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2008年3月16日 (日)

ドイツB級コーチライセンス講習③

 Hennef(ヘネフ)のSportschule(スポーツシューレ)で参加したドイツB級コーチライセンス講習。授業の内容もさることながら、たまに話題がそれたときのJungheim(ユングハイム)教官の話は興味深かった。

①ワールドカップ2006で、優勝したイタリアは決勝までの6試合でたったの1失点、それ以外にピンチを招いたシーンは2回。準優勝のフランスは2失点、それ以外にピンチを招いたシーンは3回。トップクラスを相手に戦う場合、ゴールチャンスが訪れるのは1試合にあるかないかということになる。それほど攻撃は難しい。だから、チャンスの回数をできる限り増やして、数少ないチャンスをものにするには、細かく正確なテクニックと戦術が必要になる。コーチはそれを教えれるようにならなければならない。

ワールドカップのイタリアやフランスの相手は、アジア1次予選のような相手ではなく、ドイツ、ポルトガル、ブラジル、スペインなど強豪。それらのチームを相手にも、たったこれだけしかピンチの場面がなかった。しかも、決して守備的に戦ったわけではなく、イタリアは6試合で11得点、フランスは8得点。参加チームの中ではむしろかなり攻撃的。ちなみに日本は3試合で、2得点7失点。

②失点のリスクを減らすために、ディフェンスラインからロングボールに頼るチームがあるが、効果はほとんどない。あるブンデスリーガの試合では、両チームあわせて150本のロングボールが蹴られたが、結局得点チャンスを作ることなかった。守備の時にフォアチェッキングで相手DFにロングボールを蹴らせるのはいいが、ボールを奪ったあと自分たちもロングボールを蹴ってはチャンスはいつまでも来ない。これをチームに教えるのもコーチの役目。

③今のサッカーではある程度のリスクを冒して勝ちにいかなければならない。1試合平均1ポイントしかとっていないチームは、降格圏内に入る傾向にある。これはサッカー以外のことにも当てはまるかも。

つづく・・・

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