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ヨーロッパでは2009/10シーズンが終了。
イングランドはチェルシーが2冠達成。しかし、FAカップ決勝でバラックが負傷し、ワールドカップは絶望。
スペインはバルサがリーグ優勝、イタリアはインテルが2冠、ドイツでもバイエルンが2冠達成。インテルとバイエルンは3冠をかけてもうすぐチャンピオンズリーグ決勝を戦う。
トップリーグだけでなく、各地でそのほかのリーグも終了。昨年まで俺が所属していたWirges(ヴィルゲス)は、最終戦で負けて下のリーグに降格が決定、と連絡が入った。俺が所属していた3シーズンは上位に位置していてむしろ昇格を目指していたのに、残念ながら降格。今シーズンは、俺が所属していた頃の監督だったハンズィが途中で放棄し、2軍の監督マルコが代わりに指揮を執っていた。降格に伴いマルコは退団、あと6選手が退団することになった。どうなるものか。
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あっという間に2008/09シーズンの最終戦。最後の相手は、アウェイでWaldalgesheim(ヴァルトアルゲスハイム)。俺は1カ月ほど前から背中を怪我していて、結局、最終戦に間に合うことができなかった。結果は1-3でいいところなしに敗北。
最終戦に負けたものの、Wirges(ヴィルゲス)はリーグ後半戦に追い上げ、最終的にOberliga Suedwest(オーバーリーガ南西地域)で18チーム中6位。まずまずの結果に終わった。
<08/09シーズン最終戦>
このシーズンを持って、俺は選手活動を引退。ヴィルゲスでは3シーズンプレーし、プロアマのいろいろなチームと対戦し経験を積むことができた。2シーズン目にはB級コーチライセンスも取りに行かせてもらい、3シーズン目にはヴィルゲスのユースチームの指導にも携わらせてもらった。Vielen Dank.
最後に公式戦に出れないまま終わってしまったけど、終わる時はあっさり終わってしまう。でも、これまでやることはやってきたので、まさに一片の悔い無し!
今後は、自分のプレーする時間をコーチ活動に使っていきます。
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4月にWirges(ヴィルゲス)でユースのセレクションが2回行われた。対象は来シーズンのBとCユース。
ドイツのユースは、Aユースが19・18歳、Bユースが17・16歳、Cユースが15・14歳というふうにFユースまで2年ごとに年齢カテゴリーが分けられている。A・Bユースでは、大人と同じように、そのカテゴリーで一番上のリーグをブンデスリーガと呼び、上から下のリーグまで毎年成績により昇格と降格が行われている。
<第一回セレクション>
ヴィルゲスのB・Cユースは州の1部リーグに所属。全国レベルで見たら中級クラスだけど、この地域では強いクラスに入ると思う。すでにヴィルゲスでプレーをしている選手と他のチームに所属している選手たちがセレクションに集まった。
テクニック、コーディネーション、ゲームを行ったけど、日本の子供たちと比べたら練習量も少ないからか、平均的に見てボールコントロール力は劣っている。ただ、18歳くらいになるとフィジカルもかなり強くなって、ゲームに勝つすべを覚えてくる。
<セレクションの様子>
一回のセレクションで集まった人数は約40人くらい。ヴィルゲスの対戦チームに所属している子供たちも来ていて、試合からすでに情報が入っている選手も何人かいた。セレクションの次の日からは、何人かの選手がヴィルゲスに練習参加に来始めている。長期的な育成を考えて、スタッフでいろいろな面を観察している。
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現在リーグ首位を独走している1.FC Saarbruecken(ザールブリュッケン)とアウェイで対戦。昨年のホームでの試合では0-4で惨敗しているだけに、なんとしてでも一矢報いたいところ。
<選手入場>
ザールブリュッケンは数年前までブンデスリーガ2部に所属していたけど、2007年にオーバーリーガ(4部)まで降格。昨シーズンはあと一つのところで昇格を果たすことができなかったけど、今シーズンはこれまで負けなしの19勝4分。プレシーズンマッチでも上のリーグ相手に負けなしだったらしい。
<ザールブリュッケンのファンブロック>
Wirges(ヴィルゲス)は現在リーグ4位。今年に入ってからはリーグ戦3連勝、カップ戦2勝と負けなしで絶好調。プレシーズンマッチでは、ブンデスリーガ2部に所属するヴィースバーデンの1軍2軍混合チームに2-0で快勝している。
チームメイトのエシィと俺は、昔ザールブリュッケンのサテライトチームで一緒にプレーしていた。しかも、今のザールブリュッケンの監督は、当時サテライトチームで指揮を執っていたディーター・フェルナ。観客も3500人入り、懐かしいけど気合いも入る。
<デニス(左)、ドリブルするマルコ、チジー(右)>
守備も安定していて、破壊力ある3トップを持つザールブリュッケン。ヴィルゲスはまず守備を固めて、カウンターとセットプレーでチャンスをうかがった。
<敵選手をタックルで刈る俺>
このプレーでイエローカードをもらった。
俺は左サイドバックで出場したので、相手3トップ右のモッツァイン・ザマーとマッチアップ。こいつはスピードとテクニックがあり、サイドから中に切り込んでシュートまで持っていくのを好む。
<ゴールを決めたスロボ(左)とマルコ(右)>
前半30分くらいまではきっちり守っていたけど、セットプレーのセカンドプレーで陣形が乱れたところにクロスを入れられて先制点を取られてしまった。相手が勢いづいてやばい雰囲気になりかけたけど、前半終了間際のコーナーキックからスロボがこぼれ球を押し込んで同点に追い付く。
いい時間帯に同点に追いつきハーフタイムを迎える。
<俺(左)、チジー(中)、ジミー(右)>
ダブルボランチの左を務めたキャプテンのチジー、左サイドハーフのジミー、左サイドバックの俺。3人がうまく機能して、左サイドの守備を固めることができた。
<競り合うマヌエルと俺>
後半に入り、次々に攻撃を仕掛けてくるザールブリュッケン。ヴィルゲスはほとんど攻撃する時間がなく、体を張ってなんとか死守。
<ヌェラー(左)とデニス(右)>
運とキーパー・アギムのファインセーブもあり、1-1のまま試合は終了。敵なしのザールブリュッケン相手にアウェイで貴重な勝ち点1を取ることができた。
強敵相手に何とか一矢を報いることができ、監督ハンズィも内容と結果に満足。シーズンのハイライトとなる試合で悔いを残すことなく終えることができた。この後も気を抜かず、負けなしの記録を更新していきたいところ。
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ドイツではまだまだ日本食は浸透していない。特に、あまり大きくない街には日本人も少ないので日本食レストランも少ない。あったとしても、日本人料理人がいない場合が多いので、一風変わった料理が出てくることもある。
俺のチームメイトもまだ一度も日本食を食べたことがなかったので、数人を引き連れてKoblenz(コブレンツ)の「一番」という日本食レストランに行った。ここも今では中国人料理人がしきっているけど、ちょくちょく顔を出してる行きつけのレストランのひとつ。
<包丁さばきを見学する>
「日本食と言えば寿司。寿司と言えば生魚。」多くのドイツ人はこのイメージを持っている。生ものを食べる習慣がほとんどないので、日本食はあまり眼中にない人が多い。今回一緒に来たチームメイトも、俺がいなかったら試そうとは思わなかったと言っていた。
<緊張する面々>
何が何だかわからないので、やや緊張気味の面々。俺がいなかったら寿司にコーラを頼んでいたところだったらしいが、みんな俺のまねをして緑茶を注文してみた。
「いただきまーす。」(マルセル)
箸の使い方を練習してから寿司に初挑戦。
「まいうー。」(ヤニック)
がっつくヤニック。
「まいうー」(ダーヴィッド)
味噌汁にも初挑戦。
「これいけるぞ、おい。」(セルダー)
特にセルダーは日本食が気に入ったらしい。テリヤキソースにはまっていた。
「ん?」(アギム)
特製のはしを使って食べるアギム。
ガリが苦手なのが何人かいたけど、ワサビの辛さにも耐えぬいて完食。
次はXXLの大食いに挑戦。
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冬休みが終わってようやくリーグ再開と思いきや、今年は雪が降りまくっている。プレシーズンマッチでは1試合を除きすべて勝ち、チームの調子も上がってきて準備万全だったけど、2月に予定されていたリーグ戦が2試合続けて延期になった。
予定より2週間遅れてようやくOberliga(オーバーリーガ)のリーグ戦が再開。最初の相手は去年アウェイで4-1で負けたMettlach(メットラッハ)。降格圏内を抜けるために気合いの入っているメットラッハ相手にホームで2-0で勝利。グランド状態が悪かったけど、気持ちでも試合の内容でもメットラッハを上回り、去年の雪辱を果たすことができた。
<マイエン戦のエシィ(右)>
天候が悪くてもう1試合流れたあと、今度はホームでBad Breissig(バート・ブライスィヒ)と対戦。去年はアウェイで2-2で引き分けている。チームの調子は前回を上回り4-0で圧勝。俺も1点目をセンタリングでアシストできた。Wirges(ヴィルゲス)は下位チームによくとりこぼしていたけど、これまでの2試合をきっちり勝つことができた。
<マイエン戦の俺とアルヤン(左後ろ)>
バート・ブライスィヒ戦の3日後には、ダービーとなるMayen(マイエン)戦。去年はアウェイで1-1の引き分け。若干疲れや怪我があったけど、勢いに乗るチームは3-1で勝利。ここ3試合を9得点1失点の3勝で終え、チームも4位まで浮上した。
4日後にはラインラント州カップ戦の準々決勝があり、これは絶対に落とせない試合。その3日後には現在首位を独走する古巣の1.FC Saarbruecken(ザールブリュッケン)との対戦が控えている。
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今シーズン後半戦から、自分の所属するWirges(ヴィルゲス)でユースチームの指導にも携わらせてもらっている。担当チームはCユース(14~15歳)。練習は週3回で、1回の練習時間は1時間15分から1時間30分。限られた時間の中で、できる限り能力を伸ばせるようにやっていかなければいけない。
<ヴィルゲスのCユース>
<後列左から>
俺、監督デニス、アレックス、フランツォ、アルメンド、マックス、エフタル、ハカン、ラファエル、ベアティ、クリスティアン、ヨハン
<前列左から>
オリバー、フラクロン、ゼルチャン、ゼミ、ボラ、トム、ゼファ
<まだ雪の残るプレシーズンマッチ>
最初の試合は、昨年2-6くらいでぼこられたという一つ年上のカテゴリー(16~17歳)のモンタバウアの女子チーム。ヴィルゲスは明らかに力の差を見せて6-1くらいでリベンジを果たした。
<公式戦前>
去年行われたリーグ前半戦は2位。今年に入り6-2、6-1、13-1、9-0と快勝を続けてとうとうリーグ首位に浮上した。目標は、残り試合を全勝してリーグ昇格。選手たちはまだまだ伸びる要素を持っている。
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1月17日と18日に、ドイツのラインラント・プファルツ州モンタバウアで行われた第27回Keramik Cup(ケラミックカップ)。ドイツU17カテゴリーで最大の室内サッカーイベントに、埼玉県から川越水上公園の人たちが視察に訪れた。ここでは、昔ドイツで一緒にサッカーをした友達のジョウが少年サッカーチームのコーチをしていて、今回またドイツに舞い戻ってきた。
<入口でVIP用のバンドを巻いてもらう>
このケラミックカップは毎年1月に開催されていて、大会の質を保つために、基本的にはプロの下部組織しか出場できない。大会にはブンデスリーガや海外のプロチームの下部組織が毎年参加している。
<試合を見守るヴィルゲス陣営>
今年は海外からオーストリア・ウィーン、ブレンビー・コペンハーゲンが参加。また、地元枠として、俺の所属しているWirges(ヴィルゲス)のU17チームも毎年参加している。去年参加した選手たちや来年参加する選手たちも会場に足を運ぶ。
<食事をとるケルン>
ヴィルゲスの元会長アルフォンスがこの大会を取り仕切っていることもあり、今回、何から何かまでいろいろと面倒を見てくれた。
<ジョウとVIPラウンジにてカフェタイム>
会場はそれほど大きくないけど、VIP席と一般席に分かれていていつもいっぱいになる。スポンサーや各チームスタッフなどは、ドリンクや食事サービスの用意されたVIPラウンジを使うこともできる。
<大会の後片付け>
2日間にわたる大会はカイザースラウテルンの優勝で幕を閉じた。大会には多くの人たちがボランティアとして関わり、大会に参加したヴィルゲスの選手たちも会場の後片付けを手伝った。
<記念のケラミックカップグラス>
1日目と2日目の間にはVIPレセプションがあり、ヴィルゲス市長や各チームのスタッフ、スポンサーなどの大会関係者が大勢集まった。
大会の映像はこちら
<酒を勧められるかんちゃん>
大会の大きな目的は、サッカーによる青少年スポーツ活動や教育の促進。スポンサーやボランティアの人たちによって大会が支えられている。
<レセプションを取り仕切るアルフォンス統括本部長>
「おまえらぁ、出てこいやぁー!」
<川越水上公園から大会へのお土産>
レセプションではメインスポンサーや各チームが紹介される。日本から視察に訪れた川越水上公園も暖かく迎えられ、地元テレビのインタビューも受けた。川越水上公園では2009年の夏にケラミックカップ日本予選が開催され、その優勝チームが2010年ケラミックカップ本選に出場することになっている。
ちなみに、2008年の春には川越水上公園の3選手がジョウとともにドイツを訪れ、ブンデスリーガのチームに練習参加したりホームステイしたりいろいろな活動を行った。
<盛り上がり踊り始める>
会場ではDJが場を盛り上げお祭り騒ぎとなった。ブレンビーのスタッフが終始「フーフー」と奇声をあげていた。次の日に大会があるにもかかわらず、最後の人が帰るまでレセプション(飲み会)は続くと言っていた。
<はしゃぎすぎて眼鏡を壊すジョウ>
それでは、川越水上公園の日本予選か2010年のドイツ大会でまた。
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1月17日と18日に、ドイツのラインラント・プファルツ州モンタバウアで第27回ケラミックカップが開催された。ケラミックカップ(Keramik-Cup)とは、毎年1月に開催されているドイツU17カテゴリーで最大のハーレンフースバルのトーナメントで、ブンデスリーガの下部組織や海外のプロチームの下部組織が毎年参加している。
<開会式>
Hallenfussball(ハーレンフースバル)とは「室内サッカー」という意味で、冬の間リーグ戦が中断する時期に、プロ、アマ、ユース年代のそれぞれの大会がドイツ各地で行われる。ルールは地域や大会によって少し異なるけど、基本的なルールはキーパーを含めた5対5のミニサッカー。日本のフットサルと違うところは、スライディングタックルがありのガチンコ勝負で、フィールドの四方が1mくらいの壁に囲まれている。(会場によっては、サイドラインだけに壁があったり、片方のサイドだけ壁がある場合がある。)
<ケルン対コブレンツ>
今年は大会に15チームが参加。ブンデスリーガからは、ハンブルガーSV、カイザースラウテルン、シャルケ04、フランクフルト、メンヒェングラートバッハ、ヘルタ・ベルリン、ドルトムント、ケルン、レバークーゼン、シュトゥッツガルト、カールスルーエ、TuSコブレンツ。海外からは、オーストリア・ウィーン、ブレンビー・コペンハーゲン。また、地元枠として、俺の所属しているWirges(ヴィルゲス)のU17チームも参加した。
<ゴール横に控える選手たち>
今年のケラミックカップは出場チームが増えたため、1試合が12分1本勝負(去年は15分1本勝負)。交代は何度でも自由で、交代選手は自陣のゴール横の壁の後ろに控えている。交代する時は、壁を飛び越えてフィールドに入っていく。
<地元ヴィルゲス>
ヴィルゲスは地元枠として毎年大会に参加している。毎年良い成績を収めていないので、今年も周りの強豪相手に初めはビビッていたけど、試合をやるごとによくなっていった。ブンデスリーガのチーム相手に善戦し、フランクフルトを退けて2次リーグに進出を決めた。
<カールスルーエ対ハンブルク>
大会は、FIAFA、UEFA、ドイツサッカー協会にもサポートされていて、熱戦が繰り広げられる。
<ちびっこのエキシビジョンマッチ>
ブンデスリーガ2部に上がって2シーズン目で、開催地からすぐ近くのTuSコブレンツも今年は大会に参加。残念ながら1次リーグで敗退。
<ジョウたちと観戦>
埼玉県の川越水上公園の人たちも大会を視察に。大会を取り仕切るアルフォンスが元ヴィルゲスの会長だった関係で、来年は日本チームもケラミックカップに参戦。
<健闘したヴィルゲス>
15チーム中12チームが2次リーグに突破する。2次リーグは、3チームずつ4グループに分かれてのリーグ戦。それぞれのグループの上位2チームがベスト8に進出する。
<PKの距離は9m>
ベスト8に進出したチームは、カイザースラウテルン、ウィーン、ケルン、ハンブルク、メンヒェングラートバッハ、ベルリン、カールスルーエ、ブレンビー・コペンハーゲン。準決勝1試合目では、カイザースラウテルンがケルンにPKで勝利。もう一つの準決勝ではメンヒェングラートバッハがブレンビーに4-2で勝利。
<優勝したカイザースラウテルン>
優勝はカイザースラウテルン、2位メンヒェングラートバッハ、3位はブレンビー、4位はケルンという結果に。
<大会を取り仕切ったアルフォンス総統>
大会の映像はこちら
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