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2014年2月10日 (月)

「コッホ先生と僕らの革命」と日本のスポーツ

2011年公開の実話を基にしたドイツ映画。原題「Der ganz große Traum」、直訳すると「とても大きな夢」。

1874年にイギリスから帰国したドイツ人のコンラート・コッホは、ブラウンシュヴァイクという町の学校で英語の教師になる。当時ドイツになかったサッカーを授業に取り入れて生徒たちと良い関係を構築したが、サッカーの本質を理解せず、イギリスで学んだ指導スタイルを認めない保守的な同僚や保護者と衝突し解雇されてしまう。生徒たちはコッホをかばって策を練る。

コッホ
「サッカーで大切なのはフェアプレーの精神と仲間意識」

Koch1

コッホ
「スポーツはイギリスで人気があり、教育でも導入されています。サッカーは行動力や意志などの性格を養うことができます。授業も楽しくなりますよ」


後援会長のハートゥング氏
「”ドイツの学校”には不適切だ。君も”学校”で楽しんだのかね?」

コッホ
「いいえ、だから教師になりました」

後援会長のハートゥング氏
「今日の”祖国”があるのは楽しむこともせずに努力したからだ。ここは”ドイツ”だ。理解できないなら荷物をまとめて島に帰れ」


Koch3
<厳しい先生のおしおき>

後援会長のハートゥング氏
「”この国”では厳しい規律の中で子供を育てる。服従と規律。我々が培ってきた美徳だ」


コッホ
「子供たちには未知の才能がある。子供に追い抜かれるのを恐れて束縛するのですか?」

Koch2_2


クビにされたあとのコッホ
「”ドイツ帝国”の基盤がサッカーで揺らぐそうだ」


この話は100年以上昔の話で、今はサッカーが盛んなバイエルンでもサッカーが認められるまで何十年もかかったらしい。映画に出てくる軍隊方式の体育の授業や服従させる指導スタイルは、まだまだ日本にも残っている。セリフ中の”国”や”ドイツ”という言葉を変えて考えてみると、他国では当たり前のことをしてるのに理解してもらえないコッホ先生のような人がたくさんいるかもしれない。

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