代選手は自陣のゴール横の壁の後ろに控えている。交代する時は、壁を飛び越えてフィールドに入っていく。

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<地元ヴィルゲス>

 ヴィルゲスは地元枠として毎年大会に参加している。毎年良い成績を収めていないので、今年も周りの強豪相手に初めはビビッていたけど、試合をやるごとによくなっていった。ブンデスリーガのチーム相手に善戦し、フランクフルトを退けて2次リーグに進出を決めた。

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<カールスルーエ対ハンブルク>

 大会は、FIAFA、UEFA、ドイツサッカー協会にもサポートされていて、熱戦が繰り広げられる。 

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<ちびっこのエキシビジョンマッチ>

 ブンデスリーガ2部に上がって2シーズン目で、開催地からすぐ近くのTuSコブレンツも今年は大会に参加。残念ながら1次リーグで敗退。

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<ジョウたちと観戦>

 埼玉県の川越水上公園の人たちも大会を視察に。大会を取り仕切るアルフォンスが元ヴィルゲスの会長だった関係で、来年は日本チームもケラミックカップに参戦。

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<健闘したヴィルゲス>

 15チーム中12チームが2次リーグに突破する。2次リーグは、3チームずつ4グループに分かれてのリーグ戦。それぞれのグループの上位2チームがベスト8に進出する。

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<PKの距離は9m>

 ベスト8に進出したチームは、カイザースラウテルン、ウィーン、ケルン、ハンブルク、メンヒェングラートバッハ、ベルリン、カールスルーエ、ブレンビー・コペンハーゲン。準決勝1試合目では、カイザースラウテルンがケルンにPKで勝利。もう一つの準決勝ではメンヒェングラートバッハがブレンビーに4-2で勝利。 

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<優勝したカイザースラウテルン>

 優勝はカイザースラウテルン、2位メンヒェングラートバッハ、3位はブレンビー、4位はケルンという結果に。

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<大会を取り仕切ったアルフォンス総統>

大会の映像はこちら 

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2009年2月 1日 (日)

ライニー ブンデスリーガのコットブスへ移籍

冬休みで中断していたブンデスリーガが1月30日に再開した。今年最初の試合はハンブルク対バイエルンの一戦で、1-0でホームのハンブルクが勝利した。

シーズン後半戦に向けて、ヨーロッパのチームは冬の間に選手補強を行う。この冬の間の移籍期間は1月31日までとなっていて、締切ぎりぎりになって新しいチームと契約する選手もいる。

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<コットブスのヤン・ライノホ(右)>

ブンデスリーガのサイトを見ていたら、最新情報のところに、現在ブンデスリーガ1部で18チーム中17位のEnergie Cottbus(エネルギー・コットブス)が新しい選手を獲得するという記事が載っていた。見覚えのある選手だと思ったら、昔チェコのプラハで一緒にプレーしたチェコ人のJan Rajnoch(ヤン・ライノホ)だった。

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<コットブスと契約したライニー>

ヤン・ライノホのあだ名はライニー。ライニーとは2003/04シーズンにチェコリーグのBohemians Praha(ボヘミアンズ・プラハ)で一緒にプレーした。やんちゃ坊主ぽいところもあったけど、当時から主力として活躍していた。

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<ボヘミアンズ時代のライニー>

ポジションは中盤の底で、テクニシャンというよりは潰し屋タイプ。思い切った攻撃参加で得点力もある。俺のチェコリーグデビュー戦でもライニーが2点目を決めて、ホームでの試合を2-0で勝つことができた。

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<ボヘミアンズでのデビュー戦後>

昔はチェコ2部リーグで一緒にプレーしていたが、ライニーは今ではチェコ代表にも召集され、最近の2試合に出場した。コットブスとの契約は今シーズンの終わりまでで、その後は契約延長のオプションも用意されているらしい。

ブンデスリーガデビュー戦では、首位のHoffenheim(ホッフェンハイム)と対戦して0-2で負けてしまったけどこれは仕方ない。試合のハイライトでは、相手選手の激しいタックルをくらってストッキングがびりびりに破れているシーンも流れていた。がんばれライニー。

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2009年1月26日 (月)

ハーレン・フースバル ハッヘンブルガー・ピルズ・カップ2009

冬のシーズンオフの間に、ドイツでは室内サッカー(Hallenfussball)の大会が各地で開催される。Hallenfussball(ハーレン・フースバル)と言われるこの競技は、冬休みの間の体作りや楽しみとして、プロからアマチュアやユース年代のあいだで幅広く行われている。Wirges(ヴィルゲス)は、今年もこの地域最大の大会Hachenburger Pils Cup(ハッヘンブルガー・ピルズ・カップ)に参加した。

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ハーレン・フースバルは、室内で行われる5対5のガチンコサッカーで、日本で行われているフットサルとの大きな違いは、フィールドが壁で囲われていて、スライディングタックルや激しいボディコンタクトもあり。硬い床と激しいボディコンタクトのため、1試合やれば打撲は当たり前で、俺も1日目の予選3試合に出場し右足首を負傷。

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<俺の代わりに召集されたマニー>

ヴィルゲスはこれまで2007年と2008年大会で、最多得点チーム賞、得点王、最優秀選手賞のタイトルを獲得しているけど、両大会とも決勝で負けて準優勝に終わっている。ちなみに、普通のサッカーでは決定力不足の俺だけど、ハッヘンブルガー・ピルズ・カップの2007年大会では得点王を獲得した。

1日目は予選で、3試合を3勝で終えた。チームは2日目に進んだけど、俺は右足の負傷でリタイア。代わりにマニーが招集された。

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ヴィルゲスは2日目も順当に駒を進めてまたまた決勝に進出。決勝の相手は、去年と同じLangenhahn(ランゲンハーン)。ランゲンハーンはヴィルゲスより一つ下のリーグ(州1部)に所属しているチームだけど、今シーズンはヴィルゲスから3選手を獲得して補強を進めている。

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去年の雪辱を果たし、初優勝を果たしたヴィルゲス。優勝、最多得点チーム賞、得点王(トーマス・エシュ)、最優秀選手(トーマス・エシュ)とすべてを独占したヴィルゲスは、大会スポンサーのビール会社から商品としてビールをたっぷりもらった。大会後の練習では、しばらくの間ロッカールームに毎回ビールケースが置かれていて、シャワーを浴びながらみんなでビールを飲んだ。

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2009年1月13日 (火)

チーム練習再開したけど寒い

今年のドイツの冬は寒い。まあ毎年寒いけど、今年はマイナス15度まで下がった。
キッチンや風呂場の水道管が凍って破裂する可能性があるということで、出かける時でもいつでも部屋の暖房を1にしてつけっぱなしにしておくように大家に言われた。

冬休みでリーグが中断していて約1ヵ月の間チームの練習もなかったので、たまに雪の積もった森の中をランニングした。ロッキーでいうと「4」にあたる。一度、大家の犬と一緒に森をランニングしに行ったら、あまりの寒さに犬が腹を壊した。

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<キーユーリーフー>

約1ヵ月の冬休みの後、1月13日に今年最初のWirges(ヴィルゲス)のチーム練習が行われたけど、芝はもちろんのこと、人工芝のグランドもコチコチに凍っていてまともにサッカーなど出来なかった。サーキットトレーニングと2対2などをやったが、スライディングタックルをしたら氷に突き刺さり膝が血だらけになった。

リーグ後半戦に向けて、どの選手もこの冬休みの間にリフレッシュして戻ってくる。リーグ再開まで1カ月しかないけど、この間に個人的にもチーム的にもコンディションを整えていくようにする。早く暖かくなれ。

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2008年11月16日 (日)

U17ルワンダ代表とミヒャエル・ヴァイス

 ドイツサッカー協会とラインラントサッカー協会などのサポートにより、ルワンダのサッカーが強化されている。これまでも女子代表各年代の代表の合宿、指導者を対象としたコーチライセンス講習などがKoblenz(コブレンツ)のスポーツシューレで行われた。
 
 今回合宿を行ったのはU17ルワンダ代表。2009年にアルジェリアで行われるU17アフリカ選手権最終予選のブルキナファソ戦を目前にしての大事な合宿。

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<スポーツシューレで練習前>

 
ルワンダと始めて関わったのは、2007年にU18ルワンダ代表と対戦した時。たまたま自分の所属するWirges(ヴィルゲス)がルワンダと練習試合を行い、そのときルワンダの監督だったドイツ人のMichael Weiss(ミヒャエル・ヴァイス)と知り合った。その後、ミヒャエルは自分の参加したインターナショナルコーチングコースで講師を務め、それに参加していたルワンダのコーチたちとも仲良くなった。それ以来、ルワンダ関係がコブレンツにやってくると、ミヒャエルに会ったり合宿に顔を出させてもらったりしている。

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<グランドで指揮を取るミヒャエル>

 この日の練習は、次に対戦するブルキナファソや本選に参加してくるアフリカの強豪を想定して、球際での激しいプレッシングに重点が置かれていた。乗ったら怖いチームに試合のリズムを作らせないようにしたいとミヒャエルは言っていた。

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<最初と最後は円陣で>

 練習の最初と最後は円陣をしながらお祈り。練習の最後には俺も入るように言われ、円陣に加わった。

 11月8日にアウェイで行われたブルキナファソ戦は残念ながら1-2で敗北。しかし、まだホームでの戦いが残っているのでがんばって欲しい。

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<ミヒャエルと>

 ちなみに、ミヒャエルは日本での指導経験もあり、奥さんが日本人ということもあり、日本での活動場所も探している。これまでのルワンダでの実績が評価され、2009年までのルワンダとの契約はもう少し延長される予定だけど、常に日本での活動も視野に入れている。ミヒャエルに興味のあるクラブ関係者の方、ぜひご連絡ください。

Michael Weiss (ミヒャエル・ヴァイス)
1965年ドイツ生まれ、国籍ドイツ
ドイツS級ライセンス(2004年ケルンにて)
言語:ドイツ語(母国語)、英語(筆記・会話流暢)、日本語(会話流暢)、フランス語・スペイン語(ベーシック)

1995年:マインツ ヨハネス・グーテンベルク大学卒業(スポーツ科学)

1995年~96年:アメリカ バーミンガム・サザン・カレッジ(キーパーコーチング)

1996年~97年:アイゼンベルク コーチ・フィットネス・リハビリセンター

1997年~99年:スポーツアドバイザー 長崎県国見高校

2000年:アメリカ フォーゲルジンガー・サッカー・アカデミー

2001年~04年:京都パープルサンガ アシスタントコーチ
(2001年J1昇格、2003年天皇杯優勝)

2004年~06年:中国サッカー協会、Eckhard Krautzunアシスタントコーチ、独中サッカーアカデミーBad Kissingen(2008年中国オリンピックチームの立ち上げ)
(U20ワールドユース2005オランダ大会ベスト16)

2007年~:ルワンダサッカー協会 テクニカルディレクター(コーチ育成、ユース育成、女子チーム担当)、U18監督

<インターンシップ>
1997年:ガンバ大阪(トップ、ユース)
2003年:マンチェスター・ユナイテッド(トップ、ユース)
2004年:1FCカイザースラウテルン(トップ、ユース)
2004年:リバー・プレート(トップ、ユース)
2005年:アーセナル(キャンプ)
2005年:レアル・マドリー(キャンプ)

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2008年11月10日 (月)

恒例の日本人対決 vs Rossbach

 昨シーズンに引き続き、今年もオーバーリーガで日本人対決が実現した。今節の対戦相手は、マサキ(三浦雅樹)が所属するRossbach(ロスバッハ)。ダービーとなり、昨シーズンはWirges(ヴィルゲス)が2勝している。

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<選手入場>

 今シーズンは試合前(13節終了)の時点で、ロスバッハが5位、ヴィルゲスは6ポイント少ない9位。ヴィルゲスのホームということもあり、何としても勝ってポイント差を縮めなければならない。

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<マサキとヘディングの競り合い>

 この日、俺は左サイドバック、マサキは右サイドバックだったので、どちらかがオーバーラップするとマッチアップすることになった。前半は0-0で終了。

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<マサキとマッチアップ>

 試合はヴィルゲスペースで進んだけど、何回か危ない場面も迎えた。結局、終盤になってジミーのセンタリングをスロボがヘディングで決め、ヴィルゲスが1-0で逃げ切った。試合前、「この地域の勢力図を保つためにも勝たなければならない」と言っていた監督のハンズィーは、ダービーに勝ち上機嫌だった。

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2008年11月 5日 (水)

アイントラハト・フランクフルトとドイツサッカー協会を見学

 フランクフルトには、稲本選手が所属するブンデスリーガ1部のEintracht Frankfurt(アイントラハト・フランクフルト)があるけど、今シーズンからFSV Frankfurt(FSVフランクフルト)というチームがブンデスリーガ2部に所属している。どちらもホームの試合は、Commerzbank Arena(コメルツバンク・アレーナ)を使用している。

 今回、スタジアムの横で行われているアイントラハトの練習を見学しに行った。稲本選手が所属してから初めての見学だったけど、彼は怪我のため別メニューでランニング。アイントラハトは一時降格圏内にいたけど、前節はメンヒェングラートバッハにアウェイで勝って順位を12位まで上げている。

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<アイントラハトの練習風景>

この週は、ホームでシュトゥッツガルトと対戦して2-2の引き分け。2点先制したにもかかわらず、同点に追いつかれてしまった。

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<ドイツサッカー協会>

その後、スタジアムの近くにあるDFB(ドイツサッカー協会)に立ち寄った。2006年のワールドカップの時ぶりの訪問。建物の前には、ワールドカップ時にはなかったサッカーボール像が建てられていた。そして、ドイツU21代表監督のDieter Eiltz(ディーター・アイルツ)がそこで迎えの車を待っていた。

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<DFB前のサッカーボール像>

建物に入っていくと、見覚えのある人が携帯で話しながら歩いてきた。ドイツ代表のLoew(レーヴ)監督だった。その次には、元ドイツ代表で現DFBスポーツディレクターのMatthias Sammer(マティアス・ザマー)。さらに、元ドイツ代表で現チームマネージャーのOliver Bierhoff(オリバー・ビアホフ)が、電話をしながら次々と食堂に入っていった。

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<DFBのロビー>

最近、バラックがマスコミで監督批判をしたため大きな問題になっていたけど、今回も何か首脳会談を行っていたみたいだった。

のちのちのDFBサイトの情報によると、11月5日の首脳会談でアイルツをU21監督から降ろすことを決定していた。建物の前で待っていたアイルツはちょうどクビにされたばかりだったのに、それでも気さくに「どこから来たんだ?」と話してくれた。

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2008年10月18日 (土)

将来のために大学に通うブンデスリーガー

 トップレベルのプロサッカー選手は引退後何もしなくても生活していくだけの給料をもらっているけど、実際にはプロといわれている選手の多くは、引退後のことも現役中に心配しなければならない。ブンデスリーガでは2部以下に所属する選手の多くがこのパターンに当てはまるらしい。現在ブンデスリーガ2部のFC St. Pauli(FCザンクト・パウリ)に所属するTimo Schultz(ティモ・シュルツ)という選手は、プロサッカー選手として活動しながら大学でスポーツと歴史を学んでいる。現在31歳。

Timo_schultz

Q:あなたは学生でありプロサッカー選手です。きっかけは?

「昔学校の作文で自分の夢を書かなきゃいけなくて、僕はいつもプロサッカー選手とスポーツの先生と書きました。プロサッカー選手の夢は半分叶いましたが、スポーツの先生になるために今勉強しています。」

Q:19歳の時にブレーメンに所属しましたが、チャンスをものにできませんでした。4年後には3部のリューベックに移籍。当時、学校時代の作文のことを思い出しましたか?

「はい、リューベックの最後のシーズン、チームは3部から2部に昇格しましたが、僕は契約することができませんでした。そのとき母に「そろそろ何かまともなことを勉強しないとね」と言われました。僕にとってまともなこととはスポーツと歴史を学ぶことでした。」

Q:サッカーと大学の両立は?大学のための時間は十分ありますか?

「3部リーグ(当時レギオナルリーガ)はオフィシャルではライセンスを持たないアマチュア扱いですが、1日2回の練習があり給料も支払われます。大学よりもサッカーに費やす時間を優先しなければいけない時があります。」

Q:他の学生が授業を受けているときにあなたはグランドにいます。セミナーを受ける時間はありますか?

「チームの週間スケジュールからある程度大学に行ける時間を予測できます。問題になりそうな時はあらかじめ教授と話をします。サッカーをするか勉強をするかどちらかにしろと言う人もいますが、僕はスポーツ分野で学んでいるので教授たちも理解を示してくれています。もし欠席する時間が多くなるようなら、時間のあるときに埋め合わせをします。」

Q:将来に対しての不安は?

「僕は過去5年の間に引退したサッカー選手をたくさん見てきましたが、彼らは引退後自分のするべきことがわからず、日焼けサロンを買い取ったりしていました。この現実は僕にとってあまりいいことではありませんでした。僕はこれから先、多分これ以上上のレベルに到達することは難しいので莫大な額のお金を手に入れることもないでしょう。なので、今こうして勉強しているわけです。」

Q:通信制の大学のほうが楽ではなかったですか?

「いいえ、コンピューターの前にずっと座って、本を読んで、半年に一度どこかに試験を受けに行くのは僕には向いていません。講堂に座って教授や学生とコンタクトを取り、様々なことを勉強しなければいけないと思っています。」

Q:チームでは栄養や回復のことに関していろいろと話をしますか?

「いいえ、チームには専門の栄養士がいるのでそんなエラぶったことをする必要はありません。ただ、若い選手のお手本となるように振舞ってはいるつもりです。」

Q:大学で学んだことをあなたのサッカー生活に活用できますか?

「はい、僕がこれまで知らなかったことや気づいていなかったことをたくさん学んでいます。栄養学に関しては、これまで自分が間違ったことをやっていたこともあるので改善していきたいと思います。」

Q:逆に、あなたのサッカーの経験が大学で役立っていますか?

「はい。僕は時間通りに授業に出席して最後まで授業を聞いている、ハンブルクの中でも数少ない学生の一人です(笑)。正直なところ、やる気はすごくあるけど今は時間が十分ではありません。ただ、のちのち学業に専念した時に、今まで通り時間を守ったり規律正しく行動していれば、一気に前進できると思います。規律というものはプロサッカー選手に一番欠かせないものです。」

Q:サッカー選手と学業を両立させるモチベーションは?

「僕が本当にサッカーを終えたときにスムーズに次の活動の場に移りたいからです。」

Q:自分のことを変わり者だと思いますか?

「全く思いません。教授などになろうと思っていませんし、自分が特別に賢いとか才能があるとも思っていません。ただ、勉強することを楽しんでいて、将来教える立場になっても楽しみたいと思います。」

Fussballer誌より

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2008年10月12日 (日)

ワールドカップヨーロッパ予選ドイツ対ロシア 試合後に選手ばっくれる

 スイス・オーストリアで行われたEURO2008の準優勝国ドイツとベスト4のロシアが、10月11日にワールドカップヨーロッパ予選のためドルトムントで対戦した。
 ロシアはユーロでスペインに負けたものの、グループリーグで圧倒的な強さを見せたオランダを見事なカウンターで撃破していて、昨シーズンのUEFAカップ準決勝ではバイエルン・ミュンヘンがロシアのゼニト・サンクトペテルブルクに負けていることもあり、ドイツにとっては厳しい一戦が予想された。

 試合前の合宿では、代表を引退したレーマンからゴールを任されていたエンケが骨折するアクシデントもあり、レバークーゼンで活躍を見せる若手のアドラーが代表デビューを飾ることになった。アドラーが2シーズン前にレバークーゼンでレギュラーの座を奪った時も、正GKが怪我をしたときにファインセーブを連発したのがきっかけ。アドラーの実力と準備がしっかりしていたからだけど、このようなビッグチャンスは突然やってくる。
 アドラーはユーロで始めてドイツ代表にノミネートされたがこれまで出番はなし。ただ、昨シーズンはブンデスリーガでベストゴールキーパーにも選ばれていて、個人的にもエンケよりも全然いいと思う。まだ23歳と若いけど、現段階ではドイツで一番良いキーパーだと思う。

 試合のほうはというと、ポドルスキーとバラックの得点でドイツが2点先制。後半ロシアのアルシャフィンに1点返されるも、何とかリードを守ってグループ4の首位の座を守った。9グループの各1位は2010年のワールドカップ出場権を獲得。グループの2位は2位同士でプレーオフを戦わないといけないので、ぜひとも1位通過を決めたいところ。

 試合終了後、ドイツ代表はキャンプ地のデュッセルドルフへバスで帰ろうとしたが、シャルケのケヴィン・クラーニの姿が見当たらない。電話連絡してもつかまらず、結局チームはクラーニ抜きでキャンプ地に戻ることを決定。翌日までレーヴ監督やチームマネージャーのビアホフが電話で連絡を取ろうとするが、結局昼になってもつかまらず。

 クラーニはデュッセルドルフでのキャンプ後、ロシア戦の18人のメンバーから外れた。試合当日はスタンド観戦となったが、後半になると友達のところに行くといって席を離れ、試合終了後も姿を現さなかった。レーヴ監督は今後クラーニを代表に一切召集しないと発表。のちのち、クラーニがレーヴ監督に連絡し謝罪するが、レーヴ監督の決定は変わらず。「メンバーに入れなかった気持ちはわかるが、その後取った行動は受け入れることはできない。キャンプには20名のトップ選手が参加していて、スタッフはいつも厳しい選択を迫られる。」

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2008年9月 4日 (木)

オリバー・カーン引退試合

 9月2日、バイエルン・ミュンヘンのホームスタジアムでオリバー・カーンの引退試合が行われた。カーンはバイエルンのキーパーとして出場し、ドイツ代表と対戦。当初はバイエルンとドイツ代表で半分ずつ出場するという話が出ていたが、カーンはバイエルンのために出場したいと言ったらしい。最後のワールドカップに第2キーパーとして出場したことが理由なのかもしれない。

Kahn

バイエルン:
Kahn (76. Rensing) - Oddo (76. Heinze), Lell, Breno, Lahm (76. Stierle) - Sosa, Borowski, Van Bommel (46. Ottl), Ze Roberto - Toni (46. Klose), Podolski

ドイツ代表:Enke (46. Wiese) - Fritz (46. Hinkel), Tasci (46. Westermann), Metzelder, Jansen (46. Pander) - Trochowski, Rolfes (46. Hitzlsperger), Schweinsteiger, Marin - Gomez (46. Kuranyi), Helmes

主審:Dr. Markus Merk
観衆:69,000人
結果:1-1
得点:Trochowski (33.), Klose (51.)

試合は1-1の引き分けで終了。審判は、昨シーズンの最終戦でもバイエルンのために試合を吹いたマルクス・メルク。彼にとってもこの試合が最後のブンデスリーガで、試合終了後、カーンとメルクはユニフォーム交換をした。

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ハーフタイムに行われた「Millionenkick」では、10人の候補者がペナルティーエリア内からカーンの守るゴールに向かってシュートをうった。ゴールを決めた5人はそれぞれ10万ユーロを受け取り、カーンが止めた5本分の50万ユーロは社会プロジェクトに寄付された。

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カーン名言集:

「試合前、監督は敵に喰らい付けといった。俺はそれを実践したまでだ。」
(1999年のドルトムント戦でHeiko Herrlichの耳に噛み付いたことに関する質問に対して)

「俺たちは今日アドレナリン風呂につかっていた。」
(6-2でドルトムントに勝利したあと)

「玉だ。俺たちに必要なのは玉だ。(ボールの球ではない)」
(0-2でシャルケに負けたあと、チームに何がかけているかという質問に対して)

「今日はキャプテンとして初めて代表の試合に出場した。キャプテンはゴールを決めなければいけない。」
(7-1でイスラエルに勝利後、自分のしたオウンゴールへの質問に対して)

「ペナルティーエリア内ではキーパーは手を使ってもいいと思った。」
(2001年、ハンザ・ロストックに3-2でリードされている試合の終盤にコーナーキックを得たバイエルン。このときGKのカーンも相手ペナルティーエリア内に攻めあがったが、このコーナーをパンチングでゴールに叩き込んだ。このあと2枚目のイエローカードをもらいカーンは退場処分となった。)

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試合終了後:
「今日の出来事は、今までのキャリアの中で、そして最後の締めくくりとして最高のことだと思う。ありがとう!バイエルンは今シーズンもこれから先もトップであり続けるだろう。」

ブンデスリーガ557試合出場、国際Aマッチ86試合出場、タイトルの数24。

さらば、オリ。

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2008年9月 3日 (水)

カーン引退試合直前インタビュー

 タイタンや火山(Vul-Kahn)と呼ばれていた元ドイツ代表オリバー・カーンの引退試合が9月3日ミュンヘンで行われた。対戦カードはバイエルン・ミュンヘン対ドイツ代表で、カーンはバイエルンの選手として出場した。

 カーンは、ブンデスリーガ557試合出場、ブンデスリーガ優勝8回、ドイツカップ優勝6回、チャンピオンズリーグとUEFAカップでそれぞれ優勝1回、ヨーロッパ選手権優勝1回、世界最優秀キーパーにも4度選ばれた。闘将マテウスも、カーンの野心のすごさは半端でないと言っていた。

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Q:あなたにとってドイツ代表との引退試合はどのような意味をもっていますか?

カーン:もう一度アリーナでプレーできるのを本当に楽しみにしてるよ。私にとっても観客にとってもすばらしいお祭りになればいいと思う。

Q:あなたの中の哀愁がこの試合でもまた高まりますか?

カーン:わからない。私は3ヶ月間この試合のことをずっと考えていて、長い間引退の瞬間のための心の準備はしてきたつもりだ。

Q:この試合のためにトレーニングを積んできましたか?

カーン:いろいろやったよ。これからも続けると思う。ウエイトトレーニングや森でのランニングに多くの時間を費やした。ここ数日は簡単にチームとの練習もした。

Q:あなたはハーフタイムにもグランドに残らなければなりませんが、何が行われるのですか?

カーン:子供たちの保護や社会プロジェクトの一環となる「ミリオンキック」が行われる。そこでは10人が私に対してシュートを撃つ。ゴールが決まれば10万ユーロが手に入り、もし私がゴールを阻止したら、その10万ユーロは子供保護協会に寄付される。

Q:そのお金で子供保護協会は何をするのですか?

カーン:学校のモチベーションプログラム「Ich schaff´s(私はできる)」などに使われる予定だ。

Q:何があなたをこのような社会活動に取り組ませたのですか?

カーン:これまで多くの少年たちが私に助言を求めてきた。それはサッカーだけのことではなく彼らの人生の展望に関わることだった。

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Q:どのような活動を行う予定ですか?

カーン:まずはバイエルンの学校の生徒たちをしっかりさせたい。才能というものは一人の力では育たないものだ。このような直接的なふれあいを楽しみにしているよ。人生での成功には、忍耐、ハードワーク、意志が必要だ。そして、勝つために必要とされるのは能力のある人間ではなく、頑固で最後までやり遂げる人間だ。

Q:あなたはこれまでそのように生きてきました。

カーン:はい、私はそのような人間の典型だろう。そのように生きてきたつもりだ。私にとってはサッカーとテニスがすべてであり、12歳の時にはプロになりたいと思っていた。そして、世界で最高のキーパーになりたいと思っていた。

Q:あなたはAbitur(高校卒業資格)を取得しました。誰がこの助言をしたのですか?

カーン:私の父だ。彼もカールスルーエでプロ選手としてプレーし、監督も務めた。彼は私の人生において最初の影響ある人物だった。その後も、ヴィニー・シェーファーからオトマー・ヒッツフェルトまですばらしい影響力のある監督に出会えた。

Q:最後のシーズンで達成した、リーグとカップ戦制覇の2タイトルはあなたにとってどれだけ重要なものですか?

カーン:オトマー・ヒッツフェルト(カーンと同じく昨シーズンでバイエルンを去り、今シーズンはスイス代表監督)と私は、最後のシーズンの失敗はやり直しがきかないことを知っていた。それなので、どうしても成功したかった。我々は似たもの同士で運命共同体を結成していた。2人とも緊張感とプレッシャーが必要だった。

Q:最後のブンデスリーガからこれまでをどのように過ごしてきましたか?

カーン:20年間も続けてきたプロ生活が終わった後だから、最初は何か奇妙な感じだった。でも、いろいろなことをする時間ができてうれしいよ。アメリカやコートジボアール、サルデーニャに行くことができた。家族とも一緒に旅行ができたし、引退後はまず体を休めないといけないよ。

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Q:活動 - 隠退、どちらを好みますか?

カーン:私にとって隠退はありえない。私には与えられた課題があり、9月からそれに取り組むつもりだ。私に与えられた課題はサッカーだけではない。サッカー選手として人生の前半を過ごしたが、これから他のことをするべき時間がまだ残っている。

Q:何が待っているのですか?

カーン:引退試合のあとはアジアでの活動だ。スポーツと娯楽の要素を兼ねたもので、中国で最高のゴールキーパーを探すというものだ。それに加え、インターネット上でも他のアジアの国のキーパーがビデオが送れるように設定している。その他にもバイエルンの学校でのイベントなど様々なことを予定している。

Q:サッカー以外であなたに何が必要ですか?

カーン:長年の生活スタイルが変わって何か変化があるかもしれないが、今のところ何も感じていない。

Q:ブンデスリーガ新シーズンが始まる時のあなたの心境は?

カーン:不安や緊張などは一切なくなるだろう。感情無しにサッカーを見たい。ZDF局のコメンテーターとしての仕事があるから、システム、戦術、選手を注意深く観察したい。

Q:あなたは手厳しいコメンテーターになるのでしょうか?それとも思いやりのあるコメンテーターですか?

カーン:どちらでもない。中立的な立場を取り、私の経験を元に、テレビでは見て取れないことを視聴者に伝えしたい。

Q:いつからですか?

カーン:9月10日のフィンランドで行われるワールドカップ予選からです。

Q:引退して何があなたに欠けていますか?

カーン:試合、トレーニングなどは私にとってこれから必要のないものだが、チームが私にかけていると思う。そのような輪の中で私はいろいろと楽しいことを経験したからね。

Q:あなたは14年間ミュンヘンのシンボルであり続け、アグレッシヴなスタイルが注目されていましたが、昨シーズンは何か変わった気がします。

カーン:「カーンは常に本物である」と人々の中に記憶されていたのかもしれないが、私はこれまでミスも犯してきたし、決してパーフェクトではない。ただし、20年間のプロキャリアの中で私は常に誠実であり続けたつもりだ。ひょっとしたら、このことが人々に何らかの感銘を与えたのかもしれない。

Q:もう一度人生を初めからやり直したいですか?

カーン:それだけは勘弁だね。時はすでに過ぎ去った。でも、サッカーでは当たり前のことで、何かを成し遂げたら、そのときにはもう次のことが話されている。2001年にタイトルを獲得した時もそうだった。

Q:2001年のチャンピオンズリーグ決勝でヴァレンシアとのPK戦でファインセーブを見せました。

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カーン:あれは確かに特別な出来事だった。まず、チャンピオンズリーグを制覇できたこと。そして、この2年前にはマンチェスター相手にロスタイムで2失点して負けていた。さらに、1年前には準決勝でレアルに負けていた。この決勝でも負けていたら、バイエルンは絶対に停滞期を迎えていただろう。

Q:1999年、1-2でマンチェスターに負けた試合は、あなたの中で最悪の試合でしたか?

カーン:はい。しかし、それはもう昔のこと。負けた瞬間というのは、立ち上がることもできないほどの想像を絶するものだ。バルセロナでクフォーが号泣してたように。しかし、我々は負けを糧にして成長していく。そして、これは私のモットーの一つでもあるが、最後の笛がなるまでは決して終わりではないということも経験してきた。当時は本当にすごい選手が集まっていて、これだけ長い間チャンピオンズリーグで上位の成績を残せたのはすごいことだったね。

Q:2002年のワールドカップではタイタンの称号(MVP)を得ました。

カーン:当時私は絶頂期にいました。タイタンであった時期は朝から晩までとにかく結果が要求されました。私はすべてのセービングでタイタンであることを証明しなければなりませんでした。

Q:4年後、ドイツでのワールドカップではあなたはベンチにいました。この大会では、アルゼンチン戦でPK戦に突入した時に、あなたがレーマンに手を差し伸べるシーンがとても印象的でした。

カーン:あれは決して計画していたものではなかった。PK戦が始まる前に選手たちの間に立っていて何かを感じ、レーマンの所に行った。この行動は私にとって当然のことだった。個人的な感情よりも、ワールドカップで優勝することが私にとっては重要だったのだ。私は第2キーパーとしてワールドカップに参加した。この行動は自己克服であり、私にとってはある意味勝利であった。

Q:あなたが達成できなかった目標はありますか?

カーン:サッカーにおいて私がまだ達成したいと思うことはない。あとはビジネスの分野でも成功を収めたい。これはサッカーに関わる必要はない。時間はまだかかるかもしれないが、何かを決めたらそれに向かって突き進みたい。

Q:それでは、サッカーの世界に戻ることはないのですか?

カーン:それはわからない。20年のキャリアを終えて、今はそんなにやる気がしない。まだ時間が必要だ。

Q:バイエルンに(指導者として)復帰することは想像できますか?

カーン:もちろん考えられるよ。でもあったとしても当分先のことだね。今は全くありえないよ。

Q:あなたは哲学的なことを言いました。「サッカー選手は常に未来に生きている。」サッカー選手でないあなたにとって、これからの人生は?

カーン:サッカーでは常に次のタイトル、新しい選手、次の試合への質問が出てくる。まだシーズンの半分も終わってないうちに、次のシーズンの話がされている。バイエルンのようなクラブにいたら、決して楽しむような時間はないよ。今はようやく自分の時間を楽しめるよ。

Q:ミヒャエル・レンジング(カーンの後任若手キーパー)は成功しますか?

カーン:そう思うよ。キーパーとしてのポテンシャルを持っている。あとは、気持ちの問題だね。

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2008年8月23日 (土)

ブンデスリーガ08/09シーズン開幕 フランクフルト対ベルリン戦

 8月15日、バイエルン・ミュンヘンとハンブルガーSVの一戦でブンデスリーガ2008/09シーズンが開幕した。昨シーズンぶっちぎりで優勝したバイエルンは、スイス代表監督に就任したヒッツフェルトに代わって、クリンスマンが今シーズンから指揮を取る。メンバーはほとんど変わっていない。目標はドイツチャンピオンからヨーロッパチャンピオンへの改革。ワールドカップでドイツ代表の改革に成功したクリンスマンは、バイエルンも改革することができるかどうか。開幕戦はホームで2-2の引き分け。

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<選手入場>

 俺は第1節のうち、Eintracht Frankfurt(アイントラハト・フランクフルト)対Hertha Berlin(ヘルタ・ベルリン)の試合をスタジアムで観戦した。

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<紙ふぶきが舞うフランクフルトサポーター席>

 今年は6月にスイスとオーストリアでEUROが開催されていたので、シーズンが開幕するのがいつもより早く感じた。

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<スタンドでパンを売るアギー>

 観戦していたら、元チームメイトのアギーがスタンドでパンを売るバイトをしていた。今はフランクフルト周辺の大学に通っている。

 試合はホームのフランクフルトが優勢だったけど、切り替えの遅れたディフェンスの隙をつかれて前半に1点先制された。後半も、ベルリンは守備を固めてカウンター狙い。前線ではセルビア代表のパンテリッチがためを作って、中盤のブラジル人ラファエルとともに攻撃の基点となっていた。

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<煙の上がるベルリンサポーター席>

 フランクフルトは後半にもう1点を許し、その直後、スタメンで出場していた稲本に代えてアレックス・マイヤーを投入。敵陣まで押し込むもフィニッシュが決まらず、結局0-2でホームで負けてしまった。フランクフルトファンは選手に対してブーイングの嵐。逆に、ベルリンサポーターは煙幕をあげてお祭り騒ぎだった。

 ベルリンは、今シーズンUEFAカップの予選にも出場していて、まとまりのある面白いチーム。フランクフルトもいいメンツがそろっていると思うけど、中盤に意外性のある選手が一人欲しいところ。

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2008年8月10日 (日)

ホームでの開幕戦 vs Koellerbach

 Betzdorf(ベッツドルフ)とのアウェイでの開幕戦を1-0で勝利して、第2節は今シーズン初となるWirges(ヴィルゲス)でのホームの試合。昨シーズンの後半戦ではホームで1勝もしていないので、そろそろ勝たないとファンもいなくなってしまう。

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<子供たちと入場>

 今回の相手はKoellerbach(ケラーバッハ)。昔一緒のチームでプレーした選手が3人いた。そのうち、ブラジル人のパピートことゼ・マリオは怪我で来ていなくて、仲のよかったスティーヴンも怪我のため見学。

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<センターバックのマヌエル(白)>

 今回試合を行ったホームグランドでは、プレシーズンの間に1度しか練習していない。練習試合もすべてアウェイで行った。グランドが荒れるとの理由で、少しでも芝の状態が悪いと使わせてもらえない。ホームなのにアウェイ。昨シーズンの後半戦でホームで1試合も勝てなかった原因の一つかもしれない。

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<キャプテンのトーマス・エシュ>

 立ち上がり、バーにシュートが当たったりする危ない場面があったけど、GKのアギムがファインセーブ。それ以外は、前回よりもチームの守備は安定していた。ヴィルゲスにも決定的な場面が何度かあったけど、前半は0-0で終了。

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ヴィルゲスのユニフォームを着る子供>

 ヴィルゲスはいつもスロースターター。後半はよりヴィルゲスペースになった。コーナーキックで、練習通りのところにボールが来て、それをアルヤンが練習通りに頭で決めて先制。
 さらに、オーバーラップからゴール前のボンバー・ダニエルに出したパスが今季初アシストになるかと思ったけど、ダニエルがキーパーとの1対1をはずす。
 終了間際に、新加入のマルコ・ザジッチが2点目を決め、止めを刺した。

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<ファンに感謝、ダンケTシャツ>

 去年の12月以来のホームでの勝利。プレシーズンでは毎試合失点していたけど、今のところ開幕から2試合連続で完封勝利。このまま勢いに乗りたいところ。でも、来週は仕事の都合で1週間留守にするので、俺は次の試合に出場できない。がんばってくれ。

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2008年8月 7日 (木)

オーバーリーガ2008/09シーズン開幕 vs Betzdorf

 約1ヶ月のプレシーズンが終わって、ようやくオーバーリーガの新シーズンが開幕した。今年は開幕前から怪我もなく、プレシーズンマッチでは左サイドバックとハーフでいい調整をすることができた。

 開幕戦の相手は、アウェイでダービーとなるBetzdorf(ベッツドルフ)。ラインラントリーガ(州1部)から1シーズンでオーバーリーガに復帰したチーム。それでも、2年前はリーグ戦で1分け1敗。昨シーズンは、カップ戦で負けている。ここ数年勝っていないらしく、監督ハンズィは何が何でも勝たなければ許さないという感じだった。

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<デビューした新加入のヤン(右)>

 プレシーズンの最後の試合では格下のチームの3-0で惨敗したこともあり、この試合では急遽システムを変更。ふだんの4-4-2、4-2-3-1から、4バックの前に3枚のディフェンシヴの中盤を置いて、相手のカウンターに備えた。とにかく出だしが大事で、最初の15分はとにかくアグレッシヴにファール覚悟で相手を叩きのめせという指示が出た。

 相手も同じようにかなりアグレッシヴで、最初はロングボールと相手フォワードのポジションチェンジに手を焼いた。左サイドバックの俺も含め、ディフェンスラインがうまく機能せず、途中でセンターバックのマヌエルがPKを与えてどうなることかと思ったけど、GKのアギムががっちり押さえて何とか前半を0-0で乗り切った。

 後半になると相手の執拗なロングボール攻撃にもしっかり対応できるようになり、試合は完全にWirges(ヴィルゲス)ペースになった。そして、ファンの間ではボンバーと呼ばれるダニエルがゴールを決め、1-0でアウェイの開幕戦を勝利で飾ることができた。

 前半の内容は良くなかったけどは、とにかく開幕戦で勝った事はでかい。チームにも勢いが出て、いい形で次の試合を迎えられそう。

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2008年7月31日 (木)

第2回インターナショナルコーチングライセンスコース in Koblez

 昨年に引き続き、第2回インターナショナルコーチングコースが、ドイツサッカー協会やラインラントサッカー協会の協力により、コブレンツで開かれた。

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<グランドでのプラクティス>

 今年も、ルワンダ、セルビア、トルコ、日本、ハンガリーなどから参加者が集まり、教室とグランドで約3週間にわたり講習が行われた。授業はすべて英語で行われて、最後のテストに合格すればドイツのC級ライセンスがもらえる。

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<受講者チームでフレンドリーマッチに挑む>

 去年も少し顔を出しただけだったけど、今年もたまに顔を出す機会があった。受講者チーム対ドイツチームのフレンドリーマッチがあったので、それに駆り出されて一緒にプレーした。

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<受講者チーム(白)、ドイツチーム(赤)>

 相手はそんなに強くないチームだったけど、受講者チームは選手というよりもコーチの身なので、結構な接戦になった。半分だけ出場のはずが、フル出場に。

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<ハーフタイムに指示するミヒャエル>

 講習のほとんどは、ブンデスリーガ2部コブレンツのユース監督コリン・ベルが担当したけど、フレンドリーマッチでは、ルワンダサッカー協会テクニカルアドバイザー兼U18監督のミヒャエル・ヴァイスが担当した。ミヒャエルは国見高校や京都サンガでも指導に携わったことがあり、日本語も話せる。

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<女子ルワンダ代表キーパーコーチのジャンクロードと>

 4月にコブレンツで合宿を行った女子ルワンダ代表のキーパーコーチ・ジャンクロードもコースに参加していた。フレンドリーマッチではゴールを守った。結果はぎりぎり1-0で勝利。

 ミヒャエルはU18を引きつれて、8月の中旬にまたコブレンツに戻ってくる。ちなみにミヒャエルは日本で指導できる場所も探しているらしい。

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2008年7月 4日 (金)

EGC Wirges 2008/09シーズン

 約1ヶ月のシーズンオフがあっという間に終わった。今年は6月の間にユーロが開催されていて、自分も2週間ほどスイスに行っていたので、結局休みの間もサッカーから離れられなかった。でも、テレビでだけどいい試合が見れて、いいイメージが持てたから良かったけど。

 7月1日にきっちり練習を始めたWirges(ヴィルゲス)は、8月6日の開幕戦まで練習とテストマッチが続く。練習初日のクーパーテストは恒例となっていたけど、監督ハンズィは選手の休み期間中の自主トレ具合を信頼して行わなかった。

Mannschaft
<2008/09シーズンのチーム>

 ヴィルゲスでの3シーズン目。新メンバーでチーム撮影。白のホームユニフォームが去年からいる選手。黄色のアウェイユニフォームが新入り。

一番左から、監督ハンズィ、マラソンランナーのロンギー。
白ユニの一番左から、キャプテンのチジー、スロボ、ヤニック、俺、ジミー、アルヤン、ヌェラー、マルセル、ダニエル、マヌエル、シュテフェン、エシィ、デニス、会長のコッホ、役員のトーステン。
黄色中段左から、クリストファー、マルコ、シュテフォニー、ヤン、マニー。
前列左から、マネージャーのルディ、ダーヴィッド、アギモ、フロー、ゼルダー、クリス。

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<今シーズンから加入の新入り>

昨シーズン終了後、ユーリ、シュタリー、アッツィの3選手が退団。
今シーズンは、ライバルのエンガーズからマルコ、アーヘンからゼルダーなどを補強。
2軍から4人が1軍に昇格した。

昨シーズンは、リーグに強敵がごろごろにいて18チーム中8位に終わったけど、4チームが昇格していなくなった。個人的には、怪我が開幕までに完治しなくて、前半戦のほとんどを棒に振った。
今年のチームは去年よりも層が厚くなっているし、リーグの状況も考えると常に上の順位にいなければいけない。開幕までにうまく仕上がればいいと思う。

最近リニューアルしたヴィルゲスのホームページ ←

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2008年6月30日 (月)

EURO 2008 決勝 ドイツ対スペイン

 ドイツが決勝進出した翌日、ロシア対スペインの準決勝をスペイン人のエヴァ・サンタマリアのところで観戦した。コブレンツには結構のロシア人が住んでいて、準々決勝でオランダに勝ったときもお祭り騒ぎしていたが、スペイン人は少ないらしい。

 グループリーグではロシアに4-0と快勝したスペインだけど、ロシアは準々決勝でオランダ相手に3-1で勝ってすごくいい試合を見せてくれた。ヒディングはまた株を上げたし、選手たちもスカウトの眼に留まる活躍をしていた。

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<ロシア対スペイン戦を観戦>

 2度目の対戦はどうなるかと思ったけど、スペインが先制して、スペインペースに持ち込んだ。最終的には3-0でスペインが勝利。街ではロシア人たちが落胆していたけど、俺たちはスペインの勝利を祝った。

 結局、スペイン相手に一番健闘したのはイタリアだった。カンナバーロ、ピルロ、ガットゥーゾを欠きながらPK戦まで持ち込んだ。イタリアは徹底して守ってカウンターとセットプレーで点を取りに行っていたのが見えたし、スペインは引いて守るイタリアに対して仕掛けまくっていたし、お互いの戦い方がはっきりしていて勉強になった。

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<スペインのゴールを喜ぶスペイン人のカルロス>

 いよいよ、ドイツ対スペインの決勝。決勝はドイツ人の友達のところで観戦。しかし、スペインに力の差を見せ付けられてがっかりしていた。ドイツサッカー協会もあのような終わり方に落胆していた。1-0の結果だったけど、スペインは結果以上に優勝にふさわしい戦いぶりだった。ドイツ人も納得。

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<優勝後、タキートスにて>

 これまで試合に勝ったあとはお祭り騒ぎだったドイツだったけど、決勝での敗北後はすごくおとなしかった。行きつけのメキシカンバー「タキートス」にエヴァたちスペイン人が集結していたので、一緒に優勝を祝った。俺はスペイン対イタリア戦はイタリアを応援していたし、決勝では自分が関わっているドイツを応援していたけど、まあ日本人だし。スペインはいいサッカーをしたと思う。

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<お祭り騒ぎのカルロス>

 ドイツはレーヴ監督が初の国際舞台だったけど、持ち駒をうまく使ってベストを尽くして準優勝という結果を出せたのはよかったと思う。ただし、大会前から試合経験の少ないレーマンやメッツェルダー、怪我気味の選手を使わなければいけないほどの選手層の薄さは改善していかなければならない。キーパーはこれからレバークーゼンのアドラーなどの若い世代が育ってくると思うけど、ディフェンス面では国際舞台に出ているブンデスリーガチームのスタメンのセンターバックはほとんどが外国人。ブンデスリーガに来ている外国人の中盤選手と比べても、今回のドイツ代表のメンバーに入っていたトロホウスキーやフリッツはあまりぱっとしない。何はともあれ、この辺はどうこう言ってもすぐに変わるものじゃないので、次のワールドカップまでにレーヴ監督がどういう風に代表を代えていくのかが楽しみ。

とにかく、EUROではいくつかいい試合を見ることができてまたいい勉強になった。

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2008年6月27日 (金)

EURO 2008 ドイツ対トルコ

 フランス以外の優勝候補といわれる国は、順当にグループリーグを突破した。グループCはイタリア、オランダ、フランスのどこかが1チームが敗退しなければならなかったけど、それでもフランスの出来は優勝候補とは程遠かった。(闘将マテウスの優勝国予想はフランスだった)

 ベスト8では、各グループの1位と2位が対戦したけど、ベスト4に勝ち上がったドイツ、トルコ、ロシアはともにグループリーグを2位通過。予選で圧倒的な結果を出したオランダはロシアにあっさり負けてしまった。前評判やグループリーグでの結果は、全く当てにならない。大会を通して唯一安定していたのはスペインのみ。

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<コブレンツの行きつけのケバブ屋>

 準決勝のドイツ対トルコ戦をKoblenz(コブレンツ)の街で観戦。行きつけのケバブ屋を通り過ぎると、トルコのサポーターが集まり始めていた。店員のにーちゃんも地元のチームでサッカーをしている。ドイツに最も多く住む外国人はトルコ人で200万人くらいいるらしい。

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<トルコに勝利後のコブレンツ>

 ドイツはポルトガル戦でフリンクスを怪我で欠いたけど、中盤の底にロルフェスとヒッツルスペルガーをおいてポルトガルの攻撃に備えた。この判断はDFB(ドイツサッカー協会)でも高評価だったらしいが、試合内容にはそこまで満足していないらしい。ドイツ国外では、グループリーグで調子の良かったポルトガルが勝つと予想していた人が多くて、そのポルトガル相手に3-2で勝利したんだから良かった、という国民の雰囲気だったけど、実際には2点がセットプレーによるものだった(3点目のバラックのゴールはファール)。

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<トルコに勝利後のコブレンツ②>

 準決勝はドイツ対トルコ戦が実現。トルコ人は荒っぽいとかえげつないとか言う人もいるけど、俺の知っているトルコ人はみんな人懐っこいし面白いやつが多い。だが、確かに熱くなりやすいかも。

 これまで粘って勝ち抜いてきたトルコだが、この試合では負傷者や出場停止の選手が続出していた。しかし、先制したのはトルコ。ドイツは後半に何とか逆転するも、トルコはまたまた終了間際に同点に追いつく。この粘り強さには、ドイツ人も脱帽だった。

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<トルコ戦に勝利後のコブレンツ③>

 最後は、2失点目にからんだ左サイドバックのラームが、勝利を決定付けるゴールを決めてドイツが3-2で勝ったけど、ボール支配率ではトルコが上回っていた。DFBの分析でも、あの試合はトルコが勝つべきだったという意見が挙がっていた。

 何はともあれ決勝進出を果たしたドイツは、試合後お祭り騒ぎ。コブレンツの街でも何でもありの状態になり、夜中までずっと車のクラクションが鳴り響いていた。サッカーに興味がなくて街に中に住む人にはさぞかし迷惑だったと思う。

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2008年5月10日 (土)

因縁の対決 オーバーリーガ第31節 Hauenstein戦

 オーバーリーガ第31節。Hauenstein(ハウエンシュタイン)との因縁の対決を向かえた。前半戦にアウェイで対決したときは、人種差別発言問題や暴力事件が発生しもめにもめた。

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ヴィルゲス(黄色)対ハウエンシュタイン(白)>

 リーグ前半に対戦した時は、先制されるも最後は1-1の同点に追いついた。この試合では、前回ヴィルゲスのトーマス・エシュと問題を起こした黒人選手はいなくなっていた。どこかに移籍してしまったのか?

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<前半を0-0で終了>

 ここのところリーグ上位に位置するHomburg(ホンブルク)、Trier(トリアー)、Mainz(マインツ)2軍などと厳しい対戦が続いていた。それらのチームと比べるとハウエンシュタインの力は明らかに劣っていた。しかしながら、エースのトーマス・エシュがPKを失敗するなどしてチャンスを逃し、前半は0-0で終了。

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<ノーファール>

 後半も両チーム精彩を欠き、結局試合は0-0で終了。2008年、年が明けてからのリーグ後半戦で、ヴィルゲスはホームで1勝もあげていない。昨シーズンもそうだったが、ヴィルゲスはホームで弱い。

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2008年5月 1日 (木)

Y先生のドイツサッカー研修

 2008年4月、兵庫県の高校からY先生がサッカー研修のためドイツにやってきた。Y先生は日本のA級ライセンスを持ち、兵庫県内でも決勝まで勝ちあがる高校の指導をしている。12月までの滞在期間中、クラブチームでの研修や試合観戦などいろいろな活動を予定している。

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<ブンデスリーガを観戦>

 Y先生のドイツでの滞在場所はKoblenz(コブレンツ)。大きすぎず、小さすぎず、ケルンやフランクフルトへの大都市にも1時間もあれば移動できる。大家のホフマンさんは、ブンデスリーガ2部に所属する地元Tus Koblenz(トゥス・コブレンツ)の会員。Y先生にマフラーをプレゼントし、一緒に試合を観にいった。

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<ブンデスリーガ2部、コブレンツの試合を観戦>

 コブレンツはブンデスリーガ2部に昇格して2シーズン目。今シーズン中、経営面でのスキャンダルがあり8ポイントも勝ち点を引かれたが、何とか2部残留を決めた。

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<ブンデスリーガ2部のアーヘンで研修>

 元レッズのブッフバルトが一時監督を務めたAlemania Aachen(アレマニア・アーヘン)のユースチームで研修を行った。アーヘンは1部復帰を狙っているが、周辺には資金面で勝るライバルチームが多く存在する。自らのユースから選手を育て上げ、トップチームに送り込まなければならない。

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<アーヘンU19のヘーグナー監督と>

 アーヘンのサテライトチームはオーバーリーガ(ドイツ4部リーグ)に所属していて、ユースカテゴリーはU19からU10まで9チームある。U19のヘーグナー監督は、自身もアーヘンでプロとしてプレーし、ビーチサッカーのドイツ代表監督兼選手としても活躍した。

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<フランクフルトのトップチームの練習風景>

 ブンデスリーガ1部に所属する、Eintracht Frankfurt(アイントラハト・フランクフルト)の練習を見学。稲本選手以外にも、EURO2008に出場するスイスやギリシャの代表選手も所属している。

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<フランクフルトの稲本選手と

 練習前に、同じ関西出身の稲本選手に挨拶。ブンデスリーガでは、後半戦も試合に出場しがんばっている。

 Y先生の研修まだまだ続く。

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2008年4月27日 (日)

女子サッカー ルワンダ代表ドイツ合宿②

 アフリカのルワンダから女子サッカー代表がドイツのKoblenz(コブレンツ)にやってきて合宿を行った。ルワンダはDFB(ドイツサッカー協会)やラインラントサッカー協会などからサポートされていて、これまでもルワンダ代表U18などがコブレンツにやってきて合宿を行っている。

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<ドイツのチームと練習試合をこなす>

 2007年にコブレンツで行われた第一回インターナショナルコーチライセンス講習に参加した時にルワンダのコーチやルワンダサッカー協会のテクニカルアドバイザーを務めるドイツ人のMichael Weiss(ミヒャエル・ヴァイス)と知り合った。その後、講習に参加していたヴィンセントが女子代表のコーチに就任し、今回、テクニカルアドバイザーのミヒャエルとともに再びドイツを訪れた。

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<DFBのツヴァンツィガー会長(一番右)の姿も>

 DFB(ドイツサッカー協会)のZwanziger(ツヴァンツィガー)会長はラインラント・プファルツ州の出身ということもあり、試合会場には会長自らが顔を見せた。

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<スポーツシューレの食堂にて>

2週間弱、コブレンツのスポーツシューレで合宿を行った。

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<自由時間はキッカーで対決>

自由時間はキッカーや卓球でリフレッシュ。
3人と卓球で勝負し、3人とも打ち破った。負けられん。

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<ルワンダコーヒー>

ヴィンセントからもらった本場のルワンダコーヒー。

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<試合後、ヴィンセントと>

 ルワンダに飛び立つ前日、選手対スタッフチームでゲームが行われた。ルワンダサッカー協会副会長、監督、コーチのヴィンセントと一緒に、俺も急遽スタッフチームで出場することに。他にもスタッフチームにはミヒャエルやドイツ人のコーチ、食堂のおっちゃんなどが参加。審判はラインラントサッカー協会会長。
 相手は女子チームであろうと、スタッフチームは容赦なかった。結局大差でスタッフチームが勝利し、女子チームの選手たちをへこませることに。ちなみにミヒャエルはキーパーで後半から出場し、準備運動が足りなかったのか、太ももを負傷しすぐに交代した。

それではまた会う日まで。クルディマ・ブガチュ!

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2008年4月20日 (日)

女子サッカー ルワンダ代表 ドイツ合宿①

 アフリカのルワンダから女子サッカー代表がドイツのKoblenz(コブレンツ)にやってきて合宿を行った。ルワンダはDFB(ドイツサッカー協会)やラインラントサッカー協会などによりサポートされていて、これまでもルワンダ代表U18などがコブレンツにやってきて合宿を行っている。

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<ルワンダ女子代表>

 ルワンダの人たちとは、2007年にコブレンツで行われた第一回インターナショナルコーチライセンス講習に参加した時に知り合った。そのときにはルワンダから7人のコーチが参加しており、ルワンダサッカー協会のテクニカルアドバイザーを務めるドイツ人のMichael Weiss(ミヒャエル・ヴァイス)が講師として参加していた。今回は、女子代表のコーチに就任したヴィンセントとテクニカルアドバイザーのミヒャエルと再会することができた。

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<ヴィンセント(左から3番目)とミヒャエル(一番右)>

 
今回、ルワンダ女子代表はコブレンツを拠点にテストマッチを何試合か行った。近くで行われた1.FFC Montabaur(モンタバウアー)との一戦を観にいった。モンタバウアーは女子の3部リーグに所属する強豪。

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<1.FFC Montabaurとの一戦>

 ルワンダの女子代表は結成したばかりで、ほとんどの選手が17,18歳と若い。ルワンダと比べると、モンタバウアーはとにかくでかい。

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<1.FFC Montabaurの選手たち>

ドイツの女子サッカーはレベルが高く、過去2回のワールドカップでは2連覇している。2011年の女子ワールドカップはドイツで開催される。

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<攻め込む1.FFC Montabaur(青)>

ドイツの女子代表の試合を見ていても、とにかく他の国と比べてでかくてごつい。大人と子供のような体格の差が出てくる。そして、でかいだけでなくうまくて速い。組織的にもしっかりしている。

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<コーチ・ヴィンセントのインタビュー>

 
ルワンダとモンタバウアーの力の差は歴然としていて、結果はモンタバウアーが5-1で勝利。ルワンダは攻撃でいい形を何度か見せるもフィニッシュが決まらない。守備でもイージーミスが多かった。

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<ヴィンセントと久々の再会>


 試合には完敗したが、日々チームが成長しているので、コーチ・ヴィンセントは満足しているようだった。他のみんなもルワンダでサッカーに携わって元気にしているようだった。

つづく・・・

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2008年4月13日 (日)

1.FC 川越水上公園 サッカー少年ドイツ滞在記⑥

 埼玉県の川越水上公園で活動する1.FC 川越水上公園から、コーチのジョウと3人のサッカー少年がドイツにやってきた。ジョウは昔アントラーズに所属していて、その後ドイツにやってきたときに一緒にサッカーをした強敵(とも)である。

ドイツの家庭でホームステイをしながら様々な活動をして、いよいよお別れの日となった。

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<感想を述べるセイヤ>

最後は3家庭が集まって、みんなで団欒。

「最初は言葉が全く通じなくてジェスチャーで伝えるのがたいへんだった。家族の人たちはとても優しくて、10日間がとても早く感じた。」(ジュンペイ)

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<3人を陰ながら見守ったコーチ・ジョー>

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<御世話になったドイツの3家族と記念撮影>

「これからはドイツで学んだことを生かしていろいろなことに挑戦していき、また機会があればドイツに行きたい。」(ジュンペイ)

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2008年4月11日 (金)

1.FC 川越水上公園 サッカー少年ドイツ滞在記⑤

 埼玉県の川越水上公園で活動する1.FC 川越水上公園から、コーチのジョウと3人のサッカー少年がドイツにやってきた。ジョウは昔アントラーズに所属していて、その後ドイツにやってきたときに一緒にサッカーをした強敵(とも)である。

 3少年は1.FCケルンヴィルゲスでの練習参加を終え、今回はAlemania Aachen(アレマニア・アーヘン)のU15で練習参加した。

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アーヘンのユニフォームをもらい、U15チームに練習参加。

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アーヘンのトップチームは現在ブンデスリーガ2部に所属。
元レッズのブッフバルトも監督に就任したが、成績不振で解任された。

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ケルンではぴりぴりしてた雰囲気だったが、アーヘンは比較的ほのぼのした感じだった。
3人はドイツのチームで練習を数回こなしてきたので、アーヘンではすんなりチームに溶け込めた。

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監督ベンの指示に耳を傾ける。

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U15の練習を終えたら、U16のカルロ監督に呼ばれ、こちらでも練習参加することに。

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アーヘンU15の選手たちと。

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<アーヘンの大聖堂にて>

「選手の身長にびっくりした」(ジュンペイ)

つづく・・・

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2008年4月10日 (木)

1.FC 川越水上公園 サッカー少年ドイツ滞在記④

 埼玉県の川越水上公園で活動する1.FC 川越水上公園から、コーチのジョウと3人のサッカー少年がドイツにやってきた。ジョウは昔アントラーズに所属していて、その後ドイツにやってきたときに一緒にサッカーをした強敵(とも)である。

ブンデスリーガ観戦、1.FCケルンでの練習参加のほかに、地元の学校も訪問した。
この学校は2006年にドイツを訪れたMASAYA少年も訪問している。

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<学校を案内してくれたファー先生と>

 
訪問した学校はNelson Mandera Realschule(ネルソン・マンデラ・レアルシューレ)。南アフリカのネルソンマンデラ元大統領にちなんで名付けられたこの学校はユネスコプロジェクトに参加していて、国際的な考え方や活動に重点を置いた教育をしている。このような学校は世界126カ国に4000校以上あり、それぞれの学校がネットワークを結び国際交流を続けている。そして、このラインラントプファルツ州にもそのうちの8校が点在している。

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<校長室にて>

 ドイツでは6歳から4年間Grundschule(グルンドシューレ)というところに通う。ここは日本で言う小学校に当たるところで、その後は成績や目的によってHauptschule(ハウプトゥシューレ)、Realschule(レアルシューレ)、Gymnasium(ギムナジウム)の3つのどれかに進んでいく。レアルシューレはこのうちの真中のレベルで、途中で中級卒業資格がとれば、専門上級学校やギムナジウムの高学年へと進むこともできるらしい。

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<休み時間に校庭で>

ファー先生に学校を案内してもらったあと、3人は体育の授業に参加。

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<体育館でミニゲーム>

2学年上の生徒たちと死闘をくりひろげた。

「日本の体育と違って本気の試合でびっくりした。」(ジュンペイ)

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<死闘をくりひろげた強敵(とも)と> 

予想外のマジさ加減に驚くも、怪我もせず無事に終了。
体育の授業といえど、勝ち負けがかかっている時は全力を尽くす。格好つけてたらたらやっている余裕などない。

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<ヴィルゲスでの練習>

俺の所属するWirges(ヴィルゲス)でも練習に参加した。ケルンではピリピリした空気が流れていたが、ここではほのぼのとサッカーを楽しんだ。この日は人数が少なく、俺もコーチ・ジョウも練習に参加。

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<ヴィルゲスで練習を終えて>

「見た感じは怖そうな人が多かったけど、実際話してみたら優しかった。」(ジュンペイ)

つづく・・・ 

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2008年4月 9日 (水)

1.FC 川越水上公園 サッカー少年ドイツ滞在記③

 埼玉県の川越水上公園で活動する1.FC 川越水上公園から、コーチのジョウと3人のサッカー少年がドイツにやってきた。ジョウは昔アントラーズに所属していて、その後ドイツにやってきたときに一緒にサッカーをした強敵(とも)である。

 ブンデスリーガ観戦や観光を終え、いよいよ自分たちがサッカーをする番になった。今シーズン、ブンデスリーガ1部に返り咲いた名門の1.FCケルンU15に練習参加した。

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<コーディネーションのトレーニング>

ケルンのU15は、ユースのトップリーグでも上位に位置している。

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<コーディネーションその②>

少し緊張しつつも、ケルンの選手たちと一緒にメニューをこなす。

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<いよいよボールを使っての練習>

コーディネーションは見よう見まねでこなしたが、次はボールを使っての練習。
3人とも気合いが入る。
中盤でのパス回しから展開を意識した実践的な練習をした。

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<練習中のセイヤ>

時間が経つにつれて練習の要領がわかり、のびのびとプレーができ始めた。
物怖じせず、ケルンの選手たちとも積極的にコミュニケーションを取っていた。
3人ともタイプは違えど、負けず嫌い。何度かいいプレーを見せていた。

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<1.FCケルンの選手たちと>

練習を終えてケルンの選手たちと仲良く記念撮影。
2日間の練習参加だったが、ケルンの選手たちも3人の実力を認めたようで、仲良くなれたようだった。

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<監督、コーチと>

 最初はピリピリしていた監督だったが、3人の実力がわかり、選手たちを受け入れてくれた。
「ケルンの選手たちは同じような練習を何度もやってきたが、3人は初めてにしてはすぐに戦術を理解し練習に対応できた」とクーン監督のコメント。

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<練習後、ロッカールームで>

練習を終え、ロッカールームでも選手たちをコミュニケーションが取れた。言葉は通じなくても、サッカーを通して距離はだいぶ縮まった。
 
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<ケルンの大聖堂をバックに>

無事、1.FCケルンでの練習を終え、ほっと一息。
ケルンの大聖堂も拝み、ホームステイ先に戻った。

「レストランに入って肉の大きさにびっくりした。ケルンドームに感動した。」(ジュンペイ)

つづく・・・

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2008年4月 8日 (火)

1.FC 川越水上公園 サッカー少年ドイツ滞在記②

 埼玉県の川越水上公園で活動する1.FC 川越水上公園から、コーチのジョウと3人のサッカー少年がドイツにやってきた。ジョウは昔アントラーズに所属していて、その後ドイツにやってきたときに一緒にサッカーをした強敵(とも)である。

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<語学学校の人たちと>

ケルンとフランクフルトの中間あたりに位置するコブレンツ。この街の語学学校を訪問。
ドイツ語の初心者コースの教室に入って、授業を見学した。
「世界各国の人と交流ができてよかったです」セイヤ

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<ユース州1部リーグの試合>

ブンデスリーガの試合と比べるとかなりの差があるけど、同年代の子供の試合を見学。
全部のチームが芝生の上でやっているわけではなく、見学した州1部の公式戦は土の上で行われてラインズマンもいなかった。

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<ドイチェス・エックにて>

コブレンツの2大観光スポットの一つと言われている、ライン川とモーゼル川の合流地点のDeutsches Eck(ドイチェス・エック)。

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<セイヤとホームステイ先のケン>

コブレンツの旧市街を散歩。

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<エーレンブライトシュタイン要塞にて>

コブレンツの2大観光スポットのもうひとつ、難攻不落のエーレンブライトシュタイン要塞。

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コーチ・ジョウとどうやって要塞を攻略するか作戦を練る。

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門番(ケイスケ)

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<要塞からドイチェスエックを見下ろす>

「要塞から見た景色がとてもきれいだった。」(ケイスケ)

つづく・・・ 

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2008年4月 7日 (月)

1.FC 川越水上公園 サッカー少年ドイツ滞在記①

 埼玉県の川越水上公園で活動する1.FC 川越水上公園から、コーチのジョウと3人のサッカー少年がドイツにやってきた。ジョウは昔アントラーズに所属していて、その後ドイツにやってきたときに一緒にサッカーをした強敵(とも)である。

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<フランクフルト空港に到着>


 フランクフルト空港に到着後、約120キロ離れたところにある田舎のKleinmaischeid(クラインマイシャイト)という村に移動。ここで約1週間ホームステイをした。

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<左からケイスケ、ジュンペイ、セイヤ>

 1.FCとは、よくドイツのチームの頭につけられているもので、その町で一番初めにできたサッカークラブ(Fussball Club)という意味。ケイスケ、ジュンペイ、セイヤの3少年もコーチ・ジョウとともに、川越水上公園で初のクラブチームでサッカーを楽しんでいる。

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<クラインマイシャイトの村の風景>

ホームステイをしたクラインマイシャイト村はめちゃくちゃ小さいが、去年までは地理的にEUの中心地だった。

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<同居人のイグアナ>

 ケイスケの泊まる部屋で飼われていたイグアナ。手を近づけると尻尾をぴしぴしやって反撃してくる。動きはけっこう機敏。夜になると尻尾でガラスをぴしぴしたたいて、何度かケイスケの眠りを妨げたらしい。

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<レバークーゼンのスタジアムにて>

ブンデスリーガ初観戦。
レバークーゼンのスタジアムで、稲本選手が所属するフランクフルト戦を観戦。

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試合は泥試合に。
「身体能力がすごい」(セイヤ)
「プレーよりサポーターにびっくりした」(ジュンペイ)

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<レバークーゼン(赤)対フランクフルト(白)>

格上相手に、アウェイでフランクフルトが勝利。

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試合観戦でビールを買うコーチ・ジョウ。

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つづく・・・

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2008年4月 5日 (土)

オーバーリーガ第23節 x 1. FC Kaiserslautern II 戦

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      Wirges              1. FC Kaiserslautern

 前節はアウェイでピルマゼンスから貴重な勝ち星。今回の相手は現在リーグ5位のKaiserslautern(カイザースラウテルン)2軍。昇格圏内の4位以内を狙っているので、絶対に勝ちにくる。

 Wirges(ヴィルゲス)はというと、チームの掲げる目標は謙虚に1桁の順位。今のところ8位と達成しているが、若い選手たちはあわよくば昇格も狙っている。実際に、リーグには優勝候補になれるくらいの強いチームが4チーム以上いて、これらのチームにどこかで勝てないようでは昇格はまず難しい。

 前半は1点を先制されるも、そこまで押し込まれることもなく、悪くはない内容だった。だけど、後半になると差が出始めた。相手はプロとして2部練も含め毎日練習をしている。ヴィルゲスはというと、リーグ後半戦は週3回の練習。そのうち月曜日は軽い調整で金曜日もセットプレーなどで軽い調整。しっかり練習しているのは水曜のみ。後半はばったり足が止まり、攻め込まれられまくる。チャンスというチャンスもなく、結局3-0で敗北。

 これは今に始まったことではないが、選手たちの中でも練習内容の改善を求めているのもいる。ただでさえ少ない練習回数で上のチームと戦っていくには、効率よく練習していかないと勝てない。

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2008年3月30日 (日)

オーバーリーガ第22節 x FK Pirmasens戦

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   FK Pirmasens         EGC Wirges

 オーバーリーガ第22節、アウェイでのPirmasens(ピルマゼンス)戦。ピルマゼンスは、昨シーズン、レギオナルリーガ(ドイツ3部)から降格してきたチームで、今シーズンは優勝候補の一角に挙げられている。しかし、現在の順位はWirges(ヴィルゲス)が8位でピルマゼンスは9位。前半戦はホームで負けているけど、順位が入れ替わる可能性があるので負けられない。

 試合が始まってみるとピルマゼンスペース。前半早々にセットプレーから失点する。前半はディフェンスがぼろぼろだった。前半を0-1で何とか乗り切り、ハーフタイム。

 後半、ヴィルゲスはコーナーキックからこぼれ球をアルヤンが押し込み同点。引き分け狙いの雰囲気が流れていたけど、今度はフリーキックからトーマス・エシュが決めて逆転に成功。その後、きわどいシュートを何本か打たれるも、何とかしのいでアウェイで貴重な勝利。ピルマゼンスに勝ったのも久しぶりということで、帰りのバスの中ではお祭り騒ぎだった。

次はホームでカイザースラウテルンの2軍と対戦。どうなるものか、行けばわかるさ。

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2008年3月29日 (土)

千葉フッチサッカークラブU15 ドイツ遠征④

 2007年の夏、千葉県市川のフッチサッカークラブU15がドイツ遠征を行った。初のヨーロッパ遠征、どうなるものか、行けばわかるさ。

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<ヘネフにて関根コーチと川又コーチ>

アーヘンとの一戦を終えて、6日目。この日はブンデスリーガ2部のマインツの下部組織と対戦。

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<マインツ(水色)対フッチ(オレンジ)>

昨シーズン、マインツのトップチームはブンデスリーガ1部から2部へ降格。今年は2部で昇格圏内につけている。

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マインツは下部組織の育成に定評がある。
フッチの選手たちはやや疲れも見え始めていて、試合はペースを握ったマインツが勝利。

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<デュッセルドルフ空港にて>

お疲れ様っす。
また、日本に戻った時はお邪魔します。

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<U15フットサル関東大会で優勝>

フッチは、U15のフットサル関東大会で優勝し、全国大会にも出場。
全国大会ではベスト8と健闘。

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<千葉県クラブユースU14新人戦総合優勝>

ジェフやレイソルを破って、見事千葉県の新人戦で優勝。

フッチのホームページは、ここ

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2008年3月27日 (木)

千葉フッチサッカークラブU15 ドイツ遠征③

 2007年の夏、千葉県市川のフッチサッカークラブU15がドイツ遠征を行った。初のヨーロッパ遠征、どうなるものか、行けばわかるさ。

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<これから練習です。>

ブンデスリーガ観戦と観光を終えて、この日からまた練習と試合が入る。
午前中は、ブンデスリーガ2部のアレマニア・アーヘンU16のカルロ監督と練習。

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<カルロコーチとトレーニング>

フッチの選手たちは飲み込みが早い。練習は4バックの組み立てなど、戦術的なことを中心に行われた。

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<アーヘン戦の直前>

午後には、アレマニア・アーヘンとのフレンドリーマッチ。
ちなみに、アーヘンのトップチームには、浦和レッズを優勝に導いたブッフバルトが就任したが、成績不振のためシーズン途中で解雇された。

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<試合はフッチペース>

初戦の相手デュッセルドルフは、体も大きく攻撃に勢いがあって、プレッシャーもガンガンかけてきた。それと比べると、アーヘン戦では多少余裕ができた。内容的にはフッチが優勢だった。

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<最後に同点に追いつかれる>

デュッセルドルフ戦のときと比べると、選手たちのコンディションもよくなってきていた。2-1とリードしていたが、最後にはアーヘンが意地を見せて、2-2の同点で試合は終了した。勝ちたかった試合だけど、ポテンシャルの高さを見せてくれたと思う。

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<フッチとアーヘン>   

つづく・・・

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2008年3月26日 (水)

千葉フッチサッカークラブU15 ドイツ遠征②

 2007年の夏、千葉県市川のフッチサッカークラブU15がドイツ遠征を行った。初のヨーロッパ遠征、どうなるものか、行けばわかるさ。

3日目はケルン観光。
1.FCケルンのホームスタジアム、Rheinenergie Stadion(ラインエネルギー・シュタディオン)へ。

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<ラインエネルギー・シュタディオン前で>

町の中へ移動。

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<ケルン大聖堂前で>

4日目はフランクフルトでブンデスリーガ観戦。

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<バスの中で>

この日は、フランクフルト対ハンザ・ロストックの試合。

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<タッチラインのすぐそばで>

稲本選手も先発で出場。目の前でいいプレーを披露。

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<フランクフルト(赤)の稲本選手>

ホームのフランクフルトが1-0で勝利。

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<一緒に応援>

ロストックのファンブロックのすぐそばでも負けずに応援。

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<レーマー広場にて>

フランクフルトの観戦でテンションもモチベーションも上がり、明日からはまた試合と練習が続く。

つづく・・・

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千葉フッチサッカークラブU15 ドイツ遠征①

 2007年の夏、千葉県市川のフッチサッカークラブU15がドイツ遠征を行った。初のヨーロッパ遠征、どうなるものか、行けばわかるさ。

Airplane
<ハロー>

まずはベルギーのブリュッセル空港に到着。そこからドイツとの国境沿いにあるオランダのスポーツ施設へ。

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<カルロコーチとトレーニング>

2日目の午前からは早速トレーニング。
ブンデスリーガのAlemania Aachen(アレマニア・アーヘン)U16の指揮をとっているカルロコーチが4バックをメインテーマに指導。

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<デュッセルドルフとの親善試合>

午後からは、ドイツ3部リーグに所属するFortuna Duesseldorf(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)のユースチームと対戦。デュッセルドルフのユースチームは、ユース年代ではドイツのトップリーグに所属していて、トーナメントでは日本高校選抜に勝利したこともあるいいチーム。

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<試合前の最終チェック>

フッチはU14年代の選手が多く、デュッセルドルフの選手は一回り体が大きかった。フィジカルだけでなく、ゲームを組み立てることもでき、展開の早い攻撃はデュッセルドルフの大きな武器だった。

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<フッチ対デュッセルドルフの試合>

フッチもボールが収まってくると、早いパス回しから何度か攻撃のチャンスを作ることができた。負けはしたけど、初日から力強く勢いのあるいいチームと対戦して、選手たちは何かを学ぶことができたと思う。

Dinner

練習も試合も終わったらメシの時間。
しっかり食べて次の試合に備えるべし。そして、打つべし、打つべし、打つべし。

つづく・・・

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2008年3月16日 (日)

ドイツB級コーチライセンス講習④

 2月25日から3月7日まで参加した、ドイツのB級コーチライセンス講習会。今回の講習に出て思ったことは、この講習に出てライセンスを取っても、自分の実力が大きく変わるものではないということ。もちろん講習中にはいろいろなことを勉強したけど、それによって自分のコーチとしての能力が上がったわけじゃない。ただ、Jungheim(ユングハイム)教官からはいろいろなヒントが飛び出し、コーチとして進むべき方向性や何を勉強していかなければいけないかということがよーくわかったような気がする。(今、やった内容やメモを整理中。)

 Cライセンスを取ってから2年弱経つけど、今回の講習はそういう意味で、いい方向確認&修正になったと思う。全く方向性が間違っていたわけではないけど、以前よりも土台が固められて、見るべきところが明確になったので、今までよりも吸収や修正ができるようになったと思う。

講習中、よく言われたこと。

①根本から考え直すこと。
 今まで当たり前のようにやってきている練習の中には、プロでもアマチュアでもたくさんの無駄がある。1回の練習で10分の無駄があれば、1週間で1時間以上の無駄ができる。この1時間の使い方がチームの結果につながる。

②とことん考えること。
 初心者でない限り、できる限り実践的な練習が必要。その練習内容は、実際に試合中に存在するものか?フィールドの広さ、敵や味方の数、時間、負荷など。
例)試合中に、30分も1時間も同じペースで同じフォームで走り続けることがあるか?

 コーチングスタイルやサッカーの考え方は一つではないので、あとは自分でレベルアップして自分のスタイルを確立していくしかない。とにかく、なんだかんだ言ってないで、経験を積んでいこうと思う。

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ドイツB級コーチライセンス講習③

 Hennef(ヘネフ)のSportschule(スポーツシューレ)で参加したドイツB級コーチライセンス講習。授業の内容もさることながら、たまに話題がそれたときのJungheim(ユングハイム)教官の話は興味深かった。

①ワールドカップ2006で、優勝したイタリアは決勝までの6試合でたったの1失点、それ以外にピンチを招いたシーンは2回。準優勝のフランスは2失点、それ以外にピンチを招いたシーンは3回。トップクラスを相手に戦う場合、ゴールチャンスが訪れるのは1試合にあるかないかということになる。それほど攻撃は難しい。だから、チャンスの回数をできる限り増やして、数少ないチャンスをものにするには、細かく正確なテクニックと戦術が必要になる。コーチはそれを教えれるようにならなければならない。

ワールドカップのイタリアやフランスの相手は、アジア1次予選のような相手ではなく、ドイツ、ポルトガル、ブラジル、スペインなど強豪。それらのチームを相手にも、たったこれだけしかピンチの場面がなかった。しかも、決して守備的に戦ったわけではなく、イタリアは6試合で11得点、フランスは8得点。参加チームの中ではむしろかなり攻撃的。ちなみに日本は3試合で、2得点7失点。

②失点のリスクを減らすために、ディフェンスラインからロングボールに頼るチームがあるが、効果はほとんどない。あるブンデスリーガの試合では、両チームあわせて150本のロングボールが蹴られたが、結局得点チャンスを作ることなかった。守備の時にフォアチェッキングで相手DFにロングボールを蹴らせるのはいいが、ボールを奪ったあと自分たちもロングボールを蹴ってはチャンスはいつまでも来ない。これをチームに教えるのもコーチの役目。

③今のサッカーではある程度のリスクを冒して勝ちにいかなければならない。1試合平均1ポイントしかとっていないチームは、降格圏内に入る傾向にある。これはサッカー以外のことにも当てはまるかも。

つづく・・・

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2008年3月15日 (土)

ドイツB級コーチライセンス講習②

 ヘネフのスポーツシューレで行われたB級コーチライセンスに2週間参加した。講習は教室でのセオリーとグランドでの実技。担当のJungheim(ユングハイム)教官は男塾の鬼ヒゲや飛行帽のように厳しかったが、ドイツサッカー向上のために日々サッカーを研究していた。

 2006年のワールドカップで3位になったドイツだが、優勝したイタリアや準優勝のフランス、ブラジルやアルゼンチン、更にチャンピオンズリーグで活躍するスペインやイングランドのチームの話がたびたび講義で取り上げられた。ドイツの代表やクラブチームが、現段階でこれらのチームに劣っている部分があるということをユングハイム教官は認めていた。これらの国に勝つためにはいい選手を育成しなければならず、いい選手を育成するためにはいいコーチを育成しなければならない。ドイツサッカー向上に燃えるユングハイム教官からは興味深い話がいくつも出た。

①目標は、100人から120人の若い選手(18歳から21歳くらい)を毎年1部から3部リーグに送り込むこと。各プロチームに毎年2,3人の新人を送り込み、更にその選手たちを育て上げる。

②南米のブラジルやアルゼンチンと比べると、明らかにテクニックやセンスで劣っているので、これらのチームに勝つには戦術によってチームで勝つしかない。

③イタリアやフランスなどのヨーロッパの国と比べても、ドイツはまだまだマンマークの癖がとりきれていない。リベロシステムの癖が残ってしまっている。

④イングランドなどのトップリーグと比べると、ブンデスリーガは試合のスピードが10%遅い。バイエルンなどは国内で勝てても、チャンピオンズリーグになるとスピードに慣れず勝てなくなる。チャンスにつながる縦パスやパスをもらう選手のポジショニングの改善が必要。

⑤子供たちが外で遊ぶ時間が少なくなり、基本的な運動能力が低下している。昔はストリートサッカーで遊び、それが子供たちにとっていい練習になっていた。今はチームの中だけでの練習がメインで、ほとんどが型にはめられた練習。選手のイマジネーションが欠けていく。ジュニアユース年代でも、週に一回は何のルール制限も無しにサッカーで遊ばせるべき。それ以前の年代はサッカーでもっと遊ばせるのがベスト。

⑥欠点のない選手を育てすぎて、逆に武器を持った選手がいなくなってしまった。ドイツでは、長所を伸ばすことよりも、小さな短所に目がいってそっちを改善しようとする傾向がある。

つづく・・・

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2008年3月14日 (金)

ドイツB級コーチライセンス講習①

 ドイツのC級コーチライセンスを取ってからかれこれ2年半。B級を受けるのは選手を辞めてからでもいいかと思い始めていたら、知り合いのカルロから連絡があり、講習の始まる当日の朝にとりあえず会場にいってみろと言われた。もし誰かが欠席したら、代わりに入れてもらえるから。

 会場はHennef(ヘネフ)というところのスポーツシューレで、日本から遠征に来たチームがここで何度か合宿を行っている。講習は土日を抜かして2週間泊り込み。いろいろ考えたけど、せっかくのチャンスということで、監督ハンズィが激怒することを覚悟でシーズンが始まる直前にチームを離れて講習に参加することにした。

 当日会場に着いたら応募した26名がきっちりそろっていた。しかも、俺のほかにも同じように会場に来ていたのが3人。しかしながら、例外で俺たち4人も入れてもらい、合計30人で講習を受けることになった。

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 ドイツの一番上のレベルのライセンスは、Fussballlehrer(フースバルレーラー)。直訳すると「サッカーの先生」。S級にあたるこのライセンスを持てば、ブンデスリーガや海外のトップリーグで監督として仕事ができる。
 俺が持っているのはCライセンスで、成人のカテゴリーでは5部リーグ(州1部くらい)まで、女子のカテゴリーではブンデスリーガ以外、少年のカテゴリーでは上から3番目までのリーグのチームを教えることが可能。
 今回受けるのはBライセンスで、これを取ればC級の範囲プラス、ブンデスリーガの下部組織やトレセンでコーチとして働くことができ、ユースカテゴリーでは上から2番目までのリーグで教えることができる。
 その次がAライセンス。 このライセンスを取れば、成人アマチュアチーム、女子チーム、ユースチームすべてを教えることができる。

 まず初めに言われたのが、「Bライセンスは、特にユース年代でトップチームを見るコーチのためのもの。下のリーグのチームを見るなら、Cライセンスだけでも十分」ということだった。ユースのトップレベルをプロに育て上げるには、コーチも豊富な知識と細かく的確なアドバイスができるプロフェッショナルでなければいけないということを、「サッカーマシーン」や「鬼」というニックネームがつけられた教官から何度も強調された。

つづく・・・

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2008年3月 5日 (水)

インザーギ 歴代得点王に

 イタリア代表でACミラン所属のフィリッポ・インザーギが、ヨーロッパカップ戦(チャンピオンズリーグ、UEFAカップ)の歴代ゴールランキングで、これまで1位だったドイツのゲルト・ミュラーを抜いて1位になった。

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<歴代ベスト10>
1.Filippo Inzaghi (ACミラン) 63ゴール
2.Gerd Mueller(最終所属バイエルン) 62ゴール
3.Raul(レアル・マドリー) 61ゴール
4.Andrej Schewtschenko(チェルシー) 60ゴール
5.Ruud van Nistelrooy(レアル・マドリー) 57ゴール
6.Eusebio(ベンフィカ・リスボン) 56ゴール
7.Henrik Larsson(ヘルシンボリ) 52ゴール
7.Thierry Henry(バルセロナ) 52ゴール
9.Alfredo Di Stefano(レアル・マドリー) 50ゴール
10.Carlos Santillana(レアル・マドリー) 47ゴール

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- 偏見かもしれませんが、あなたはゴール前で(ファールをもらうことについて)演技派ですか?

インザーギ:
インタビューの始めとしてはいい質問だね(笑)。ただ、スープの中に髪の毛が一本はいっているかどうかを探すような粗探しはよくないよ。僕はこれまで正しいプレーをしてきたと思っているし、自分のプレーを誇りに思っている。(ドイツ人記者に向かって)君たちのクリンスマンだってそういう風に批判されたけど、ワールドカップで優勝したでしょ?僕もそれで優勝したよ。

- もう一つ偏見かもしれませんが、あなたはエゴイストですか?

そうだよ。ただ、フォワードはゴールを決めなければいけない。もし僕がゴールを決めなければ、僕はACミランのスケープゴートにされてしまう。だから、味方が作ったチャンスはものにするし、それでチームが僕に給料を支払ってくれる。僕は、すべてのストライカーはエゴイストだと思うよ。

- それではポジティブな話題に。

やっとか。

- あなたは12月のセルティック戦で63ゴール目を決め、これまでのゲルト・ミュラーの記録を抜きました。

あれは感動的な瞬間だったよ。僕はあのあと泣いたけど、全然恥ずかしいとは思わなかった。何回もあのゴールシーンや記事を見たよ。

- あなたのプレースタイルはゲルト・ミュラーに似ているんですか?

そうだよ。僕は昔、彼のゴールをテレビでよく見たよ。僕たちはペナルティーエリア内で活躍するタイプで、ゴール嗅覚を持っている。彼と同じ場所にたどり着くことができてほんとに光栄に思うよ。

- あなたのゴールの秘訣は?

監督(カルロ・アンチェロッティ)はいつも言ってるよ。「お前がゴールを探すんじゃなくて、ゴールがお前を探すんだ。」これは本当にそう思うよ。あとは、本能だと思う。ゴールの予感がして、そこに走り込んで、ボールが来て、あとは押し込むだけ。

- これからの目標は?

もっとゴールを決めることだね。そうしないと記録が破られてしまうから。ラウールは僕よりも4歳年下だけど、61ゴール決めてる。ノンノンノン。もう2,3年プレーを続けて差を広げないと。

Sportbild誌インタビューより

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2008年2月27日 (水)

日本のベッカム ボーフムの小野選手

 冬の移籍期間にブンデスリーガ1部のBochum(ボーフム)と契約を交わした小野選手。いい形でデビューして以来、今ではほとんどの試合でスタメン出場している。ウインターブレイク明けの数試合を終えた時点では、冬に移籍した選手ランキングで上位5位以内に入っていた。「日本のベッカム」というあだ名もつけられていた。

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<ボーフムの小野選手>

 元ドイツ代表選手で今はボーフムのマネージャーを務めるシュテファン・クンツのコメント:

「我々は小野選手の移籍前にいろいろと考えましたが、次の3つの点についても彼はボーフムにとって大事な選手となると思います。
①ボーフムから50kmほどに位置するデュッセルドルフは、ドイツ国内で最も多くの日本人が住んでいる街で、約8000人が住んでいます。彼らがスタジアムを訪れてくれるでしょう。
②ボーフムのインターネットサイトは日本語にも訳され、小野選手の最新の情報を日本でチェックすることができます。日本企業スポンサー獲得も期待されます。
③日本に住んでいる日本人も小野選手のユニフォームを買ってくれることを期待しています。注文は英語でも対応します。」

 日本市場を開拓するためにも、小野選手に寄せられる期待は大きい。

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2008年2月19日 (火)

3年後のドイツチャンピオン - ヴォルフスブルク

07/08シーズンのウインターブレイクに、ブンデスリーガ1部のBochum(ボーフム)Wolfsburg(ヴォルフスブルク)と契約を交わした小野と長谷部。リーグ前半戦第17節を消化した時点でのそれぞれのチームの成績は、ヴォルフスブルクが勝ち点20で11位、ボーフムが勝ち点19で13位だった。小野はフェイエノールトで活躍していたので自分の周りのドイツ人サッカー関係者もよく知っている。ボーフムでは中盤のすべてのポジションをこなせる選手として期待されている。

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<フェリックス・マーガート監督>

 長谷部の所属するヴォルフスブルクは、これまでこれといったタイトルを獲得したことがなく、過去2シーズンは15位という結果に終わっているが、今シーズンからシュトゥッツガルトやバイエルンをリーグ優勝に導いているフェリックス・マーガート監督が就任した。マーガート監督は、チーム経営者、スポーツディレクター、ユース育成のポストも兼任していて、ヴォルフスブルクに本拠地をおくフォルクスワーゲン社をスポンサーにしてチームの大改革を行っている。現在、ヴォルフスブルクではドイツ人選手以外に21カ国の選手が在籍している。全権をゆだねられたマーガート監督は、「3年以内にヴォルフスブルクを優勝争いに加わるようなチームにする」という公約を掲げていて、今シーズンは今後のチーム作りに必要となる選手の見極めを行っているらしい。Kicker(キッカー)誌では、「マーガートと最大の博打」という見出しが掲げられていた。

 ブンデスリーガ再開となる第18節のスタメン予想(キッカー誌など)では、小野、長谷部とも名前を連ねていなかったが、数試合をこなして2人ともスタメンで出場する機会が増えている。ボーフムは今のところ降格圏内から離れていて、ヴォルフスブルクもUEFAカップ出場権獲得ができるところに位置している。カップ戦でもベスト8まで勝ち残っている。

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2008年2月13日 (水)

昨季王者シュトゥッツガルト - 不調の原因はドイツ代表?

 昨シーズン、ブンデスリーガ優勝を果たしたシュトゥッツガルトだが、今シーズンは上位に顔を出すこともなくリーグの真ん中あたりを行ったり来たりしている。チャンピオンズリーグでも6試合して1勝5敗のグループリーグ敗退。

 シュトゥッツガルトには各国の代表クラスが在籍していて、マリオ・ゴメス、ロベルト・ヒルベルト、トーマス・ヒッツルスペルガーなどのドイツ代表選手も何人か在籍している。ドイツ代表選手は、チームのトレーニング以外にもドイツ代表レーヴ監督から週2,3回の追加トレーニングメニューが与えられている。6月にはユーロ本選が控えていることもあり、レーヴ監督はチーム作りの仕上げに入り、選手たちもメンバー入りを目指してアピールをしなければならない。(シャルケのケヴィン・クラーニは、2006年ワールドカップ前にこの宿題を怠ったため代表から外された。)

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<トーマス・ヒッツルスペルガー>

 ドイツ代表のチームマネージャー・オリバー・ビアホフは、「ヨーギ(レーヴ監督のあだ名)は常にチームの監督とコンタクトを取っているので、各チームと代表がうまく機能するはずだ。選手はもちろんリーグ戦で結果を残さなければならないが、ユーロに向けてすでに準備を始めなければいけない。ユーロで何を手にしたいのか、具体的に考えていなければいけない。」とユーロ制覇に向けて意気込んでいる。

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<マリオ・ゴメス>
 
 そんななか、シュトゥッツガルトのチームマネージャー・ホルスト・ヘルトは、「リーグの最中なのに、すでに気持ちはユーロに行ってしまっている。レーヴ監督の追加メニューはうちのチームに合ったものでなければいけない。チームがレーヴ監督にあわせる訳にはいかない。現に選手に給料を払っているのはわれわれなんだから」とぼやいている。ヘルトがこうも怒っているのは、リーグ戦前期に行われた代表の試合で、上記のシュトゥッツガルトの3選手が無理をして、その後長期離脱することになってしまったから。シュトゥッツガルトのアルミン・フェー監督も、「選手たちはまず自分のチームのために結果を残すべきだ。マリオ・ゴメスやトーマス・ヒッツルスペルガーがこれ以上何をしろというのだ。」とオリバー・ビアホフを批判している。

ハンブルクのフープ・スティーブンス監督
「選手たちがハンブルクのために結果を残すことのほうが、代表で結果を残すことよりも何倍も大事だ。」

バイエルンのオトマー・ヒッツルフェルト監督
「私の選手たちはどっちみち追加トレーニングをしている。ただし、良いか悪いかはそのやる内容にもよる。」
 
シャルケのミルコ・スロムカ監督
「われわれのトレーニングにこれ以上付け加える要素はほとんどない。」

何はともあれ、ドイツ代表の候補に挙がっている40名の選手は、ユーロ本選の23の枠を目指してアピールしていかなければならない。

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2008年2月 5日 (火)

UEFA決勝のスタジアム

 2月13日に始まるUEFAカップの決勝トーナメント1回戦。ドイツからはバイエルン、レバークーゼン、ニュルンベルク、ハンブルクがグループリーグに出場して、全4チームが決勝トーナメントに駒を進めた。チャンピオンズリーグで敗退したブレーメンも加わり、ドイツからは計5チームが決勝トーナメント1回戦を戦うことになる。このうちのどれかが優勝する可能性はあると思う。

 2月19日にはチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦が始まる。グループリーグに参加したドイツのチームはシュトゥッツガルト、ブレーメン、シャルケで、突破したのはシャルケのみ。こちらは勝ち進むのがちょっと厳しそう。

 2008年(今回)のUEFAカップ決勝はマンチェスター、チャンピオンズリーグ決勝はモスクワで開催される。2009年は、UEFAカップ決勝がイスタンブール、チャンピオンズリーグ決勝がローマで開催されることが決定している。

 決勝開催地のスタジアムは5万座席以上なければいけないらしいが、2010年以降はこの条件が7万座席以上になるらしい。2004年のチャンピオンズリーグ決勝が行われたシャルケやハンブルクのホームスタジアムはこの条件を満たすことができる。ベルリンも74400席でぎりぎりOK。しかし、バイエルン・ミュンヘンのホームスタジアムは69000席なので例外処置が取られないと危ない。

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<シャルケのホ-ムスタジアム>

 チャンピオンズリーグの2010年の決勝は今のところロンドンのウェンブリーが有力らしく、2011年はマドリードやヴァレンシアが有力候補となっている。ドイツサッカー協会はUEFAカップの決勝をドイツに持ってこようとしているが、ロンドン、ダブリン、ブカレスト、バルセロナなどの名前も挙がっている。

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2008年1月29日 (火)

バイエルンのクリンスマン監督

 ブンデスリーガのシーズン途中にもかかわらず、バイエルンは来シーズンの新監督としてユルゲン・クリンスマンの就任を決定した。クリンスマンは元ドイツ代表選手として活躍が認められているが、それまで監督経験がなかったにもかかわらず、2006年のワールドカップ前からドイツ代表監督に就任。アメリカ式のトレーニング方法を取り入れ、当初はその指導力が疑問視されていたが、最終的には自国のワールドカップでドイツを3位に導き国民的ヒーローになった。クリンスィーの愛称で親しまれている。ワールドカップ後、ドイツ代表監督の座から退き、さまざまなチームの新監督候補として名が挙がっていたが、ようやく監督業を再開することとなった。

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<ドイツ代表時代のクリンスマン監督>

 現バイエルンのオトマー・ヒッツフェルト監督は、これまで23のタイトルを獲得している名将。ドイツ国内では6度もリーグを制覇している。大型補強を終え、だんとつで優勝候補に挙げられている今シーズンは、リーグ優勝とUEFAカップ優勝のタイトルで有終の美を飾りたいところ。しかし、ヒッツフェルト監督はリーグ内の敵だけでなく、見えない敵とも戦っているらしい。それはクリンスマン時期監督。

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<ヒッツフェルト監督>

 まだ半年も先の話なのに、頻繁に話題に上るクリンスマン。ヒッツフェルト監督も気になってしまうと思う。チームの中では、すでに駆け引きが行われているらしい。クリンスマンを歓迎する選手をもいればそうでない選手もいる。コーチ陣はこれまでのやり方から大きく方向転換しなければいけないかもしれない。フロントは、まだ経験の浅い監督とともにリスクを冒さなければならない。ファンは、名将ヒッツフェルトを気に入っている。

 自分もチェコにいたときにシーズン途中に監督が代わった経験がある。ある日の練習前、会長が急にロッカールームに入ってきて話をし始めた。そして、いきなり監督と2人のコーチにクビを言い渡した。監督とコーチはまったく知らなかった様子で、最後に小声で俺に「Alles vorbei(すべて終わった).」と言い残したのを覚えている。しかし、このことを事前に知っていた選手がいて、その選手は前監督の下ではベンチだったのに、新監督の下ではスタメンで起用されていた。チームの雰囲気もがらりと変わった。

 バイエルンは、クリンスマン監督とともに新しいスタイルを築いて結果を残せるかどうか。周りの関係者の話では、ワールドカップのときのようにいくかは疑問視されている。というのも、ワールドカップ時にはスタッフの中に現ドイツ代表のレーヴ監督がいたから。ドキュメント番組などを見ていて、戦術のことに関してはこのレーヴ監督がかなり指導していたように思った。とにかく結果次第ですぐに手のひらが変わるこの世界。どうなるものか。

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2008年1月22日 (火)

Hachenburger Pils Cup 2008

 去年に引き続き、今年もWirges(ヴィルゲス)はHachenburger Pils Cup(ハッヘンブルガー・ピルス・カップ)というフットサルの大会に出場した。この大会はリーグ戦の中断している1月に毎年行われていて、今年はラインラント・プファルツ州各地から40チームが参加した。

 去年の大会では、ヴィルゲスは準優勝。チームメイトのトーマス・エシュは最優秀選手に選ばれ、俺は得点王になった。しかしながら、トーマス・エシュは休暇中で、俺は長い間怪我をしていて、後半戦前にまた怪我をするかもしれないという理由で大会に参加させてもらえなかった。せっかく室内用の新しいシューズを買って、タイトルを防衛にそなえていたのに。

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<黄色・青がヴィルゲス>

 決勝以外のすべての試合は12分1本勝負。試合はキーパーを含めた5対5で行われるが、フィールドが壁に囲まれている。ボールがこの壁を越えて外に出ない限り、プレーは続行される。ゴールは日本のフットサルで使われるものより横幅がある。さらに、スライディングタックル、ショルダーチャージなどもOK。スペースがないので、普通のサッカーよりも怪我をする確立が高い。

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<負傷者1>

 この大会でも負傷者が続出。あまりに激しいファールには2分間の退場が言い渡される。この間、チームは1人少ない状態で戦わなければならない。

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<負傷者2>

 ヴィルゲスはこの大会でも決勝まで勝ち進んだが、またまた準優勝に終わった。キャプテンのチジーが最優秀選手に選ばれた。
 これから、1ヵ月後のリーグ後半戦再開に向けてチーム練習が正式に再開する。今大会中、俺と数人の選手はフィジカルコーチのロンギーと寒い中体育館の外を1時間ランニングした。このまま怪我をしないようにリーグ戦まで調整していく。

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2008年1月14日 (月)

闘将マテウスのブンデスリーガ予想

           Mattiaeus

グーテンターク。久々に登場の闘将マテウスです。もう出番がないかと思ったよ。

 ブンデスリーガ後半戦がもうすぐスタートします。開幕からこれまでの17試合、常に首位の座を守り続けてきたスター軍団のバイエルンですが、2位のブレーメンとは勝ち点で並ばれ、3位のハンブルクにも勝ち点4差で後を追われています。余裕がなくなってきたという声も聞こえますが、それでも私はバイエルンが優勝すると思います。

 優勝争いの1つ目の大きな分かれ道は、リーグ第18節となる後半戦の第一戦。バイエルンはアウェイでのロストック戦、ブレーメンはホームでボーフムとの対戦となります。なりふり構わず激しい戦いになると思いますが、とにかく優勝するには勝利が絶対条件です。

 バイエルンで心配な点は、フランス代表のリベリーです。なぜなら、バイエルンは彼のイマジネーション、パフォーマンスに依存している部分が大きく、彼のその日の調子がチームのパフォーマンスに大きく影響するからです。フォワードのクローゼやルカ・トニが得点するためにはリベリーのお膳立てが必要です。もちろん、中盤のゼ・ロベルト、シュヴァインシュタイガー、サイドバックのサニョールもラストパスを供給することができますが、リベリーほど局面を打開できるタイプではありません。彼が長期離脱することになると、バイエルンとしては大変厳しいでしょう。

 対するブレーメンのゲームメーカーは、ブラジル代表のディエゴです。しかし、ブレーメンとバイエルンの違いは、ブレーメンがディエゴ一人にそれほど依存していない点です。前半戦のディエゴ不在時、ブレーメンは彼の穴をうまくチームで埋めてきました。

 ブレーメン、ハンブルクがバイエルンのあとを追っていますが、レバークーゼンやシャルケもこれから要注意でしょう。それでも、私の優勝候補はやはりバイエルンです。

Sportbild誌 コラムより

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2007年12月31日 (月)

オリバーカーン クリスマスパーティーをサボる

 今シーズン限りで引退を表明しているバイエルン・ミュンヘンのオリバー・カーンが、12月11日のチームミーティングで25000ユーロ(約400万円)の罰金と1試合(ヘルタ・ベルリン戦)の出場停止を言い渡された。理由は、今シーズン入団してきたイタリア代表のルカ・トニとフランス代表のフランク・リベリーを公の場で批判し、さらに子供の面倒を見るという口実でチームのクリスマスパーティーを早退したのに彼女と食事している現場を目撃されたから。オトマー・ヒッツルフェルト監督は、「公の場でチームメイトを批判しない」と言うルールのほかにも、「チームメイトへのリスペクト」、「チームでの食事の場には時間通りに集まる」などチームの和を尊重する監督で、今回、やむを得なくキャプテンであるカーンに対してこのような処置をとった。

 バイエルンは今シーズン大型補強をし、開幕ダッシュでトップを堅持していたが、前半戦の終盤に差し掛かると徐々に勢いを失ってしまった。前半戦終了時点では得失点差で1位ながらも、2位のブレーメンには勝ち点36で並ばれている。その原因と言われているのが、シーズン序盤絶好調だったルカ・トニとリベリーの不調。カーンはキーパーとして無失点で抑えても、前線のキープレーヤーのこの二人が調子を落としてしまい試合になかなか勝てない。そして、この2人がドイツ語を覚えないので言いたいことが伝えられない。人一倍勝利に飢えているカーンは、キャプテンとしてチームに勝利をもたらすためにこの二人に活を入れるつもりだった。

 UEFAカップでは決勝トーナメントに進出したバイエルン。カーンは、引退のシーズンをUEFAカップ優勝とブンデスリーガ優勝で締めくくれるか?

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2007年11月29日 (木)

ドイツで日本人対決 x Rossbach戦

 フランクフルトの高原でも稲本でもなく、ドイツの他の場所でちょっとした日本人対決があった。オーバーリーガ(ドイツ4部リーグ)の前半戦最終節となる第17節、Wirges(ヴィルゲス)はホームでRossbach(ロスバッハ)と対戦した。ロスバッハには友達のマサキがプレーしている。

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<ヴィルゲス(白)とロスバッハ(赤)>

 ヴィルゲスはここのところカップ戦も含めて3連敗し、順位を9位と下げている。対するロスバッハは、今シーズン5部から昇格してきたばかりにもかかわらず、ヴィルゲスよりも3ポイント上の7位。この試合はダービーでもあり、ヴィルゲスは何としてでもホームで勝ってロスバッハに追いつかなければいけない。この試合前には何人かの選手が2軍送りにされたが、この試合で負けたりしたら監督ハンズィはさらに暴走してしまう。

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<マサキ(21)に寄せるシュテフェンとカバーする俺>

 マサキはスリートップの右、俺は左サイドだったためところどころでマッチアップした。

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<俺の後ろでシュテフェンとやりあうマサキ(21)>

 ヴィルゲスは前半2-0のリードで折り返す。

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<指示を飛ばすヴィルゲスの監督ハンズィ>

 後半、ヴィルゲスは更に追加点を奪い3-0。しかし、ペナルティーエリア内の間接フリーキックから1点をかえされた。

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<マサキ(左)と俺(右)>

 試合は3-1でヴィルゲスの勝利。ヴィルゲスは勝ち点24でロスバッハと並んだが、得失点差でロスバッハよりも上の順位になった。

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2007年11月22日 (木)

ドイツでサッカーをしている三浦雅樹

ドイツでサッカーをしている友達のマサキについて。

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<マサキです。>

本名、三浦雅樹。
マサキは横浜FCに在籍していたが2005年に解雇され、2006年にドイツへやってきた。俺の所属していたザールラント州の1. FC Reimsbach(ライムズバッハ)に一時期籍を置き、その後、2006/07シーズンからラインラント・プファルツ州のSV Rossbach(ロスバッハ)でプレーをしている。入団当時、チームはラインラントリーガ(ドイツ5部)に所属していたが、マサキはスタメンとして活躍し、チームのリーグ優勝とオーバーリーガ(ドイツ4部)への昇格に貢献した。

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<ホームで試合に出場するマサキ(赤いユニフォーム)>

 ロスバッハは昇格したばかりにもかかわらず、優勝候補に挙げられているカイザースラウテルン2軍やホンブルクといった強豪に勝ち、16節を終えた時点で18チーム中7位と健闘している。17節では俺の所属するWirges(ヴィルゲス)と対戦することになっている。

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<試合後、バスの中でチームメイト勝利を祝う>

 マサキは、週5日午前にドイツ語学校に通い、週4回は夕方からチームの練習に参加、週末はリーグ戦に出場している。1年前と比べるとドイツ語もかなり上達して、チームメイトや近所の住人とも意思疎通ができるようになりドイツでの生活を満喫している。学校の行き帰りのバスでは、当初、登下校の子供たちにゴミを投げられるといったアウェイの洗礼を受けたマサキだが、今はすっかり子供たちの人気者になっている。

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<マサキの家の玄関>

 マサキは、俺の家から5キロほどのKleinmaischeid(クラインマイシャイト)というちょっとした田舎のアパートに住んでいる。たまに一緒に買い物に行き、家ではしっかり自炊している。部屋も比較的きちんと整頓されている。家の周りには猫が2,3匹住んでいて、マサキを主人だと思っている猫がたまに玄関先にネズミや鳥を運んでくる。

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<きれいにしてから撮ったリビングルーム>

 去年通い始めた語学学校では、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、北中南米などの様々な人たちがドイツ語を勉強している。数人の親しい友達ができ、家に招待されたり、一緒にカフェに行ったりして仲良くやっている。学校の授業はもちろんすべてドイツ語で行われ、8時30分から11時45分まで週5日みっちりやって、1ヶ月275ユーロ(約4万5千円)。

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<語学学校のクラスメートと>

 語学学校から戻ると復習や宿題をして、時間があれば近くの森へジョギングに行ったり、近所の子供たち相手にサッカーをしたりしている。夕方はチームメイトの送り迎えで練習へ行き、夜の10時くらいに練習を終えて家に帰ってくる。現状に満足せず、更に上のリーグでプレーするためにドイツでがんばっている。

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2007年11月17日 (土)

流行はドッペル・ゼックス(ダブルボランチ)

 ワールドカップ2006ドイツ大会は、優勝イタリア、準優勝フランス、3位ドイツ、4位ポルトガルという結果に終わった。この上位4チームには共通する点がいくつかある。4チームが、4バックの前にダブルボランチを置き、ドイツを除く3チームが「4-2-3-1」というフォーメーションを採用していた(ドイツは4-4-2)。世界のトップレベルでは今、「4-2-3-1」がトレンドとなっていて、「4バック」と「ダブルボランチ」がチームの骨組みを作るキーワードとされている。

Ballack  Frings
<バラック(Ballack)とフリンクス(Frings)>

 ドイツでは選手の背番号以外に、ポジションによって決まった番号の呼び方が存在する。例えば4-4-2(中盤はひし形)の場合、キーパーは「1」、ゲームメーカーは「10」、2トップは「9」と「11」。ボランチは「6」で表される。ドイツ語では「ボランチ」のことを、「Zentrales Mittelfeld(中盤の真ん中)」や「Defensives Mittelfeld(守備的中盤)」などという場合があるが、単純に6(ゼックス)のポジションという意味で、「Sechser(ゼクサー)」と呼ぶことも多い。監督が「今日お前はゼクサーだ」と言えばボランチをプレーすることになり、「Zehner(ツェーナー)をマークしろ」と言われれば相手のゲームメーカー(2トップの後ろ)をマークすることになる。

 ドイツ代表はワールドカップでバラック(チェルシー)とフリンクス(ブレーメン)の2人を「Sechser」に配置し、「Doppel-Sechs(ドッペル・ゼックス)=ダブルボランチ」を形成した。

Pirlo Gattuso
<ピルト(Pirlo)とガットゥーソ(Gattuso)>


 イタリア代表とACミランでコンビを組むピルロとガットゥーソのコンビは、ワールドカップとチャンピオンズリーグで結果を残している。ガットゥーソの運動量と守備力、ピルロのゲーム展開力と意外性は理想的な「Doppel-Sechs」。

Vieira  Makelele
<ヴィエラ(Vieira)とマケレレ(Makelele)>

 「Doppel-Sechs」は、1人のSechserの時よりも守備のときにコンパクトにまとまることができるので、チームの安定感が増す。また、走る距離も二人で分担できる。フランス代表ではヴィエラ(インテル)とマケレレ(チェルシー)が「Doppel-Sechs」を形成していた。

Maniche  Costinha
<マニシェ(Maniche)とコスティーニャ(Costinha)>

 「Doppel-Sechs」は守備に安定感をもたらすが、攻撃力が衰えるわけではないらしい。中盤の両サイドに非常に攻撃的な選手を配置して攻撃的なサッカーをするチームも多い。また、一人の「Sechser」が守備に重点を置いているので、基本的にはもう一人の「Sechser」が攻撃に参加することもできる。ポルトガルの「Doppel-Sechs」は、マニシェ(ディナモ・モスクワ)とコスティーニャ(アトレティコ・マドリー)だった。

Zeroberto Vanbommel
<ゼ・ロベルトとファン・ボメル>


 ブンデスリーガでも、現在首位を走るバイエルン・ミュンヘンを始め11チームが「Doppel-Sechs」を採用している。シュトゥッツガルト、ブレーメン、シャルケは「Doppel-Sechs」を採用せずブンデスリーガで結果を残しているが、チャンピオンズリーグでは今シーズン苦戦している。
 
 ドイツ代表のスカウティングを担当しているSiegenthaler(ズィーゲンターラー)は、「安定した守備をしつつ攻撃の起点になるためにも、中盤の選手にはマルチな才能が求められている」と言っている。「潰し屋」や「うまい選手」は同時に「戦略家」や「ファンタジスタ」としての一面も求められることになる。そして、お互いをカバーし力を出し合うためにも2人のSechserには絶妙な相性も求められる。

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<バッファローマンとモンゴルマン>

 
1000万パワーのバッファローマンと1000万の技を持つモンゴルマンの2000万パワーズもまた理想的なタッグのひとつと言える。

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2007年11月13日 (火)

サッカーと暴力沙汰 - そして類似例

 現在、自分の所属しているWirges(ヴィルゲス)では、リーグ戦のある試合で発生した人種差別発言やグランドでの暴力沙汰が取り沙汰されている。ヴィルゲスの選手が相手のアフリカ系選手を人種差別的な発言で挑発し、それに怒ったアフリカ系選手がヴィルゲスの選手を殴ったということになっているが、双方の意見が食い違い真意の程はわからない。明日、スポーツ裁判所でこのことについて話し合われることになっている。

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<ワールドカップでのジダンのヘッドバット>

 
前回のワールドカップ決勝フランス対イタリア戦では、フランス代表のジダン(Zidane)が、延長後半にイタリア代表DFのマテラッツィ(Materazzi)の胸に強烈なヘッドバットかました。当初、アルジェリア系であるジダンに対し人種差別発言などがあったと問題になったが、2人ともそのことについては否定をしている。ジダンは自分の姉に対する侮辱発言に対して怒り、マテラッツィもそのような挑発をしたと認めている。マテラッツィはジダンに姉妹がいることも知らず、ただ単にそのような挑発的な発言をしていた。後に、ジダンの姉にも謝罪のコメントをしている。

 ジダンには3試合の出場停止と7500スイスフラン(当時70万円)の罰金が科せられ、マテラッツィには2試合の出場停止と5000スイスフランの罰金が科せられた。ジダンは大会前から、この大会後の引退を表明しており、彼はレッドカードによる退場で引退試合を締めくくることになった。ジダンの3試合出場停止は3日間の社会奉仕活動に置き換えられた。

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<バッファローマンのハリケーンミキサー>

 自前のバッファローマン(1000万パワー)は、ハリケーンミキサーの体勢をとっている。ハリケーンミキサーとは自慢のロングホーン(角)とともに頭から敵に突進するバッファローマンのフェイバリットホールド(必殺技)。敵はハリケーンのように舞い上がり、ミキサーにかけられたように回転しながら落ちてきて、最後はリングに突き刺さる。たいへん危険なので真似をしないように。

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<カントナのカンフーキック>

 他にサッカー選手の暴力沙汰として有名なのは、1995年にイングランドで起きたカントナのカンフーキック事件。当時、マンチェスター・ユナイテッドに所属していたフランス代表のカントナは、汚い野次を飛ばすクリスタル・パレスのサポーターにカンフーキックをかました。レッドカードをもらったカントナは、約4ヶ月の社会奉仕活動と約1年の出場停止処分を受けた。

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<蝶野のケンカキック>

「I´m CHONO.」
プロレスラー蝶野正洋の得意技の一つ、ケンカキック。危険なので真似をしないように。
蝶野は高校時代、サッカーと暴走行為に明け暮れていたらしい。奥さんマルティナはドイツ人デザイナーとのこと。

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<殴るスコラーリ監督>

 
ブラジル人で現ポルトガル代表ルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督は、ユーロ2008予選で対戦したセルビアのドラグティノヴィッチ(Dragutinovic)選手の顔を殴ったとし、3試合の出場停止を受けた。セルビアのクレメンテ(Clemente)監督は、「スコラーリは監督業をやめるべきだ」と厳しく批判した。

Crosscounter
<矢吹丈のクロスカウンター>

 WBCバンタム級王者ホセ・メンドーサに必殺技のクロスカウンターをかます矢吹丈。ホセは判定でジョーに勝つも廃人同然に。ジョーは真っ白に燃え尽きる。危険なので真似をしないように。

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2007年11月 6日 (火)

人種差別問題勃発 vs Hauenstein戦

Hauen  VS Egc
  Hauenstein             Wirges

 リーグ戦14節のHauenstein(ハウエンシュタイン)戦。アウェイの試合会場までバスで3時間もかかった。怪我をした膝の調子も良くなってきて1軍のメンバーに入り始めているけど、まだ試合には出場していない。Wirges(ヴィルゲス)の2軍はドイツの5部リーグに所属していて、最近は試合勘を取り戻すためにそこで公式戦に出させてもらって調整している。

 前半にサイドから崩されて先制されてしまったが、途中交代で入った若手のダニエルのゴールにより同点に追いつき、1-1の引き分けで試合が終了した。が、試合終了直後、相手チームのアフリカ系選手Aがヴィルゲスのドイツ人選手Bに飛びかかった。みんなで二人を引き離したが、このヴィルゲスの選手Bは引き離されても相手のアフリカ系選手を挑発し続けていた。そうこうするうちに、他の選手同士ももめ始め、今度はヴィルゲスのコソボ系ドイツ人選手Cと相手のアフリカ系選手Aが激しく言いあってみんなに取り押さえられた。

 翌日、監督ハンズィのもとには新聞やラジオ局から電話が殺到し、新聞の記事やラジオでそのときの出来事が報道されていた。相手チームからは抗議の声明が出され、ヴィルゲスではチームの弁護士と共にそのときの状況について緊急ミーティングが開かれた。文書には、「ヴィルゲスの選手Bが試合中にハウエンシュタインの選手Aに絶えず人種差別的で挑発的な発言をしていたこと」、「ヴィルゲスの選手Cが試合終了後、ハウエンシュタインの選手Aを人種差別的な発言で侮辱したこと」、「試合中、ハウエンシュタインの選手Aがヴィルゲスの選手Bの非紳士的な行動に対して何度か審判に訴えたにもかかわらず、審判がその訴えを聞き入れず試合を進めていったこと」、「ハウエンシュタインの選手Aが試合後にヴィルゲスの選手Bを殴ってレッドカードの処置を受けたのに対し、ヴィルゲスの選手Bは審判から何の処置も受けなかったこと」などが書かれていた。ヴィルゲスの選手BとCは部分的に人種差別的な発言をしたことを認めている。俺も含め何人かの選手は、この人種差別問題に対してかなり不快な思いをしている。

 この2選手と何人かの証人は、近々、裁判の場に出ることになっている。個人的に最低で5週間の出場停止と3000ユーロの罰金が科せられる可能性があり、チームに対しても罰金や減点の処置が下される可能性があるらしい。

 この試合の3日後にはラインラント地区のカップ戦があり、ヴィルゲスは昨シーズン4部から5部に降格したBetzdorf(ベッツドルフ)と対戦した。まだ正式な処分が出されていないからかもしれないが、試合には渦中の選手BとCも出場した。本人もしくは監督が自粛するかと思ったが、普通にスタメンで出場したので少し驚いた。結果は0-1で負け。去年はベスト4だったが、今回は天罰が下り、ヴィルゲスは早々に姿を消すこととなった。

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<喝!!>

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2007年10月27日 (土)

サッカー選手と視力 - メガネそしてグラサン

 あるブンデスリーガの試合後のインタビューで、決定力不足により負けたチームの監督のコメント。「残りの質問には答えられません。なぜなら、私は今すぐ選手たちの所にいかなければならないからです。彼らはゴールの位置がわからないほど目が悪いので、私がロッカールームからバスへの道案内をする必要があります。」

 サッカーだけでなく、スポーツ選手にとって視力の良さは欠かせない。上のコメントは冗談も混ざっているが、ほとんどのプロチームは選手たちの視力も定期的にチェックしていてる。カカ、バラック、レーマンなどはコンタクトレンズを着用していて、テュラム、ロナウドなどは試合以外の時に眼鏡で登場することがある。

Kakabrille
<眼鏡のカカ>

 サッカー選手で眼鏡といえば、元オランダ代表のダーヴィッツ(現アヤックス)。安全性のため試合中のピアス、指輪、ネックレスなどの着用は禁止されているが、1999年に目の手術を受けたダーヴィッツは例外的に試合中にスポーツ眼鏡をつけることが許されている。

Davids
<エドガー・ダーヴィッツ>

 
自分もコンタクトレンズをつけているが、つけるきっかけになったのはサッカーでボールが見えにくくなったため。特に、うす暗くなってくるととても見にくかった。最初は試合のときだけ着用していたが、そのうち練習の時も着用するようになり、しまいには常につけるようになった。レンズのケアなどで面倒な時もあるけど、やっぱりはっきり見えると便利。遠くにいる友達を見間違えることもなくなる。

Brad_pitt
<プラピ>

 
自分の周りにもコンタクトをつけてプレーしている人がいるけど、視力矯正手術をした選手もいる。相手選手の手などが目に当たり、試合中にコンタクトが取れてしまったことが何回かあるけど、視力矯正手術の場合はコンタクトを無くす心配や面倒なレンズのケアをしなくてすむ。ちなみにブラッド・ピットも視力矯正手術をしたらしい。

以下、眼鏡やグラサンの人たち。視力とは無関係。

Clapton

エリック・クラプトン。

Mr_marik

ハンドパワーです。

Ooake

さまぁーず大竹は伊達眼鏡。最近は本当に目が悪くなってきたらしい。

Kozy

タモリではなくコージー富田。

Daimon

団長!西部警察の大門。

Kuku

男塾生徒会長田沢。いつ聞いてもさすがじゃのう、田沢の九九は。
押忍、ごっつぁんです。

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2007年10月20日 (土)

「Ehrgeiz(エーアガイツ)」 - 野心、向上心

            Mattiaeus

 グーテンターク。元ドイツ代表キャプテンの闘将マテウスです。今回私が言いたいのは「Ehrgeiz(エーアガイツ)」すわなち「野心、向上心」についてです。このテーマついては、本が1冊かけるくらい言いたいこと山の如しです。

 自分で言うのもなんですが、1990年、ドイツの一員としてワールドカップで優勝することができたのは、持ち前の野心、向上心があったからだと思っています。私はワールドカップ前、イタリアのインテルでプレーをしていましたが、当時のジョヴァンニ・トラパットーニ監督は私に「もしお前が左足でもいいシュートを撃てるようになれば、お前はワールドクラスの選手になるだろう。」と言いました。それから、私は午後に一人で左足の練習を行いました。

 1990年のワールドカップ初戦の相手はユーゴスラビアでした。この試合で私は左足で先制ゴールを決め、ドイツの4-1の勝利に貢献することが出来ました。このゴールがわれわれに勢いをもたらし、われわれはワールドカップ優勝の偉業を成し遂げることができました。

 私はかなりの野心家ですが、私の周りを見渡して私よりももっと野心家なのはバイエルン・ミュンヘンのオリバー・カーンです。しかし、われわれ2人はいわゆる天才タイプではありません。80年代、メンヒェングラートバッハでプレーしていた現シュトゥッツガルト監督のアルミン・フェーは天才的な才能を持っていました。しかし、多くのタイトルを獲得したのはカーンのほうです。

 一般的に、貧しい環境で育った選手のほうがハングリーで野心的だと言われています。確かにこの考え方は間違ってはいないでしょう。リオデジャネイロの貧民街から億万長者に。彼らにとって、サッカー選手で成功することが貧困からの唯一の抜け道なのです。しかし、これらの選手たちとは対照的に、現在ACミランでプレーするブラジル代表のカカは、サンパウロの比較的裕福な家庭で育ちました。それでも彼はファイターなのです。彼はもっとうまく、もっと強く、もっと速くなるために努力を重ね、現在でもっとも優秀な選手とへと成長しました。

 昔は個々の選手に合わせた科学的トレーニング方法があまりありませんでした。カカの周りにはコンピューターを用いた最先端のトレーニング設備があり、何人もの優秀なスタッフが彼の体を管理しています。ミランでなくとも、現代では自分の能力を高めるためにいくつものもトレーニング方法の選択肢が用意されています。しかし、コンピューターによって導き出されたトレーニング方法だけでは、カカは大成しなかったでしょう。コンピューターは膨大なデータを処理できますが、人の気持ちまでは制御できません。いくらたくさんのトレーニング方法があっても、野心、向上心がなければ決して大成はできないのです。

Sportbild誌 コラムより

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2007年10月 7日 (日)

ブンデスリーガ フランクフルト対レバークーゼン

 ブンデスリーガ第9節、10月7日に行われたEintracht Frankfurt(アイントラハト・フランクフルト)対Bayer Leverkusen(バイヤー・レバークーゼン)の試合を観にいった。

 この日は自分の試合(3-0で勝利)もあり、試合後に急いでスタジアムに向かったが、着いたのはちょうど後半が始まるころだった。観客は47600人。前半は0-0のまま終了していた。

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<コメルツバンクアレーナ (Commerzbank Arena)>

 高原選手はシーズン前に痛めた膝の治療のため、9月下旬に日本へ帰国していた。この試合の時にドイツにいたかわからないが、メンバー入りはしていなかった。フンケル監督によると、復帰は10月20日以降とのこと。稲本選手も左脚付け根を肉離れしていて、メンバーに入っていなかった。結局、日本人はメンバー外、イラン人のマハダヴィキアも控えだった。

 後半、先制したのはホームのフランクフルト。シュトライトのCKをギリシャ代表のDFキュルギアコスが頭であわせた。リードしたフランクフルトは、右サイドバックにマハダヴィキアを投入。しかしながら、レバークーゼンのCKをフランクフルトのルスがオウンゴール。試合は1-1の同点に。

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<ゴールを喜ぶフランクフルトファン>

 その後、レバークーゼンはペナルティーエリアの左でファールを取られる。ちょっと厳しい判定だった。フランクフルトのキッカーは、この日1アシストしているシュトライト。ゴール前に飛んだボールをまたもやDFのキュリギアコスが頭であわせた。キュリギアコスはこれまでブンデスリーガで8ゴール決めているが、すべてがシュトライトからのアシストらしい。

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<キュリギアコスのヘディングシュート(2点目)>

 フランクフルトはこのあと守りきり2-1で勝利。4位にいたレバークーゼンから貴重な勝ち点3を奪い取った。これにより、フランクフルトは7位に上がり、レバークーゼンは8位へと順位を下げた。首位は9試合で無敗のバイエルン。格の違いを見せている。以外なのは2位のカールスルーエ。今シーズン2部からあがってきたばかりだが健闘している。

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<2-1でホームのフランクフルトが勝利>

 試合後、帰るためにスタジアムの階段を降りていると、階段から落ちそうなほどふらふらしているおばちゃんがフランクフルトのマフラーを巻いて立っていた。道をゆずり、俺の前をふらふら歩くおばちゃん。会場にはフランクフルトの応援ソングが流れ、おばちゃんは手すりにつかまりながらふらふらと歩いていた。そして、おばちゃんも俺も無事になんとか階段を降りきった。その時、いままでふらふらしていたおばちゃんがいきなりが音楽に合わせて「アイントラハト!」と両手を突き上げて叫んだ。めちゃめちゃぴんぴんしていた。

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2007年9月28日 (金)

テストマッチ U18 ドイツ対ルワンダ in Emmelshausen

 9月25日に、Rheinland=Pfalz(ラインラント・プファルツ)州のEmmelshausen(エンメルスハウゼン)というところで、U18のドイツ対ルワンダのテストマッチが行われた。

 ラインラントサッカー協会はルワンダのサッカー普及をサポートしていて、今回、U18チームがアフリカからはるばるKoblenz(コブレンツ)にやってきていた。このチームは今年の4月にもコブレンツに来ていて、そのときWirges(ヴィルゲス)とも対戦し3-0で勝利している

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<ドイツ(白)とルワンダ(黄色)の国歌斉唱>

 
ルワンダU18の監督は、ラインラントサッカー協会から派遣されたドイツ人。Michael Weiss(ミヒャエル・ヴァイス)といい、過去に京都パープルサンガや国見高校での指導歴も持っている。前回のヴィルゲスとルワンダU18の試合のときに知り合い、今回久しぶりに会うことができた。


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<突破を試みるドイツのMF>

 前半開始早々からルワンダは飛ばしていき、中盤で素早いパスのコンビーネーションから何度かいい形を作っていた。ドイツは中盤での対応が後手になり、序盤ややおされていた。攻撃でもパスミスがとても多く、すぐにルワンダに逆襲されていた。しかしながら、ルワンダもフィニッシュがなかなか決まらず、前半は0-0のまま終了。

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<ドリブル突破をはかるルワンダの選手>

 
後半になるとドイツはパスミスも減り、ルワンダ陣内へ攻め込む回数が増えた。逆に、ルワンダは集中力が切れたのか、パスミスを連発。ドイツに先制点を許してしまった。しかし、サイドのフリーキックからヘディングを決め1-1の同点に追いついた。

 ルワンダは単発でいいプレーを見せていたが、ドイツは地味ながら試合を通して安定感があった。ルワンダは一発でタックルにいってしまったり、無理にダイレクトパスをしたりする場面が多かった。ドイツは2点追加点を奪い、最終的にはドイツが3-1でルワンダを下した。

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<試合後のルワンダの選手>

 
今年4月にルワンダU18チームがコブレンツで合宿をはった時、同時にインターナショナルコーチライセンスコースというものがコブレンツで開かれていた。そのときには、ルワンダU18のキーパーコーチのクロードという男をはじめ、ルワンダサッカー協会の何人かもコースに参加していてとても仲良くなった。そのうちの一人には「北斗神拳伝承者」と書かれたTシャツをあげた。今回久しぶりに会えるかと思っていたが、前回終始お祭り騒ぎだったのでどうやら今回はルワンダに置いていかれたらしい。

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2007年9月14日 (金)

テストマッチ ドイツ対ルーマニア

 9月12日にケルンでドイツとルーマニアのテストマッチが行わた。現在ヨーロッパでは、2008年にスイス・オーストリアで開催されるヨーロッパ選手権の予選が繰りひろげられていて、残り4試合を残しドイツもルーマニアもそれぞれのグループで首位を走っている。どちらのチームにとっても残りの予選や本選に向けてこの試合は大事な一戦となる。

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<スタジアムにある焼きソーセージ屋>

 ドイツが最後にルーマニアに勝ったのは1984年のヨーロッパ選手権の時で(ランスで2-1で勝利)、2004年にブカレストで行われた最新の試合では1対5で負けている。更に、ルーマニアはPiturca(ピトゥルカ)監督の下、ここのところ引き分けも含み14試合負け無しで来ている。これまでのルーマニアの無敗記録は16試合で、ピトゥルカ監督は記録を更新したいと意気込んでいる。

 しかしながら、ドイツ代表はケルンで行われた国際試合で21試合中1度しか負けていない(1935年に1-2でスペインに敗北)。そして、ワールドカップ後に就任したLoew(レーヴ)監督の下、13試合で11勝1敗1分けという結果を残している。引き分けはキプロスとのユーロ予選(1-1)。1敗はデンマークとのテストマッチ(0-1)。

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<国歌斉唱>

 ドイツは怪我のためバラック(チェルシー)やフリンクス(ブレーメン)、レーマン(アーセナル)などの中心選手を欠いたが、レーヴ監督は今後可能性のある若手を積極的に使った。ツートップには、元ケルン(現バイエルン)のポドルスキーと現ケルンのヘルメスが地元でスタメン出場。キーパーにはシュトゥッツガルトからバレンシアへ移籍したヒルデブラントが入った。ちなみに、ポドルスキーの愛称は「ポルディ」。

 ルーマニアは、過去ケルンでプレーし、今はルーマニアリーグ1部のFC Vasluiで選手兼監督を務める39歳のムンテアヌを召集。後半に途中出場すると、ドイツサポーターからも声援が飛んだ。

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<クロスを挙げるシュヴァインシュタイガー>


 ドイツは4-4-2のシステムで、本来サイドでプレーするシュヴァインシュタイガー(バイエルン・ミュンヘン)がヒッツルスペルガー(シュトゥッツガルト)とともに中央でゲームメイクを任された。ちなみに、シュヴァインシュタイガーの愛称は「シュヴァイニー」。

 ルーマニアは4-2-3-1のシステムで、マリカ(シュトゥッツガルト)をワントップに置きムトゥ(フィオレンティーナ)が左サイドにはった。守りを固め、素早いカウンターで攻め込み、前半3分には、フリーキックからディフェンダーのゴイアン(ステアウア・ブカレスト)のゴールで先制した。

 ルーマニアが4-4-2で来ると予想していたドイツは、前半、左に張ったムトゥに対応しきれず、カウンターで何度か危ない場面を作られた。また、パスミスも多く、フォワードまでボールがなかなか回らなかった。前半終了間際には、シュヴァインシュタイガーのセンタリングをシュナイダー(レバークーゼン)が頭であわせ、1-1の同点でなんとか前半を折り返した。

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<ゴールを決めたポドルスキー(左)とオドンコア(右)>

 ルーマニアは、前半の途中で肩を痛めたキヴー(インテル)を欠くことになった。ドイツは後半からA.フリードリヒ(ヘルタ・ベルリン)を投入すると安定し始め、途中交代で入ったオドンコア(セビージャ)とポドルスキーの追加点により3-1と逆転。ルーマニアの無敗記録を14でストップした。

― この試合のベストプレーヤーに選ばれたポドルスキー

「地元ケルンでゴールを決めることができてうれしいです。経歴のない若い選手が多くても、チームワークとコンビネーションでいいサッカーができるということを示すことができたと思います。」

― 逆転ゴールを決めたオドンコア

「先日のイングランド戦では最悪のパフォーマンスだったので、今回挽回しようと練習に取り組んできました。ゴールできてうれしいし、このゴールで調子を取り戻せたらいいと思います。」

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<GKのヒルデブラント(12)とA.フリードリヒ(3)>

― 試合後の記者会見にて、ルーマニアのピトゥルカ監督

「個人的なミスで後半2失点してしまったが、ユーロ予選のオランダ戦に向けていいテストができたと思う。」

― 試合後の記者会見にて、ドイツのレーヴ監督

「今、世界のトップレベルでは、ボールを奪ってから縦に早く攻撃を仕掛けるサッカーが行われている。ルーマニアはそのサッカーをし、非常に洗練されていた。後半で修正するべき点を修正し、最終的にはルーマニアを攻略できたのでたいへん満足している。
ドイツもイタリアやフランスなどのように常に若手が育ってこなければならない。そのためにも5年10年先を見ながら若手にチャンスを与えていくつもりだ。若い選手には勝者のメンタリティーを植えつけるようにしている。
チームでは選手同士やコーチ陣とのコミュニケーションを非常に大切にしている。時には批判的な内容も積極的に改善しようとしている。そのためにも新しい選手がうまくチームに溶け込めるような環境を作るように選手もコーチ陣も努力している。」 

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<ルーマニア人のコリーナ>

― ルーマニアを応援していた友達のコリーナ

「ムトゥががんばってて、先制したときは大喜びしたけど、周りにドイツ人がいたから少しおとなしくしたよ。ムンテアヌは久しぶりに見たけど、昔のようじゃなかった。しかも、キヴーが怪我したし。」

 今年5月に行われたデンマークとのテストマッチでは、多くの新人選手を使い2軍扱いされたあげくホームで0-1で負けてしまったドイツだが、今回はテストをしつつも良い結果を残した。62,07%のドイツ人が、「2008年のヨーロッパ選手権ではドイツが優勝する」(Kicker誌)と予想しており、レーヴ監督と代表への期待が高まっている。

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2007年9月 8日 (土)

バイエルン・ミュンヘンの言葉事情

 昨シーズン、ブンデスリーガを4位の成績で終わり、今シーズンのチャンピオンズリーグ出場を逃したバイエルン・ミュンヘン(FC Bayern Muenchen)は、国内外から選手を集め大型補強を行った。国内ではブレーメンからクローゼ(Miloslav Klose)、シャルケからアルティントップ(Hamit Altintop)、メンヒャングラートバッハからヤンゼン(Marcel Jansen)など、国外ではフランスからリベリー(Franck Ribery)、アルゼンチンからソーサ(Jose Ernesto Sosa)、イタリアからルカ・トニ(Luca Toni)、そしてブラジルからはゼ・ロベルト(Ze Roberto)を呼び戻した。

 これだけ選手を集めたので、開幕前からバイエルンは優勝候補の筆頭に挙げられていて、第5節を終えた時点でも負け無しで首位を走っている。以下はバイエルンに所属する外国人選手とその選手が話せる言語。

<フランス人>
・Franck Ribery (リベリー) - フランス語のみ
・Valerien Ismael (イズマエル) - ドイツ語、フランス語、英語
・Willy Sagnol (サニョール) - ドイツ語、フランス語、英語、スペイン語

<アルゼンチン人>
・Martin Demichelis (デミケリス) - ドイツ語、スペイン語
・Jose Ernesto Sosa (ソサ) - スペイン語のみ

<ブラジル人>
・Lucio (ルシオ) - ドイツ語、ポルトガル語
・Ze Roberto (ゼ・ロベルト) - ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語

<ベルギー人>
・Daniel van Buyten (ファン・ブイテン) - ドイツ語、フランス語、英語、フラマン語

<オランダ人>
・Marc van Bommel (ファン・ボメル) - ドイツ語、スペイン語、オランダ語

<イタリア人>
・Luca Toni (ルカ・トニ) - イタリア語のみ

<トルコ人>
・Hamit Altintop (アルティントップ) - ドイツ語、英語、トルコ語

 リベリーはファン・ブイテンに、ルカ・トニとソサはデミケリスに通訳をしてもらっているらしい。リベリーのインタビューの通訳まで手伝ったファン・ブイテンは、「通訳分の給料はチームと交渉してみるよ」と冗談を言っていた。リベリーもルカ・トニも単語カードを持ち歩いてドイツ語を勉強しているらしい。
 

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2007年8月27日 (月)

フランクフルト対ロストック 稲本選手ブンデスリーガ初フル出場

 ブンデスリーガ第3節、Eintracht Frankfurt(アイントラハト・フランクフルト)対Hansa Rostock(ハンザ・ロストック)の試合を観にいった。昨シーズンはなんとか1部に残留し、今シーズンも1部残留を第一の目標に掲げているアイントラハトだが、開幕から1勝1分けといい調子で来ている。

 昨シーズンのチーム得点王の高原選手に加え、今シーズンはトルコのガラタサライから稲本選手が加入した。日本人2人がどのような活躍を見せるか期待される。

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<ゴールに興奮する熱狂的フランクフルトファン>

 プレシーズンマッチで膝を痛めた高原選手はこの試合のメンバーには入っていなかったが、稲本選手はボランチでスタメン出場した。スタジアムには44、000人の観客が入り、前半3分、アレックス・マイヤーが先制点を決めると、ホームのフランクフルトファンはお祭り騒ぎだった。

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<挑発するロストックファン>

 ロストックは3シーズンぶりに2部から昇格して来たチームで、まずは1部残留を念頭においてリーグを戦っていかなければならない。ロストックのファンブロックには過激なファンが集まり、応援もかなり一生懸命だった。一番上の写真のフランクフルトファン3人組みが、「2部リーグ!」や「最下位!」などと挑発していたので、ロストックファンは柵に乗り出して怒り狂っていた。

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<稲本選手>

 過去2戦はスタメンながら途中交代をしていた稲本選手だったが、この試合は調子もよさそうで、ブンデスリーガ初フル出場を果たした。サイドチェンジやフォワードへのロングボールを何度かきれいに決め、惜しいミドルシュートも放っていた。守備でも中盤の底でボールを奪い、バランスを取りながらも思い切ったプレーをしていたように見えた。ドイツのスポーツ誌Kicker(キッカー)の採点では3(1が最高、6が最悪)とまずまずの評価だった。

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<右サイドを駆け上がるマハダヴィキア>

Eintracht Frankfurtの「Eintracht」は、ドイツ語で「調和」や「協調」といった意味で、ドイツのチーム名の頭にたまに使われている。自分の所属するWirges(ヴィルゲス)の頭にも「Eintracht Glas Chemie(略してEGC)」とついている。フランクフルトファンたちは、「アイントラハト」の愛称でチームを呼んでいる。

 アイントラハトには日本人の2人以外にも、イラン人のマハダヴィキアがプレーしている。ハンブルガー時代の高原選手の元チームメイトで、アイントラハトでもサイドバックとして攻守に貢献している。アジアトリオでがんばってほしい。ちなみに、マハダヴィキアは昔ハンドボールU14イラン代表のキャプテンだったらしい。

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<勝利に酔いしれる選手とサポーター>

 結局、アレックス・マイヤーのゴールが決勝点となり、アイントラハトが1-0で勝利を収めた。次節はアウェイでブレーメンとの対戦。

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2007年8月22日 (水)

2007年ドイツ最優秀選手

ドイツ人スポーツジャーナリスト選出による2007年ドイツ最優秀選手が、スポーツ誌Kicker(キッカー)により発表された。総投票数は846票。順位は以下の通り。
 Mario_gomez
1位: マリオ・ゴメス
(196票)

昨シーズンリーグ優勝を果たしたシュトゥッツガルト所属のFW。スペインのパスポートも併せ持つ。今年に入りドイツ代表デビューを果たした22歳の期待の新人。189cm、86kgと大型だが瞬発力があり、ゴール前では力強い突破や一瞬の動きでゴールチャンスを作りことができる、DFにとっては怖い選手。今後、ドイツ代表の中心選手になれる能力を持っていると思う。「このタイトルはチームに捧げます。」 by Gomez

Diego 2位: ディエゴ(175票)
ブレーメンのゲームメーカー。22歳、ブラジル人。2006年のワールドカップドイツ大会には召集されなかったが、昨シーズンのブンデスリーガでの活躍が認められ、コパ・アメリカのメンバーとして再びセレソンに召集された。ブンデスリーガの中でも数少ない、日本人が好みそうなテクニシャンタイプ。一人で局面を打開できる。ブンデスリーガに目立つことの選手だと思う。

Schneider3位: ベルント・シュナイダー
(156票)

レバークーゼンで9シーズン目を迎える、経験豊富な33歳。1999年からコンスタントにドイツ代表に召集され、右サイドから精度の高いクロスをあげる。落ち着きがあり、安定したプレーを披露。

 Frings
4位: トーステン・フリンクス
(47票)

ドイツ代表ではバラック、ブレーメンではディエゴを中盤の底で支える30歳。今シーズン開幕前にはユベントスからのオファーもあったがブレーメンに残留。ミドルレンジから点も取れる中盤の潰し屋。2006年のワールドカップでは、累積警告のため準決勝のイタリア戦に出場できず。
 Gekas
4位: テオファニス・ゲカス
(47票)

27歳、ギリシャ人。昨シーズンは、降格争いをしていたボーフムに在籍ながら、20得点を挙げブンデスリーガ得点王に輝く。今年は新天地レバークーゼンで得点チャンスが増えるか?

22_kuranyi_kevin 6位: ケヴィン・クラーニ
(20票)

ブラジル生まれの25歳。EUROポルトガル大会ではぱっとせず、しばらくドイツ代表を離れていたが、今年に入り代表に復帰し、シャルケでもチームを引っ張る存在に。ゴメスとともに代表FWの層を厚くできる。

Pavel_pardo7位: パヴェル・パルドー
(18票)

昨シーズン、シュトゥッツガルトの優勝に貢献した中盤のダイナモ。31歳。メキシコ代表キャプテンでもある。日本人と変わらない体格ながら、豊富な運動量と闘志あふれるプレーを見せ、個人的にも注目している。

Vanderfaart 8位: ラファエル・ファン・デル・ファールト
(17票)

オランダ人の父とスペイン人の母を持つ24歳のオランダ人。2005年にアヤックスからハンブルクに加入。ディエゴ同様、局面を一人で打開できる数少ない選手の一人。本人はスペインのバレンシアに移籍したがっていたが、ハンブルクサイドが許可せず、しぶしぶ今シーズンもハンブルクに残ることに。自分の中では、ハンブルクがバイエルンに次ぐ今シーズンの優勝候補だが、チームの順位も彼のパフォーマンスにかかるところが大きい。ちなみに奥さんは女優。

Hildebrand8位: ティモ・ヒルデブラント
(17票)

カーン、レーマン先輩方の存在もあり、代表では常に第3キーパーの座に甘んじていてが、昨シーズンは正GKとしてシュトゥッツガルトの優勝に貢献。28歳。今シーズンは新天地バレンシアでカニサレスからポジションを奪うことができるか? カーンは今シーズン限りで引退宣言しているが、次から次へとライバルが出現。代表正GKの座をつかめるか?

Lehnmann 8位: イェンス・レーマン
(17票)

ワールドカップドイツ大会では、カーンから正GKの座を奪いチームに貢献。カーンとはための37歳。アーセナルでも正GKとして活躍。今回、海外組みから唯一ベスト10に選出される。ちなみにチェルシーのバラックは8票で17位。

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2007年8月15日 (水)

闘将マテウスが選ぶFWベスト8

Mattiaeus<ローター・マテウス>

 グーテン・ターク。元ドイツ代表キャプテンの闘将マテウスです。レッドブル・ザルツブルクのコーチは解任されてしまったよ。今回、ドイツのSportbild(シュポルトビルト)誌のコラムでも挙げた、私のFWベスト8を紹介するよ。ちなみにブンデスリーガでプレーするFWに限るよ。よろしく。

Klose
<ミロスラフ・クローゼ(29歳)>

 今シーズン、ブンデスリーガでどのFWが活躍するのか考えてみたが、すぐに答えが出てきたよ。ブレーメンからバイエルンに移籍したミロスラフ・クローゼ。昨シーズンは13得点。私にとっては彼が絶対的なヌンマー・アインツ(No.1)だ。3つの理由からもそれは明らかだよ。まず第一に、彼はヘディングだけの選手だけでなく、足元もかなり強い。2つ目は、ゲルト・ミュラーのような得点嗅覚。3つ目は、1対1におけるフェイントの速さ。彼が今シーズン得点王だ!

Mario_gomez
<マリオ・ゴメス(22歳)>

 2人目は、昨シーズン14得点を上げ、シュトゥッツガルトの優勝に貢献したマリオ・ゴメス。見事なドイツ代表デビューも飾ったね。シュトゥッツガルトにはトルコ代表のゲームメーカーバ、シュトゥルクが加入したが、彼とのコンビネーションから更に得点チャンスが増えるだろう。彼にとってペナルティーエリア内はまさにパラダイスだよ。

22_kuranyi_kevin
<ケヴィン・クラーニ(25歳)>

 昨シーズン15ゴールをあげ、ドイツ代表にも復活したシャルケのケヴィン・クラーニ。彼が私の第3位だ。彼は一時期調子を落としワールドカップ出場も逃してしまったが、昨シーズンはチームの核として大きな成長を見せたね。ゲームメーカーのリンコンがいなくなってしまったが、後任のラキティッチのもとで彼はより活かされるだろう。ラキティッチはまだ若く、リンコンほどエゴイストではないからね。

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<ディエゴ・クリモヴィッツ(33歳)>

 第4位には、6年のブンデスリーガ経験のある、アルゼンチン人のクリモヴィッツ。昨シーズンは怪我に泣き、ヴォルフスブルクで6ゴールにとどまったが、彼が怪我をしていなければヴォルフスブルクは降格争いをする必要もなかっただろう。ドルトムントでは更に得点チャンスが増えるだろう。

Toni
<ルカ・トニ(30歳)>

 ようやくここに来て、ルカ・トニだ。昨シーズンはフィオレンティーナで16得点。今シーズンの最も注目される海外からブンデスリーガへの移籍だ。彼の実力はもっと上だと言う人がいてもおかしくはないが、このイタリア人にはブンデスリーガでの試合経験がまだない。彼はまずテンポの速さや激しいマンマークになれなければならない。まあ、遅かれ早かれ彼のゴールがバイエルンに必ず勝利をもたらすだろう。

Zidan
<モハメド・ジダン(25歳)>

 第6位に挙げるのは、マインツからハンブルクに移籍したエジプト人のジダン。昨シーズン、チームが降格したにもかかわらず、彼は14得点をあげている。個人的には彼を批判したこともあったが、もし彼がサッカーに集中すれば、ハンブルガーは彼の獲得に報われるだろう。彼はクローゼのように1対1が強く、ゴール前では冷静だ。そして、オランダ人のゲームメーカー、ファン・デル・ファールトによって更に活かされるだろう。

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<ロベルト・ヴィテック(25歳)>

 第7位は、昨シーズンドイツカップで優勝したニュルンベルクのヴィテックだ。このスロバキア人は、昨シーズン怪我もあり4得点だが、彼にはまぎれもないゴール嗅覚がある。彼を止めることができるのは怪我だけかもしれないね。

Gekas
<テオファニス・ゲカス(27歳)>

 最後に挙げるのは、昨シーズン、ボーフムで20得点をあげ、得点王に輝いたギリシャ人のゲカスだ。今年は得点王の座を奪われるという予想だが、今シーズン移籍したレバークーゼンでも15点は固いと予想している。

 今回、ここに8人のFWを挙げてみたが、ブンデスリーガにはまだまだ高い得点能力を持つ選手がたくさんいる。みなさんは、今シーズンも多くのゴールシーンを見ることができるでしょう。

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2007年8月 3日 (金)

オーバーリーガ2007/08シーズン開幕 - Worms戦

 オーバーリーガ(ドイツ4部)2007/08シーズンが開幕した。Wirges(ヴィルゲス)の開幕戦の相手は、昨シーズンリーグ3位のWormatia Worms(ヴォルマティア・ヴォルムス)。今シーズンの優勝候補の一つで、スタジアムには約1400人の観客が集まった。99パーセント以上がヴォルムスファンだった。俺は昨シーズンの最終戦で怪我をした膝と足首がまだ治らず、スタンド観戦した。

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<ヴォルムス(赤)とヴィルゲス(白)の入場>

 開幕戦はどのチームにとっても難しい。優勝候補とアウェイでの対戦だが、ヴォルムスもリーグ昇格を果たさなければならない立場でかなりのプレッシャーだったと思う。前半、ディフェンスのミスから危ないシーンがいくつかあったが、ラッキーなことにシュートがポストにあたり失点を免れることができた。ヴィルゲスはコンパクトに守りカウンターで攻めた。そして、前半30分くらいのカウンターから、ユース上がりのフォワード・ダニエルの落としたボールを最年長のアルヤンが25メートルHammer(ハマー)をきめ、ヴィルゲスがまさかの先制点。ヴォルムスファンは一瞬静まり返り、その後、ヴィルゲスベンチにはタバコの吸殻やらビールの容器が飛んできた。

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<競り合うセンターバックのマヌエル(中)>

 
後半、ヴォルムスは点を取るためにリスクを冒してかなりオフェンシヴにきた。ヴィルゲスは前半と同じようにコンパクトに守ってカウンターを繰り返した。ヴォルムスが前掛りになっていたので、カウンターがうまく決まり何度かフィニッシュまで行くことができたが、追加点を奪うことはできず。逆に、残り15分でコーナーキックからこぼれ球を押し込まれ同点にされてしまった。その後、何とかヴォルムスの猛攻をしのぎ、試合は1-1のまま終了。勝ち点3が欲しいところだったが、アウェイで強豪相手に勝ち点1を取ることができ、内容的にも満足のいくものだった。

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<ザールダービー>

 ザールラント州では、同じリーグに所属するノインキルヒェン対ザールブリュッケンのザールラントダービーが行われた。1.FC Saarbruecken(ザールブリュッケン)は過去ブンデスリーガ1部に所属していたが、昨シーズン3部から4部に降格してしまった。ノインキルヒェンのスタジアムで行われたこの開幕戦には、4部リーグながら9500人の観客が集まった。ノインキルヒェンもザールブリュッケンと同じように優勝候補の一つに挙げられていて、結果は2-2の引き分け。ヴィルゲスは次節、ノインキルヒェンとアウェイでの対戦することになっている。難しい試合が続くが、序盤で勢いに乗るためにもできる限り多く勝ち点が欲しいところ。その前に自分は怪我を治して早くチームに合流しないと。

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2007年7月29日 (日)

ペルーの独立記念日

 1821年7月28日にペルーはスペインからの独立宣言を行った。スペインがぺルーの独立を正式に認めたのは1879年だけど、ペルーの人たちは毎年7月28日に独立記念日を祝っているらしい。ペルー出身のアントニオに誘われて、この日ボンで行われたペルー独立記念日パーティーに参加した。

 アントニオの本名は、アントニオ・ラモス。インディオ系の顔立ちをしていて、初めて会ったときは「え、もしかして日本人?」と思った。俺の所属しているWirges(ヴィルゲス)のライバルチームEngers(エンガーズ)のコーチをしている。エンガーズではみんなにラモスと呼ばれている。ヴィルゲスの監督ハンズィとエンガーズの監督は犬猿の仲で、ハンズィはいつも何かあるごとにエンガーズの悪口を言っているが、選手同士では知り合いも多く結構仲がいい。試合の結果や近況報告のため、アントニオとはちょくちょく連絡を取り合っている。大体、ワンコール切りをしてくる。

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<ペルーの伝統的な踊りを披露するアントニオ>

 
会場ではアントニオがDJをしていて、ラテン系の音楽やペルー音楽が流れていた。冬にケルンで行われたラテンアメリカパーティーの時にはDJだけだったアントニオだったが、今回はアントニオ自らがペルーの伝統的な踊りを2度披露した。笛の音が印象的な音楽だった。アントニオが踊っている間、弟のホセがDJを任され、兄貴が踊っている様子を見て笑っていた。 

 アントニオやホセは、「南米のサッカーに踊りは欠かせないもので、リズム感はサッカーでとても重要だ」ということを言っていた。そして、「ドイツは何でも戦術で解決しようとして、がちがちに固めてしまう」とホセが愚痴っていた。逆に、現ドイツ代表のレーヴ監督は、「個人技やサッカーに対する適性で南米の選手に負けている部分は、戦術でカバーしないといけない」と言っていた。南米やアフリカからヨーロッパにやってくる選手は、みんなヨーロッパで戦術を覚えてワールドクラスの選手になっている。各地域のサッカースタイルや文化の違いなどはあるけど、両方バランスよくいかせることが大事だと思う。

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<一踊り終えたアントニオ(中)>

 
ペルーは、今年の6月7月にベネズエラで行われたコパ・アメリカ(南米選手権)で予選リーグを突破し決勝トーナメント(ベスト8)に進出したが、準優勝したアルゼンチンに0-4で負けた。優勝は3-0でアルゼンチンに勝ったブラジル。
 
 ペルー代表FWのピサロやゲレロはブンデスリーガでもプレーしていて、ドイツではかなり知られている。ピサロは今シーズン、移籍金無しでバイエルン・ミュンヘンからチェルシーへ。ピサロは昨シーズン、バイエルン・ミュンヘンからハンブルガーSVへ移籍した。

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<みんなで輪になってダンス>

 DJといっても、アントニオは適当にCDを選んで音楽を流しているだけ。曲と曲の間はたまに切れるし、参加者がサルサでノリノリで踊っているときにいきなりペルー音楽に変えたりしたので、「もっとサルサを流してくれ」というリクエストが何度も来ていた。アントニオがよく席をはずしたので、隣に座っていた俺にまでもリクエストをしてくる始末。まあ、なにわともあれ、ペルーの音楽になってもみんな輪になって楽しそうに踊っていたのでよかった。

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2007年7月12日 (木)

ヴィルゲス 2007/08シーズン