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2007年8月の7件の記事

2007年8月27日 (月)

フランクフルト対ロストック 稲本選手ブンデスリーガ初フル出場

 ブンデスリーガ第3節、Eintracht Frankfurt(アイントラハト・フランクフルト)対Hansa Rostock(ハンザ・ロストック)の試合を観にいった。昨シーズンはなんとか1部に残留し、今シーズンも1部残留を第一の目標に掲げているアイントラハトだが、開幕から1勝1分けといい調子で来ている。

 昨シーズンのチーム得点王の高原選手に加え、今シーズンはトルコのガラタサライから稲本選手が加入した。日本人2人がどのような活躍を見せるか期待される。

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<ゴールに興奮する熱狂的フランクフルトファン>

 プレシーズンマッチで膝を痛めた高原選手はこの試合のメンバーには入っていなかったが、稲本選手はボランチでスタメン出場した。スタジアムには44、000人の観客が入り、前半3分、アレックス・マイヤーが先制点を決めると、ホームのフランクフルトファンはお祭り騒ぎだった。

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<挑発するロストックファン>

 ロストックは3シーズンぶりに2部から昇格して来たチームで、まずは1部残留を念頭においてリーグを戦っていかなければならない。ロストックのファンブロックには過激なファンが集まり、応援もかなり一生懸命だった。一番上の写真のフランクフルトファン3人組みが、「2部リーグ!」や「最下位!」などと挑発していたので、ロストックファンは柵に乗り出して怒り狂っていた。

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<稲本選手>

 過去2戦はスタメンながら途中交代をしていた稲本選手だったが、この試合は調子もよさそうで、ブンデスリーガ初フル出場を果たした。サイドチェンジやフォワードへのロングボールを何度かきれいに決め、惜しいミドルシュートも放っていた。守備でも中盤の底でボールを奪い、バランスを取りながらも思い切ったプレーをしていたように見えた。ドイツのスポーツ誌Kicker(キッカー)の採点では3(1が最高、6が最悪)とまずまずの評価だった。

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<右サイドを駆け上がるマハダヴィキア>

Eintracht Frankfurtの「Eintracht」は、ドイツ語で「調和」や「協調」といった意味で、ドイツのチーム名の頭にたまに使われている。自分の所属するWirges(ヴィルゲス)の頭にも「Eintracht Glas Chemie(略してEGC)」とついている。フランクフルトファンたちは、「アイントラハト」の愛称でチームを呼んでいる。

 アイントラハトには日本人の2人以外にも、イラン人のマハダヴィキアがプレーしている。ハンブルガー時代の高原選手の元チームメイトで、アイントラハトでもサイドバックとして攻守に貢献している。アジアトリオでがんばってほしい。ちなみに、マハダヴィキアは昔ハンドボールU14イラン代表のキャプテンだったらしい。

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<勝利に酔いしれる選手とサポーター>

 結局、アレックス・マイヤーのゴールが決勝点となり、アイントラハトが1-0で勝利を収めた。次節はアウェイでブレーメンとの対戦。

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2007年8月24日 (金)

古巣ザールブリュッケン来襲

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<ヴィルゲス(白)対ザールブリュッケン(青)> 

 第4節。相手はレギオナルリーガ(3部)から降格してきた1.FC Saarbruecken(ザールブリュッケン)。かつてはブンデスリーガ1部にもいた名門だけに、今シーズンはもちろん昇格を狙っている。試合には1000人以上の観客がきたが、Wirges(ヴィルゲス)のホームながらそのほとんどがザールブリュッケンファン。2時間以上もかけてわざわざ隣のザールラント州からやってきた。

 ザールブリュッケンファンの応援の中、ヴィルゲスはやや押された試合展開だった。素早いサイドチェンジからディフェンスラインの裏にパスを出され、それを相手FWが冷静にゴールを決め0-1。しかし、前半終了間際にヴィルゲスはサイドからフリーキックをゲット。このボールをMFのアルヤンが頭であわせ1-1の同点となった。
 
 後半はこの勢いを保ちたいところだったが、いきなりの失点。その後、ヴィルゲスが押し気味に試合を進めていたが、追いつかず、ホームでの試合を1-2で落とした。内容は悪くなかったがせめて勝ち点1は欲しいところだった。

 昔在籍していたチームだけに、ザールブリュッケンとの対戦を楽しみにしていたが、怪我がまだ治らずこの試合も休んだ。MRIの精密検査の結果、膝の靭帯がまだ損傷していた。手術は必要ないらしいが、もう少し時間がかかるとのこと。

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2007年8月22日 (水)

2007年ドイツ最優秀選手

ドイツ人スポーツジャーナリスト選出による2007年ドイツ最優秀選手が、スポーツ誌Kicker(キッカー)により発表された。総投票数は846票。順位は以下の通り。
 Mario_gomez
1位: マリオ・ゴメス
(196票)

昨シーズンリーグ優勝を果たしたシュトゥッツガルト所属のFW。スペインのパスポートも併せ持つ。今年に入りドイツ代表デビューを果たした22歳の期待の新人。189cm、86kgと大型だが瞬発力があり、ゴール前では力強い突破や一瞬の動きでゴールチャンスを作りことができる、DFにとっては怖い選手。今後、ドイツ代表の中心選手になれる能力を持っていると思う。「このタイトルはチームに捧げます。」 by Gomez

Diego 2位: ディエゴ(175票)
ブレーメンのゲームメーカー。22歳、ブラジル人。2006年のワールドカップドイツ大会には召集されなかったが、昨シーズンのブンデスリーガでの活躍が認められ、コパ・アメリカのメンバーとして再びセレソンに召集された。ブンデスリーガの中でも数少ない、日本人が好みそうなテクニシャンタイプ。一人で局面を打開できる。ブンデスリーガに目立つことの選手だと思う。

Schneider3位: ベルント・シュナイダー
(156票)

レバークーゼンで9シーズン目を迎える、経験豊富な33歳。1999年からコンスタントにドイツ代表に召集され、右サイドから精度の高いクロスをあげる。落ち着きがあり、安定したプレーを披露。

 Frings
4位: トーステン・フリンクス
(47票)

ドイツ代表ではバラック、ブレーメンではディエゴを中盤の底で支える30歳。今シーズン開幕前にはユベントスからのオファーもあったがブレーメンに残留。ミドルレンジから点も取れる中盤の潰し屋。2006年のワールドカップでは、累積警告のため準決勝のイタリア戦に出場できず。
 Gekas
4位: テオファニス・ゲカス
(47票)

27歳、ギリシャ人。昨シーズンは、降格争いをしていたボーフムに在籍ながら、20得点を挙げブンデスリーガ得点王に輝く。今年は新天地レバークーゼンで得点チャンスが増えるか?

22_kuranyi_kevin 6位: ケヴィン・クラーニ
(20票)

ブラジル生まれの25歳。EUROポルトガル大会ではぱっとせず、しばらくドイツ代表を離れていたが、今年に入り代表に復帰し、シャルケでもチームを引っ張る存在に。ゴメスとともに代表FWの層を厚くできる。

Pavel_pardo7位: パヴェル・パルドー
(18票)

昨シーズン、シュトゥッツガルトの優勝に貢献した中盤のダイナモ。31歳。メキシコ代表キャプテンでもある。日本人と変わらない体格ながら、豊富な運動量と闘志あふれるプレーを見せ、個人的にも注目している。

Vanderfaart 8位: ラファエル・ファン・デル・ファールト
(17票)

オランダ人の父とスペイン人の母を持つ24歳のオランダ人。2005年にアヤックスからハンブルクに加入。ディエゴ同様、局面を一人で打開できる数少ない選手の一人。本人はスペインのバレンシアに移籍したがっていたが、ハンブルクサイドが許可せず、しぶしぶ今シーズンもハンブルクに残ることに。自分の中では、ハンブルクがバイエルンに次ぐ今シーズンの優勝候補だが、チームの順位も彼のパフォーマンスにかかるところが大きい。ちなみに奥さんは女優。

Hildebrand8位: ティモ・ヒルデブラント
(17票)

カーン、レーマン先輩方の存在もあり、代表では常に第3キーパーの座に甘んじていてが、昨シーズンは正GKとしてシュトゥッツガルトの優勝に貢献。28歳。今シーズンは新天地バレンシアでカニサレスからポジションを奪うことができるか? カーンは今シーズン限りで引退宣言しているが、次から次へとライバルが出現。代表正GKの座をつかめるか?

Lehnmann 8位: イェンス・レーマン
(17票)

ワールドカップドイツ大会では、カーンから正GKの座を奪いチームに貢献。カーンとはための37歳。アーセナルでも正GKとして活躍。今回、海外組みから唯一ベスト10に選出される。ちなみにチェルシーのバラックは8票で17位。

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2007年8月17日 (金)

ようやく初公式戦 - Hasborn戦

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Wirges(白)とHasborn(赤)

 
2ヶ月以上の怪我から復帰して、前節はようやくベンチに入ることができた。今節は、シーズン初のホームでの試合で、対戦相手はHarborn(ハスボン)。前節のNeunkirchen(ノインキルヒェン)と同様ザールラント州のチーム。毎年ぎりぎり降格せずにリーグに残留し、注目されているチームではないが、新シーズンでは3試合で2勝1敗と結果を残している。ヴィルゲスは、このホームでの開幕戦を4-1で勝利し、リーグ3試合目にして初勝利をあげることができた。

 同じ日、俺は調整のため、ラインラントリーガ(ドイツ5部)に所属するヴィルゲスの2軍で試合に出ることになった。怪我が治ってから練習試合で45分しかプレーしていなくて、前日の練習でもシュートを撃った際に怪我をした膝がまだ少し痛んだのでいろいろと不安だったが、できるところまででいいからということで先発で出場することになった。走りこみはしていたので体力的にはそれほど問題はなかったが、右の膝をかばってプレーしているのが自分でもよくわかった。

 まだまだ体も試合感もフィットしていなかったが、久しぶりに80分試合ができて楽しむことができた。試合のほうはというと、前半と後半に1失点ずつ許し0-2で負けてしまった。次の日、1軍の監督ハンズィが「スキャンダルだ」と言っていた。

 チームドクターは、「痛みはあるけどプレーしてもこれ以上悪化しないだろう」と言っていて、監督のハンズィにも「ドクターがああ言っているから、痛いのは気持ちの問題じゃないか?」と言われた。そうあることを願っていて、今回の試合でも怪我を悪化させることはなかったが、次の日の練習でターンをした時また膝に痛みが走った。怪我をしてから8週間が経つが、ちょっとおかしいということでようやくMRIで精密検査をすることになった。ここに来てまたしばらく休まなければならない。メンシュ!

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2007年8月15日 (水)

闘将マテウスが選ぶFWベスト8

Mattiaeus<ローター・マテウス>

 グーテン・ターク。元ドイツ代表キャプテンの闘将マテウスです。レッドブル・ザルツブルクのコーチは解任されてしまったよ。今回、ドイツのSportbild(シュポルトビルト)誌のコラムでも挙げた、私のFWベスト8を紹介するよ。ちなみにブンデスリーガでプレーするFWに限るよ。よろしく。

Klose
<ミロスラフ・クローゼ(29歳)>

 今シーズン、ブンデスリーガでどのFWが活躍するのか考えてみたが、すぐに答えが出てきたよ。ブレーメンからバイエルンに移籍したミロスラフ・クローゼ。昨シーズンは13得点。私にとっては彼が絶対的なヌンマー・アインツ(No.1)だ。3つの理由からもそれは明らかだよ。まず第一に、彼はヘディングだけの選手だけでなく、足元もかなり強い。2つ目は、ゲルト・ミュラーのような得点嗅覚。3つ目は、1対1におけるフェイントの速さ。彼が今シーズン得点王だ!

Mario_gomez
<マリオ・ゴメス(22歳)>

 2人目は、昨シーズン14得点を上げ、シュトゥッツガルトの優勝に貢献したマリオ・ゴメス。見事なドイツ代表デビューも飾ったね。シュトゥッツガルトにはトルコ代表のゲームメーカーバ、シュトゥルクが加入したが、彼とのコンビネーションから更に得点チャンスが増えるだろう。彼にとってペナルティーエリア内はまさにパラダイスだよ。

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<ケヴィン・クラーニ(25歳)>

 昨シーズン15ゴールをあげ、ドイツ代表にも復活したシャルケのケヴィン・クラーニ。彼が私の第3位だ。彼は一時期調子を落としワールドカップ出場も逃してしまったが、昨シーズンはチームの核として大きな成長を見せたね。ゲームメーカーのリンコンがいなくなってしまったが、後任のラキティッチのもとで彼はより活かされるだろう。ラキティッチはまだ若く、リンコンほどエゴイストではないからね。

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<ディエゴ・クリモヴィッツ(33歳)>

 第4位には、6年のブンデスリーガ経験のある、アルゼンチン人のクリモヴィッツ。昨シーズンは怪我に泣き、ヴォルフスブルクで6ゴールにとどまったが、彼が怪我をしていなければヴォルフスブルクは降格争いをする必要もなかっただろう。ドルトムントでは更に得点チャンスが増えるだろう。

Toni
<ルカ・トニ(30歳)>

 ようやくここに来て、ルカ・トニだ。昨シーズンはフィオレンティーナで16得点。今シーズンの最も注目される海外からブンデスリーガへの移籍だ。彼の実力はもっと上だと言う人がいてもおかしくはないが、このイタリア人にはブンデスリーガでの試合経験がまだない。彼はまずテンポの速さや激しいマンマークになれなければならない。まあ、遅かれ早かれ彼のゴールがバイエルンに必ず勝利をもたらすだろう。

Zidan
<モハメド・ジダン(25歳)>

 第6位に挙げるのは、マインツからハンブルクに移籍したエジプト人のジダン。昨シーズン、チームが降格したにもかかわらず、彼は14得点をあげている。個人的には彼を批判したこともあったが、もし彼がサッカーに集中すれば、ハンブルガーは彼の獲得に報われるだろう。彼はクローゼのように1対1が強く、ゴール前では冷静だ。そして、オランダ人のゲームメーカー、ファン・デル・ファールトによって更に活かされるだろう。

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<ロベルト・ヴィテック(25歳)>

 第7位は、昨シーズンドイツカップで優勝したニュルンベルクのヴィテックだ。このスロバキア人は、昨シーズン怪我もあり4得点だが、彼にはまぎれもないゴール嗅覚がある。彼を止めることができるのは怪我だけかもしれないね。

Gekas
<テオファニス・ゲカス(27歳)>

 最後に挙げるのは、昨シーズン、ボーフムで20得点をあげ、得点王に輝いたギリシャ人のゲカスだ。今年は得点王の座を奪われるという予想だが、今シーズン移籍したレバークーゼンでも15点は固いと予想している。

 今回、ここに8人のFWを挙げてみたが、ブンデスリーガにはまだまだ高い得点能力を持つ選手がたくさんいる。みなさんは、今シーズンも多くのゴールシーンを見ることができるでしょう。

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2007年8月11日 (土)

ちょっと復活 - Neunkirchen戦

 チームに混ざって練習を開始した。怪我をしてから2ヶ月間、ずっとランニングとリハビリだったので、久しぶりにサッカーができて楽しかった。ただ、まだ膝と足首は痛むので引き続きリハビリをしていかなければならない。特に、足首や膝は痛みが消えたと思っても、周りの筋肉を補強しないとまた同じ怪我をすることになる。先週は公式戦がなく、ハンガリーの3部のチームと練習試合が入り、調整のため45分だけプレーした。まだ本調子には遠いけど、思ったよりも体が動いて試合の展開にもついていけた。試合はヴィルゲスが4-0で勝った。

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<ノインキルヒェン(白)対ヴィルゲス(黄)>

 今週はリーグ戦第2節、アウェイでNeunkirchen(ノインキルヒェン)との対戦。開幕戦、俺はスタンド観戦だったが、今回は怪我の調子も良くなったのでベンチに入った。ノインキルヒェンはザールラント州のチームで、その昔ブンデスリーガにいたこともあるらしい。来シーズンはブンデスリーガ3部が新設されることもあり、今シーズンはオーバーリーガ(現ドイツ4部)から4チームがレギオナルリーガ(現ドイツ3部)に昇格することができる(いつもは1チームのみ昇格)。ここぞとばかりにどのチームも4位以内を目指して昇格を狙っている。

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<フリーキックからゴール>

 ノインキルヒェンは3バックで、できるだけ早くロングボールを前線に放り込んできた。前線には強くて速い選手がいて、中盤には精度のいいボールを放り込める選手がいた。試合は完全にノインキルヒェンに支配されていた。ロングボールによる攻撃は、ディフェンス面でのリスクは減るが、攻撃面においては単調になってしまう。ただノインキルヒェンは切り替えが早く、ヴィルゲスのディフェンスが整う前にロングボールをどんどん放り込んできたので厄介だった。しかも、ロングボールを放り込んでくる数がはんぱないので、数を撃っている分だけチャンスの回数も増える。

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<ゴールを喜ぶノインキルヒェンの選手たち>

 後半にはゴール前でフリーキックを奪われ、壁の隙間から弾丸シュートをきめられてしまった。これが決勝点となり、0-1で敗北。ノインキルヒェンは中途半端にショートパスをつないでくることもなく、一貫したロングボール攻撃で結果を残した。これがいつまで続くか。

 昨シーズンに続き、ヴィルゲスは開幕2戦でまだ勝ち星がない。2試合とも優勝候補との対戦だったが、早く勝ち星を挙げて勢いに乗りたいところ。

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2007年8月 3日 (金)

オーバーリーガ2007/08シーズン開幕 - Worms戦

 オーバーリーガ(ドイツ4部)2007/08シーズンが開幕した。Wirges(ヴィルゲス)の開幕戦の相手は、昨シーズンリーグ3位のWormatia Worms(ヴォルマティア・ヴォルムス)。今シーズンの優勝候補の一つで、スタジアムには約1400人の観客が集まった。99パーセント以上がヴォルムスファンだった。俺は昨シーズンの最終戦で怪我をした膝と足首がまだ治らず、スタンド観戦した。

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<ヴォルムス(赤)とヴィルゲス(白)の入場>

 開幕戦はどのチームにとっても難しい。優勝候補とアウェイでの対戦だが、ヴォルムスもリーグ昇格を果たさなければならない立場でかなりのプレッシャーだったと思う。前半、ディフェンスのミスから危ないシーンがいくつかあったが、ラッキーなことにシュートがポストにあたり失点を免れることができた。ヴィルゲスはコンパクトに守りカウンターで攻めた。そして、前半30分くらいのカウンターから、ユース上がりのフォワード・ダニエルの落としたボールを最年長のアルヤンが25メートルHammer(ハマー)をきめ、ヴィルゲスがまさかの先制点。ヴォルムスファンは一瞬静まり返り、その後、ヴィルゲスベンチにはタバコの吸殻やらビールの容器が飛んできた。

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<競り合うセンターバックのマヌエル(中)>

 
後半、ヴォルムスは点を取るためにリスクを冒してかなりオフェンシヴにきた。ヴィルゲスは前半と同じようにコンパクトに守ってカウンターを繰り返した。ヴォルムスが前掛りになっていたので、カウンターがうまく決まり何度かフィニッシュまで行くことができたが、追加点を奪うことはできず。逆に、残り15分でコーナーキックからこぼれ球を押し込まれ同点にされてしまった。その後、何とかヴォルムスの猛攻をしのぎ、試合は1-1のまま終了。勝ち点3が欲しいところだったが、アウェイで強豪相手に勝ち点1を取ることができ、内容的にも満足のいくものだった。

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<ザールダービー>

 ザールラント州では、同じリーグに所属するノインキルヒェン対ザールブリュッケンのザールラントダービーが行われた。1.FC Saarbruecken(ザールブリュッケン)は過去ブンデスリーガ1部に所属していたが、昨シーズン3部から4部に降格してしまった。ノインキルヒェンのスタジアムで行われたこの開幕戦には、4部リーグながら9500人の観客が集まった。ノインキルヒェンもザールブリュッケンと同じように優勝候補の一つに挙げられていて、結果は2-2の引き分け。ヴィルゲスは次節、ノインキルヒェンとアウェイでの対戦することになっている。難しい試合が続くが、序盤で勢いに乗るためにもできる限り多く勝ち点が欲しいところ。その前に自分は怪我を治して早くチームに合流しないと。

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