オーバーリーガ２００７/０８シーズン終了

　ホームアンドアウェイで３４試合を終え、オーバーリーガ２００７/０８シーズンが終了した。今シーズンも長かった。俺の所属するWirges(ヴィルゲス)は、１８チーム中８位。オーバーリーガにはいくつかのプロチームが所属していて、ヴィルゲスはそれらのチームと比べると全然練習量が少ないにもかかわらず、時には勝ち星もあげたりして何とかそれらのチームの下に喰らいついていく事ができた。ユース上がりの若手が多い中、この結果は満足できるものだと思う。


＜クリスチャン・ヌェラー＞

俺は昨シーズンの最終節に膝を怪我し、今シーズンの開幕戦には間に合わなかった。前回と同じところを怪我して、前回よりも長引いた。前半戦の半分以上を棒に振ったけど、少しずつ試合に出ることができて、ヴィルゲスでの２シーズン目もチームの一員として行動できたと思う。


＜移籍したシュタリー＞

来シーズンからブンデスリーガ３部が新たにできることになり、今までのレギオナルリーガ（３部）が４番目のリーグになり、オーバーリーガ（４部）が５番目のリーグになる。

来シーズンに向けて、今回は３選手がチームが離れていった。


＜ケルンの某クラブにて＞

シーズン打ち上げで、ケルンのクラブに行く。
監督ハンズィの趣味で決めた場所なので、若手はあまり乗り気ではなかった。


＜ケルンの某クラブにて②＞

貸切のバスを借りていたが、帰りに集合場所に行ったらバスがいなくなっていた。５，６人だけ乗せて先に出発しやがった。
時間前に集合場所に行ったにもかかわらず、監督ハンズィを含め１０人くらいの選手がケルンに取り残された。しょうがないので、みんなでタクシーを拾って帰った。

翌週、監督ハンズィは練習で大激怒していた。


＜クリスチャン･ヌェラー＞

ということで、約１ヶ月のシーズンオフに突入。
７月１日から練習が再開し、８月の頭からリーグ戦が始まる。

EURO 2008 スイス下見

ＥＵＲＯ２００８が始まる直前の５月後半に、スイスへ車で出かけた。

ＥＵＲＯ２００８はスイスとオーストリアでの共同開催。
それぞれの国の４都市で試合が行われる。
今回はスイスのバーゼル、ベルン、ジュネーヴ、チューリッヒのスタジアムを観にいった。
ジュネーブには約２年ぶりに舞い戻ってきた。


＜ジュネーヴのスタジアム＞

もうすぐ開幕ということで、スタジアム周辺は厳重に警備されていた。
警官が暴動に対するシミュレーションを行っているスタジアムもあった。
スタジアムの規模は、ドイツのワールドカップで使われたもの比べるとだいぶ小さい。


＜ニヨンにあるＵＥＦＡ本部＞

スイスのNyon(ニヨン)という街にはＵＥＦＡの本部が置かれている。


＜ＵＥＦＡ本部のトロフィー＞

二ヨンはレマン湖のほとりにあり、ジュネーブとローザンヌの間に位置している。
ジュネーブまでは約３０キロ、ローザンヌまでは約４０キロ。


＜クライネ・シャイデックの駅＞

サッカーに関係ないけど、せっかくだから登山電車で山の上へ。
Grindelwald(グリンデルワルト)から、Jungfraujoch(ユングフラウヨッホ)の途中にあるKleine Scheidegg(クライネ・シャイデック)へ。


＜標高２０６１ｍのクライネ・シャイデック＞

クライネ・シャイデックの標高は２０６１ｍで、５月だというのに雪が残っていた。
もう夏なのにさみー。


＜ユーロバージョンの電車＞

山の上にもＥＵＲＯ２００８バージョンの電車が来ていた。

しかしながら、スイスの街中はワールドカップ時のドイツほど盛り上がっていない気がした。どうなるものか、行けばわかるさ。

さらばコブレンツ ケルンに引越し

新婚・金子夫妻のケルンの家が見つかり、いよいよコブレンツから引越しすることになった。

＜コブレンツのビアガーデン＞

引越し前日に、コブレンツにあるライン川沿いのビアガーデンを訪れる。
もうすぐコブレンツともおさらば。


＜荷物を積む＞

引越し用の車をEuropcarで借り、引越し開始。
金子夫妻、手伝いに来たマサキとともに荷物を車に積み込む。


＜コブレンツの家で昼休み＞

ケルンへの１往復目を終え、コブレンツの家で昼休み。


＜キモイと言われたひとコマ＞

その辺にあったものを身につけてみた。


＜ケルンの新居にて＞

荷物をすべて輸送完了。
新居のすぐ向かえには、イタリア人のアイス屋がありにぎわっている。
当初荷物が散乱していた部屋も、今では家具もすべてそろいすっかりきれいになっている。

また遊びに行きます。
あまりアイスを食べ過ぎないように。

因縁の対決 オーバーリーガ第３１節 Hauenstein戦

　オーバーリーガ第３１節。Hauenstein(ハウエンシュタイン)との因縁の対決を向かえた。前半戦にアウェイで対決したときは、人種差別発言問題や暴力事件が発生しもめにもめた。


＜ヴィルゲス（黄色）対ハウエンシュタイン（白）＞

　リーグ前半に対戦した時は、先制されるも最後は１－１の同点に追いついた。この試合では、前回ヴィルゲスのトーマス・エシュと問題を起こした黒人選手はいなくなっていた。どこかに移籍してしまったのか？


＜前半を０－０で終了＞

　ここのところリーグ上位に位置するHomburg(ホンブルク)、Trier(トリアー)、Mainz(マインツ)２軍などと厳しい対戦が続いていた。それらのチームと比べるとハウエンシュタインの力は明らかに劣っていた。しかしながら、エースのトーマス・エシュがＰＫを失敗するなどしてチャンスを逃し、前半は０-０で終了。


＜ノーファール＞

　後半も両チーム精彩を欠き、結局試合は０－０で終了。２００８年、年が明けてからのリーグ後半戦で、ヴィルゲスはホームで１勝もあげていない。昨シーズンもそうだったが、ヴィルゲスはホームで弱い。

Ｙ先生のドイツサッカー研修

　２００８年４月、兵庫県の高校からＹ先生がサッカー研修のためドイツにやってきた。Ｙ先生は日本のＡ級ライセンスを持ち、兵庫県内でも決勝まで勝ちあがる高校の指導をしている。１２月までの滞在期間中、クラブチームでの研修や試合観戦などいろいろな活動を予定している。

＜ブンデスリーガを観戦＞

　Ｙ先生のドイツでの滞在場所はKoblenz(コブレンツ)。大きすぎず、小さすぎず、ケルンやフランクフルトへの大都市にも１時間もあれば移動できる。大家のホフマンさんは、ブンデスリーガ２部に所属する地元Tus Koblenz（トゥス・コブレンツ）の会員。Ｙ先生にマフラーをプレゼントし、一緒に試合を観にいった。

＜ブンデスリーガ２部、コブレンツの試合を観戦＞

　コブレンツはブンデスリーガ２部に昇格して２シーズン目。今シーズン中、経営面でのスキャンダルがあり８ポイントも勝ち点を引かれたが、何とか２部残留を決めた。

＜ブンデスリーガ２部のアーヘンで研修＞

　元レッズのブッフバルトが一時監督を務めたAlemania Aachen(アレマニア・アーヘン)のユースチームで研修を行った。アーヘンは１部復帰を狙っているが、周辺には資金面で勝るライバルチームが多く存在する。自らのユースから選手を育て上げ、トップチームに送り込まなければならない。

＜アーヘンＵ１９のヘーグナー監督と＞

　アーヘンのサテライトチームはオーバーリーガ（ドイツ４部リーグ）に所属していて、ユースカテゴリーはＵ１９からＵ１０まで９チームある。Ｕ１９のヘーグナー監督は、自身もアーヘンでプロとしてプレーし、ビーチサッカーのドイツ代表監督兼選手としても活躍した。

＜フランクフルトのトップチームの練習風景＞

　ブンデスリーガ１部に所属する、Eintracht Frankfurt(アイントラハト・フランクフルト)の練習を見学。稲本選手以外にも、ＥＵＲＯ２００８に出場するスイスやギリシャの代表選手も所属している。


＜フランクフルトの稲本選手と＞

　練習前に、同じ関西出身の稲本選手に挨拶。ブンデスリーガでは、後半戦も試合に出場しがんばっている。

　Ｙ先生の研修まだまだ続く。