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2007年7月の4件の記事

2007年7月29日 (日)

ペルーの独立記念日

 1821年7月28日にペルーはスペインからの独立宣言を行った。スペインがぺルーの独立を正式に認めたのは1879年だけど、ペルーの人たちは毎年7月28日に独立記念日を祝っているらしい。ペルー出身のアントニオに誘われて、この日ボンで行われたペルー独立記念日パーティーに参加した。

 アントニオの本名は、アントニオ・ラモス。インディオ系の顔立ちをしていて、初めて会ったときは「え、もしかして日本人?」と思った。俺の所属しているWirges(ヴィルゲス)のライバルチームEngers(エンガーズ)のコーチをしている。エンガーズではみんなにラモスと呼ばれている。ヴィルゲスの監督ハンズィとエンガーズの監督は犬猿の仲で、ハンズィはいつも何かあるごとにエンガーズの悪口を言っているが、選手同士では知り合いも多く結構仲がいい。試合の結果や近況報告のため、アントニオとはちょくちょく連絡を取り合っている。大体、ワンコール切りをしてくる。

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<ペルーの伝統的な踊りを披露するアントニオ>

 
会場ではアントニオがDJをしていて、ラテン系の音楽やペルー音楽が流れていた。冬にケルンで行われたラテンアメリカパーティーの時にはDJだけだったアントニオだったが、今回はアントニオ自らがペルーの伝統的な踊りを2度披露した。笛の音が印象的な音楽だった。アントニオが踊っている間、弟のホセがDJを任され、兄貴が踊っている様子を見て笑っていた。 

 アントニオやホセは、「南米のサッカーに踊りは欠かせないもので、リズム感はサッカーでとても重要だ」ということを言っていた。そして、「ドイツは何でも戦術で解決しようとして、がちがちに固めてしまう」とホセが愚痴っていた。逆に、現ドイツ代表のレーヴ監督は、「個人技やサッカーに対する適性で南米の選手に負けている部分は、戦術でカバーしないといけない」と言っていた。南米やアフリカからヨーロッパにやってくる選手は、みんなヨーロッパで戦術を覚えてワールドクラスの選手になっている。各地域のサッカースタイルや文化の違いなどはあるけど、両方バランスよくいかせることが大事だと思う。

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<一踊り終えたアントニオ(中)>

 
ペルーは、今年の6月7月にベネズエラで行われたコパ・アメリカ(南米選手権)で予選リーグを突破し決勝トーナメント(ベスト8)に進出したが、準優勝したアルゼンチンに0-4で負けた。優勝は3-0でアルゼンチンに勝ったブラジル。
 
 ペルー代表FWのピサロやゲレロはブンデスリーガでもプレーしていて、ドイツではかなり知られている。ピサロは今シーズン、移籍金無しでバイエルン・ミュンヘンからチェルシーへ。ピサロは昨シーズン、バイエルン・ミュンヘンからハンブルガーSVへ移籍した。

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<みんなで輪になってダンス>

 DJといっても、アントニオは適当にCDを選んで音楽を流しているだけ。曲と曲の間はたまに切れるし、参加者がサルサでノリノリで踊っているときにいきなりペルー音楽に変えたりしたので、「もっとサルサを流してくれ」というリクエストが何度も来ていた。アントニオがよく席をはずしたので、隣に座っていた俺にまでもリクエストをしてくる始末。まあ、なにわともあれ、ペルーの音楽になってもみんな輪になって楽しそうに踊っていたのでよかった。

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2007年7月12日 (木)

ヴィルゲス 2007/08シーズン

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 2007/08シーズンが新しく始まるということで、Wirges(ヴィルゲス)でも新チームの写真撮影が行われた。チームのホームページも最近リニューアルされていた。

EGC Wirges Homepage はここ ←

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<新入団選手と監督のハンズィ>

 抜けた7人の選手の代わりに、新しく7人の選手がチームに加わった。7人中6人がユースから上がってきたばかりの19歳。ヴィルゲスのユースから3人、コブレンツのユースから1人、ケルンのユースから1人。みんなスタメンを狙ってアピールしている。

 チーム最長老のアルヤンはいまだ故郷のアルバニアにいて姿を見せていない。去年の始めも合流が遅れ、そのときは無断欠席扱いで600ユーロほどの罰金が科せられていた。今年はどうなるものか。

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2007年7月 6日 (金)

今シーズン最初の練習試合 - 1.FC Koeln II.

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ヴィルゲス(白)対ケルン(赤)>

 7月1日に新シーズンのためのチーム練習が再開した。最初の1週間は練習だけの予定だったが、3日目に急遽、ケルンの2軍との練習試合が入った。俺は、昨シーズンの最終戦で怪我をした膝と足首がまだ完全に治っておらず、監督のハンズィに「出なければいけない」と言われたけど、無理をせずランニングだけ済ませ試合を観戦していた。

 ドイツにはサテライトリーグがないので、プロのサテライトとアマチュアチームが同じリーグで対戦することになる。ブンデスリーガのサテライトチームは、たいていドイツの3部や4部リーグに所属しているが、ケルンのサテライトはヴィルゲスとは違う地域の4部リーグに所属している。ヴィルゲスの地域の4部リーグにはマインツのサテライトが所属している。

 ブンデスリーガのサテライトチームはU23で構成されていて、3人のオーバーエイジ枠以外はみんな若い。よく走るし、アピールしようとモチベーションも高い。後半に1点を取られ0-1で負けたが、試合は完全にケルンのペースだった。

 今シーズン、7人の新しい選手がヴィルゲスにやってきた。そのうちの6人はまだ19歳で、Aユース(ユース年代の一番年上のカテゴリー)からあがってきたばかり。昨年よりも層が薄くなったと心配されているが、このメンバーで1シーズン戦っていくしかない。7月31日の開幕戦にむけて、みんなスタメンを取ろうとアピールしている。俺ももちろん開幕スタメンを目指しているけど、とりあえず怪我を治さないと話にならない。スタートダッシュは遅れてしまうけど、あせらず治すのみ。

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2007年7月 2日 (月)

ロンギーとランニング中

 1ヶ月弱のシーズンオフが終わり、チーム練習が再開した。昨シーズンの最終戦で怪我をした膝と足首はまだリハビリ中で、チーム練習初日、俺は別メニューでフィジカルトレーナーのロンギーとランニングをした。ボールは蹴れないが走ることはできるので、2日目のクーパーテストには参加。ここは負けられないので、もう一人のチームメイトのデニスとともにトップを独走してアピールした。昨シーズンのウインターブレイク明けのテストでは、半数の選手が走れず、監督のハンズィが激怒したが、今回はどの選手もしっかり休みの間に準備をしてきていた。

 フィジカルトレーナーのロンギーの本名はヨアヒム・シュロッターだが、背が高く(長く)ごついので英語の"long"から「ロンギー」というあだ名がつけられている。ロンギーと呼ばれている男を他には知らないが、ドイツでは背の高いやつはドイツ語の"lang(長い)"から「ランガー」と呼ばれている。どのチームにも「ランガー」は一人くらいいて(キーパーが多い)、昨シーズンWirges(ヴィルゲス)のキーパーのスヴェンも「ランガー」と呼ばれていた。
 
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<いつも黙って試合を見つめるロンギー(右下)>

 ちなみに、昔ドイツでサッカーをしていたハトリュー(仮名)という日本人は、ドイツ語の"klein(小さい)"から「クライナー」と呼ばれていた。そのチームの監督がよく「Kopf hoch, Kleiner! (コプフ・ホーホ・クライナー)」と言っていたのを覚えている。"Kopf"は「頭」、"hoch"は「高い」という意味で、この言葉はミスをしたり試合に負けたりしてうつむいている時に「がっかりするな、顔を上げろ」というように使われる。

 ロンギーは50歳になるが、年に数回、フルマラソンをしている。昨年も2つの地域大会で優勝し、ドイツ全土のオーバー50の大会では3位になった。そんなロンギーは、毎朝4時半に起き仕事前に1時間ほどランニングしている。そして、チームの練習前にもう2時間ランニング、更に練習で選手とランニング。とにかく走るのが好きらしく、さっきも「今日も別メニューでランニングするのか?」とメールが来た。

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<コーラと熊のハリボ>

 ちなみにロンギーお薦めの間食はHaribo(ハリボ)。ハリボとはドイツの有名なグミのことで、熊やらコーラやらフルーツやらワインやらいろいろなバージョンがある。カロリーが少なく、ゼラチンたっぷりなので関節にも良い。しかし、食べると止まらなくなるので、食べすぎには注意。ロンギーのお気に入りは熊のハリボで、「白いやつがうまい」と言っていた。

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<こんな形をしている>

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