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2007年11月 6日 (火)

人種差別問題勃発 vs Hauenstein戦

Hauen  VS Egc
  Hauenstein             Wirges

 リーグ戦14節のHauenstein(ハウエンシュタイン)戦。アウェイの試合会場までバスで3時間もかかった。怪我をした膝の調子も良くなってきて1軍のメンバーに入り始めているけど、まだ試合には出場していない。Wirges(ヴィルゲス)の2軍はドイツの5部リーグに所属していて、最近は試合勘を取り戻すためにそこで公式戦に出させてもらって調整している。

 前半にサイドから崩されて先制されてしまったが、途中交代で入った若手のダニエルのゴールにより同点に追いつき、1-1の引き分けで試合が終了した。が、試合終了直後、相手チームのアフリカ系選手Aがヴィルゲスのドイツ人選手Bに飛びかかった。みんなで二人を引き離したが、このヴィルゲスの選手Bは引き離されても相手のアフリカ系選手を挑発し続けていた。そうこうするうちに、他の選手同士ももめ始め、今度はヴィルゲスのコソボ系ドイツ人選手Cと相手のアフリカ系選手Aが激しく言いあってみんなに取り押さえられた。

 翌日、監督ハンズィのもとには新聞やラジオ局から電話が殺到し、新聞の記事やラジオでそのときの出来事が報道されていた。相手チームからは抗議の声明が出され、ヴィルゲスではチームの弁護士と共にそのときの状況について緊急ミーティングが開かれた。文書には、「ヴィルゲスの選手Bが試合中にハウエンシュタインの選手Aに絶えず人種差別的で挑発的な発言をしていたこと」、「ヴィルゲスの選手Cが試合終了後、ハウエンシュタインの選手Aを人種差別的な発言で侮辱したこと」、「試合中、ハウエンシュタインの選手Aがヴィルゲスの選手Bの非紳士的な行動に対して何度か審判に訴えたにもかかわらず、審判がその訴えを聞き入れず試合を進めていったこと」、「ハウエンシュタインの選手Aが試合後にヴィルゲスの選手Bを殴ってレッドカードの処置を受けたのに対し、ヴィルゲスの選手Bは審判から何の処置も受けなかったこと」などが書かれていた。ヴィルゲスの選手BとCは部分的に人種差別的な発言をしたことを認めている。俺も含め何人かの選手は、この人種差別問題に対してかなり不快な思いをしている。

 この2選手と何人かの証人は、近々、裁判の場に出ることになっている。個人的に最低で5週間の出場停止と3000ユーロの罰金が科せられる可能性があり、チームに対しても罰金や減点の処置が下される可能性があるらしい。

 この試合の3日後にはラインラント地区のカップ戦があり、ヴィルゲスは昨シーズン4部から5部に降格したBetzdorf(ベッツドルフ)と対戦した。まだ正式な処分が出されていないからかもしれないが、試合には渦中の選手BとCも出場した。本人もしくは監督が自粛するかと思ったが、普通にスタメンで出場したので少し驚いた。結果は0-1で負け。去年はベスト4だったが、今回は天罰が下り、ヴィルゲスは早々に姿を消すこととなった。

Oyabun
<喝!!>

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