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2008年2月の4件の記事

2008年2月27日 (水)

日本のベッカム ボーフムの小野選手

 冬の移籍期間にブンデスリーガ1部のBochum(ボーフム)と契約を交わした小野選手。いい形でデビューして以来、今ではほとんどの試合でスタメン出場している。ウインターブレイク明けの数試合を終えた時点では、冬に移籍した選手ランキングで上位5位以内に入っていた。「日本のベッカム」というあだ名もつけられていた。

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<ボーフムの小野選手>

 元ドイツ代表選手で今はボーフムのマネージャーを務めるシュテファン・クンツのコメント:

「我々は小野選手の移籍前にいろいろと考えましたが、次の3つの点についても彼はボーフムにとって大事な選手となると思います。
①ボーフムから50kmほどに位置するデュッセルドルフは、ドイツ国内で最も多くの日本人が住んでいる街で、約8000人が住んでいます。彼らがスタジアムを訪れてくれるでしょう。
②ボーフムのインターネットサイトは日本語にも訳され、小野選手の最新の情報を日本でチェックすることができます。日本企業スポンサー獲得も期待されます。
③日本に住んでいる日本人も小野選手のユニフォームを買ってくれることを期待しています。注文は英語でも対応します。」

 日本市場を開拓するためにも、小野選手に寄せられる期待は大きい。

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2008年2月19日 (火)

3年後のドイツチャンピオン - ヴォルフスブルク

07/08シーズンのウインターブレイクに、ブンデスリーガ1部のBochum(ボーフム)Wolfsburg(ヴォルフスブルク)と契約を交わした小野と長谷部。リーグ前半戦第17節を消化した時点でのそれぞれのチームの成績は、ヴォルフスブルクが勝ち点20で11位、ボーフムが勝ち点19で13位だった。小野はフェイエノールトで活躍していたので自分の周りのドイツ人サッカー関係者もよく知っている。ボーフムでは中盤のすべてのポジションをこなせる選手として期待されている。

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<フェリックス・マーガート監督>

 長谷部の所属するヴォルフスブルクは、これまでこれといったタイトルを獲得したことがなく、過去2シーズンは15位という結果に終わっているが、今シーズンからシュトゥッツガルトやバイエルンをリーグ優勝に導いているフェリックス・マーガート監督が就任した。マーガート監督は、チーム経営者、スポーツディレクター、ユース育成のポストも兼任していて、ヴォルフスブルクに本拠地をおくフォルクスワーゲン社をスポンサーにしてチームの大改革を行っている。現在、ヴォルフスブルクではドイツ人選手以外に21カ国の選手が在籍している。全権をゆだねられたマーガート監督は、「3年以内にヴォルフスブルクを優勝争いに加わるようなチームにする」という公約を掲げていて、今シーズンは今後のチーム作りに必要となる選手の見極めを行っているらしい。Kicker(キッカー)誌では、「マーガートと最大の博打」という見出しが掲げられていた。

 ブンデスリーガ再開となる第18節のスタメン予想(キッカー誌など)では、小野、長谷部とも名前を連ねていなかったが、数試合をこなして2人ともスタメンで出場する機会が増えている。ボーフムは今のところ降格圏内から離れていて、ヴォルフスブルクもUEFAカップ出場権獲得ができるところに位置している。カップ戦でもベスト8まで勝ち残っている。

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2008年2月13日 (水)

昨季王者シュトゥッツガルト - 不調の原因はドイツ代表?

 昨シーズン、ブンデスリーガ優勝を果たしたシュトゥッツガルトだが、今シーズンは上位に顔を出すこともなくリーグの真ん中あたりを行ったり来たりしている。チャンピオンズリーグでも6試合して1勝5敗のグループリーグ敗退。

 シュトゥッツガルトには各国の代表クラスが在籍していて、マリオ・ゴメス、ロベルト・ヒルベルト、トーマス・ヒッツルスペルガーなどのドイツ代表選手も何人か在籍している。ドイツ代表選手は、チームのトレーニング以外にもドイツ代表レーヴ監督から週2,3回の追加トレーニングメニューが与えられている。6月にはユーロ本選が控えていることもあり、レーヴ監督はチーム作りの仕上げに入り、選手たちもメンバー入りを目指してアピールをしなければならない。(シャルケのケヴィン・クラーニは、2006年ワールドカップ前にこの宿題を怠ったため代表から外された。)

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<トーマス・ヒッツルスペルガー>

 ドイツ代表のチームマネージャー・オリバー・ビアホフは、「ヨーギ(レーヴ監督のあだ名)は常にチームの監督とコンタクトを取っているので、各チームと代表がうまく機能するはずだ。選手はもちろんリーグ戦で結果を残さなければならないが、ユーロに向けてすでに準備を始めなければいけない。ユーロで何を手にしたいのか、具体的に考えていなければいけない。」とユーロ制覇に向けて意気込んでいる。

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<マリオ・ゴメス>
 
 そんななか、シュトゥッツガルトのチームマネージャー・ホルスト・ヘルトは、「リーグの最中なのに、すでに気持ちはユーロに行ってしまっている。レーヴ監督の追加メニューはうちのチームに合ったものでなければいけない。チームがレーヴ監督にあわせる訳にはいかない。現に選手に給料を払っているのはわれわれなんだから」とぼやいている。ヘルトがこうも怒っているのは、リーグ戦前期に行われた代表の試合で、上記のシュトゥッツガルトの3選手が無理をして、その後長期離脱することになってしまったから。シュトゥッツガルトのアルミン・フェー監督も、「選手たちはまず自分のチームのために結果を残すべきだ。マリオ・ゴメスやトーマス・ヒッツルスペルガーがこれ以上何をしろというのだ。」とオリバー・ビアホフを批判している。

ハンブルクのフープ・スティーブンス監督
「選手たちがハンブルクのために結果を残すことのほうが、代表で結果を残すことよりも何倍も大事だ。」

バイエルンのオトマー・ヒッツルフェルト監督
「私の選手たちはどっちみち追加トレーニングをしている。ただし、良いか悪いかはそのやる内容にもよる。」
 
シャルケのミルコ・スロムカ監督
「われわれのトレーニングにこれ以上付け加える要素はほとんどない。」

何はともあれ、ドイツ代表の候補に挙がっている40名の選手は、ユーロ本選の23の枠を目指してアピールしていかなければならない。

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2008年2月 5日 (火)

UEFA決勝のスタジアム

 2月13日に始まるUEFAカップの決勝トーナメント1回戦。ドイツからはバイエルン、レバークーゼン、ニュルンベルク、ハンブルクがグループリーグに出場して、全4チームが決勝トーナメントに駒を進めた。チャンピオンズリーグで敗退したブレーメンも加わり、ドイツからは計5チームが決勝トーナメント1回戦を戦うことになる。このうちのどれかが優勝する可能性はあると思う。

 2月19日にはチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦が始まる。グループリーグに参加したドイツのチームはシュトゥッツガルト、ブレーメン、シャルケで、突破したのはシャルケのみ。こちらは勝ち進むのがちょっと厳しそう。

 2008年(今回)のUEFAカップ決勝はマンチェスター、チャンピオンズリーグ決勝はモスクワで開催される。2009年は、UEFAカップ決勝がイスタンブール、チャンピオンズリーグ決勝がローマで開催されることが決定している。

 決勝開催地のスタジアムは5万座席以上なければいけないらしいが、2010年以降はこの条件が7万座席以上になるらしい。2004年のチャンピオンズリーグ決勝が行われたシャルケやハンブルクのホームスタジアムはこの条件を満たすことができる。ベルリンも74400席でぎりぎりOK。しかし、バイエルン・ミュンヘンのホームスタジアムは69000席なので例外処置が取られないと危ない。

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<シャルケのホ-ムスタジアム>

 チャンピオンズリーグの2010年の決勝は今のところロンドンのウェンブリーが有力らしく、2011年はマドリードやヴァレンシアが有力候補となっている。ドイツサッカー協会はUEFAカップの決勝をドイツに持ってこようとしているが、ロンドン、ダブリン、ブカレスト、バルセロナなどの名前も挙がっている。

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