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2010年6月 1日 (火)

オリバー・カーン、ワールドカップ2010前にドイツ代表を語る

ワールドカップ2010まであとわずか。

ドイツ代表は、チームで最もワールドクラスであるキャプテンのバラックがケガで離脱。そして、今後ワールドクラスになると思われるGKのアドラーもケガで離脱。この2人の離脱は痛い。特に、メンバー入りしたGK3人の代表出場数を合計してもたったの9試合。中盤は4枚なので何とか穴埋めができるかもしれないが、GKは1人しかいないポジションなのでどうなるものか。更に、ロルフェス、トレーシュ、ヴェスターマンも離脱して、最初のノミネートから5選手も減ることになった。

しかし、2002年に準優勝した時も、ノヴォトニー、ダイスラー、ヴェルンズ、ツィックラー、ショル、ハインリッヒの6選手を欠いていて似たような状況だった。当時の状況をカーンは語っている。ワールドカップ2010前の独占インタビューより。

- 代表選手のケガの離脱が報道されましたが、2002年のことを思い出しますか?

「当時、我々も何選手かの離脱がありましたが、全員がケガによるものではなかったので、今回の状況とは若干異なるでしょう。今回は、全選手がケガによるもので状況はあまりよくありません。」

- 原因は別として、2002年も主力選手を欠きながら決勝にたどり着くことができました。どのように穴埋めをすることができたのでしょうか?

「持てる力すべてをかき集めし、現状から目をそむけず、今できるベストのことをやろうと心掛けました。今回も同じことが言えるでしょう。選手には、このような状況を克服し成長しなければならない時が訪れます。」

- 今回のケガによる選手の離脱をチャンスととらえることもできますか?

「はい。悲観的になる必要はありません。チームビルディングの領域にも、このような状況から利点を見出す手掛かりはたくさんあります。」

- 8年前をどのように見ますか?どの選手が突出していましたか?

「1選手だけが突出していたのではなく、より多くの選手に比重が振り分けられていました。しかし、チームの中で強い核ができていました。もちろん、当時世界トップレベルで活躍していたバイエルンの選手がチームを引っ張っていましたが、ハマンやイェレミース、ヤンカー、そして私も確固たる自信を持っていました。」

- その自信をチームにももたらしたのですか?

「はい、何が起ころうとも何でも成し遂げることができるという自信を発展させていきました。この自信はバイエルンの過去2年間の実績(チャンピオンズリーグ優勝など)から来るものでしたが、これを代表チームにも植え付けました。代表チームには当時チャンピオンズリーグ準優勝を成し遂げたレバークーゼンから、バラック、シュナイダー、ラメロウ、ヌヴィルも加わりました。我々は彼らとよく話し合い、彼らの成し遂げた偉業を理解させ、日に日に自信を高めていきました。」

- 今回もバイエルンの選手たちは胸を張ってワールドカップに臨めますね。

「これはとても大切なことです。シュヴァインシュタイガーやラームなどのバイエルンの選手たちは勢いに乗っているでしょう。成功と自信によって、最高峰のレベルでもやっていけるということを実感しているでしょう。彼らはほかの選手たちにもこの勝者の遺伝子を植え付ける必要があります。」

- 多くの選手の離脱により、2002年は国民にもあまり期待されませんでした。ドイツが優勝すると答えた人は、たった2%でした。こういう情報は選手にも影響しますか?

「はい、もちろんです。こういった状況では、批評家の考えを覆してやろうというリアクションが起こります。また一方で、1990年の時のように優勝して当たり前という大きなプレッシャーがないのは悪いことではありません。悪状況から何かを達成することは可能です。」

- 2002年もそうでしたね。初戦はサウジアラビア相手に8-0と快勝しました。その後を左右する最初の戦いはどれほど重要なものですか?

「とても重要です。初戦は常にのちの戦いを決定するものです。初戦の戦い方がその後の試合にも影響を及ぼします。今回は、オーストラリア相手に固く納得いく勝ち方をすれば、大会に入っていけるでしょう。そして、それまでの偏見やイメージを拭い去ることができます。」

- あなたは2002年に素晴しいプレーを披露しました。同じ役割を今回のGKマヌエル・ノイアーにも期待できますか?

「それはいつも過程的な話になってしまいます。事実は、マヌエル・ノイアーはすでに2009年のU-21ヨーロッパ選手権で優勝を経験していることです。そして、シャルケでリーグ準優勝をし、チャンピオンズリーグも経験しています。」

team.dfb.deの独占インタビューより

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