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2007年5月の7件の記事

2007年5月28日 (月)

8試合ぶり vs SaarbrueckenⅡ

 今シーズンもあと2試合。今節のSaarbruecken(ザールブリュッケン)戦が今シーズン最後のホームになるので、今シーズン限りでヴィルゲスを退団する、ヴァッチィ、アンディ、ネナドの3選手のためにキックオフ前に花束贈呈が行われた。ザールブリュッケンは去年まで住んでいた街で、5シーズンほど前にはこのチームでプレーしていた。当時は、現チームメイトのトーマス・エシュや相棒のもっちゃんさんも一緒にプレーしていた。マッサージ師のフランクは「何年ぶりだよ」と近寄ってきたが、「リーグ前半戦で会っただろ」とトーマス・エシュにつっこまれていた。

 ヴィルゲスは怪我人続出で、1軍の選手を8人しか招集できなかった。1軍のすぐ後には2軍の試合が控えていたので、2軍の選手も呼ぶことができず。ユースチームから5人の選手を招集し、3人がスタメンで出場した。ザールブリュッケンにはアウェイで2-0で勝っているけど、その時はかなり押し込まれた。リーグでも6位とヴィルゲスの少し上にいるので、誰もがかなり厳しい試合になると予想していた。

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<濃いパンツがWirges(ヴィルゲス)

 ヴィルゲスはところどころで守備の連携がかみ合わず危ない場面が何度かあったけど、攻撃のほうではザールブリュッケンが油断していたからか、バーやポストに直撃する惜しいチャンスが何度かあった。隙をつかれてサイドからのセンタリングを頭で決められたけど、チームの出来はそんなに悪くはなかった。

 後半に入ってもヴィルゲスはいつも以上にチームの連携が取れていた。退団間近のヴァッチィが左サイドをえぐり、折り返しをユースのダニエルが決めて同点にすると更に勢いに乗った。その後、アルヤンからのスルーパスを受けたヴァッチィがペナルティーエリア内で倒されPKをゲット。キッカーはヴァッチィ。右を狙ったシュートはキーパーにはじかれた。が、こぼれ球をヴァッチィ自らが決めて2-1の逆転に成功した。ヴァッチィはホームでの最後の試合ですばらしいパフォーマンスを見せた。
 この日フィールド登録されていたキーパーのスヴェンがフォワードで投入され、会場を盛り上げるシーンもあったけど、最後はみんなで守り抜き8試合ぶりに勝利することができた。

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<残留をかけて戦うヴィルゲス2軍>
 
 1軍の試合後には、Rheinlandliga=ラインラントリーガ(5部リーグ)に所属する2軍が試合をした。2軍は今シーズンラインラントリーガに昇格してきたけど、降格圏内付近に位置している。この試合で引き分け以上ならリーグ残留が決定する。対するEisbachtal(アイスバハタール)も降格争いをしていて、この試合には絶対に勝たなければならない。試合は0-0だったけど、ヴィルゲスは気持ちの入った試合を見せてリーグ残留を決めた。
 
 
最終戦はアウェイでSalmrohr(ザルムロア)とのダービー。ザルムロアは俺たちに勝たなければ降格が決定する。ザルムロアが降格すると、アイスバハタールの降格も決定する。「ヴィルゲスはラインラントで一番のチームでなければいけない」と監督のハンズィが言っていた。これらのチームには悪いけど、最終戦では自分のやることをしっかりやって、気持ちよく今シーズンを締めくくる。

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2007年5月21日 (月)

しょーもないパターン - Betzdorf戦

 Betzdorf    VS  Egc_11
Betzdorf(ベッツドルフ)     Wirges(ヴィルゲス)

 今シーズンもあと3試合。今節は、地域ダービーとなる16位のBetzdorf(ベッツドルフ)との対戦。ヴィルゲスは前回、降格の決定している17位のHohenecken(ホーエンエッケン)にホームで1-1で引き分けているので、相手が16位とはいえ余裕をこいてる立場ではない。更に、怪我人が続出し、今回はキャプテンのチジーを初めエースのトーマス・エシュも出場できない。2軍から選手を5人も呼んだ。

 立ち上がり、珍しくヴィルゲスは攻撃がかみ合っていた。が、15分くらい経つとベッツドルフの動きがよくなり、すべてが後手後手になった。そうこうしているうちにサイドのセットプレーからヘディングをきれいに決められ0-1。更に、センターバックのアンディーとキーパーのスヴェンが負傷交代し、ディフェンスの連携がぼろぼろになると、前節と同じように、中盤をフリーでドリブルされ、ディフェンスラインの裏に出されたスルーパスからキーパーをかわされ0-2とされた。

 ハーフタイムはいつものごとく監督ハンズィの沈黙から始まり、最後には怒りが爆発した。とにかくここ数試合はずっと悪い雰囲気でハーフタイムを迎えている。

 後半に入り、これまたいつものように巻き返しが始まった。セカンドボールを拾えるようになり、両サイドから攻撃を仕掛けれるチャンスが増えた。そして、右サイドからのクロスを久々スタメンのバッチィがヘディングで1点を返した。が、左サイドのジミーが膝を負傷し、交代を使い切っていたヴィルゲスは10人で戦わなければならなくなった。多少リスクを冒して攻めチャンスも作り出したが、得点には至らず、1-2でダービーを落とした。ベッツドルフとは今シーズンのリーグ戦では1分1敗。更に、冬の室内サッカーのトーナメントの決勝でも1-2で負けている。試合後、「顔を見たくない」というハンズィの理由で、次の日の練習が休みになった。

最近は、しょーもないパターンができあがっている。
「序盤、少しチャンスを作る」
       ↓
   「調子に乗る」
       ↓
 「攻められて失点する」
       ↓
「ハーフタイムにハンズィが激怒」
       ↓
「後半巻き返すが、良くて引き分け」
       ↓
「試合後、ロッカーでブーブー言う」
       ↓
  「怪我人が増える」

 次の試合には、試合に出れる1軍の選手が8人しかいない。2軍も同じ日に試合がある。と言うことは、ユースから何人か選手を借りることになる。相手は俺の古巣で6位のザールブリュッケン。どうなるものか、行けばわかるさ。

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2007年5月14日 (月)

渋滞がつづく - Hohenecken戦

  Egc_10 VS    Hohenecken
Wirge(ヴィルゲス)   Hohenecken(ホーエンエッケン)

 リーグ戦も残すところあと4試合。ヴィルゲスはリーグ後半戦に入り引き分けが多く、まだ1勝しかしていない。今節の相手は、すでに降格が決定している17位のホーンエッケン。そろそろ勝ち星がほしいところ。

 最近は怪我人が多く、チーム練習もまともにできていない状態。そのせいか、ここ数試合はチームがうまく機能せず、結果がまったく出ていない。特に、前半の入り方がいつも悪く、後半になってようやく追い上げるといった感じになっている。この試合も、出だしは良かったものの、前半はセカンドボールがほとんど拾えず、中盤で自由にボールを持たれた。そして、まったくフリーの状態からディフェンスラインの裏にパスを出され、1点を先制される。

 ハーフタイムではいつものごとく監督のハンズィが激怒し、後半はヴィルゲスにリズムが戻る。ここ数試合、毎回こんな感じで試合が進んでいる。PKでトーマス・エシュが1点を返し、試合は同点になった。その後もヴィルゲスペースで試合が進み攻め続けたが、ゴールにはいたらず、1-1で試合は終わった。

 試合後の練習では、長いミーティングがあり、チームが結果を残せていないことに関して話し合われた。チームは昇格も降格もないので気が緩んでいる、カップ戦の準決勝で負けたあとモチベーションが下がっている、相手を見下している、自分たちの力を過信しすぎている、などが挙がられていた。また、怪我人が多くまともな練習ができていないということも挙がっていたが、ハンズィは、「それにしても渋滞などで練習にこれないやつが多すぎる。いつまで渋滞が続くんだ。」と言っていた。とにかくいろいろな原因で、フィジカル的にもメンタル的にも戦術的にも最高の状態ではないことは確か。でも、あと3試合残っているので、やれることをやるしかない。

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2007年5月12日 (土)

ルワンダへ旅立つ

I remember when we used to sit in a government yard in Koblenz,
observing the hypocrites as they mingled with good people we meet.
Good friends we had, good friends we´ve lost along the way.
In this great future you can´t forget your past, so dry your tears I say.

 Koblenz(コブレンツ)での約3週間にわたるインターナショナルコーチライセンスコースが終わり、参加者はC級ライセンスの証明書を手にそれぞれの国へ帰って行った。期間中はサッカー三昧だったけど、各国の文化、共通の音楽、映画などの話でも盛り上がった。上に書かれているのは、ある歌の地名の部分をKoblenz(コブレンツ)に変えたこのグループのテーマソング。コブレンツの見所となるDeutsches Eck(ドイチェスエック)やEhrenbreitstein Festung(エーレンブライトシュタイン要塞)はもちろんのこと、参加者はコブレンツ滞在を存分に満喫していった。

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<ルワンダのみんなとドイチェスエックにて>

 ルワンダからは7人が参加していて、期間中一緒にいることが多く、いろいろな話をした。ルワンダの人口は800万人弱で首都はキガリという都市。公用語としてケニヤ・ルワンダ(ルワンダ語)、英語、フランス語が使われている。ちなみにケニヤ・ルワンダで乾杯は「クルズィマ・ブガチュ!」。

 以前にも書いたけど、Keita(ケイタ)という名前はアフリカ系の苗字らしい。改めて彼らに確認したところ、コートジボアールなどにはケイタがわんさかいるらしい。ワールドカップではコートジボアール代表のケイタがゴールを決めていた。また、ブンデスリーガ2部に所属しているTusコブレンツにはベルギー国籍のケイタがいる。ルワンダにはまだしっかりとしたプロサッカーリーグはないが、ヨーロッパで活躍している選手も何人かいるらしい。

 サッカー事情以外にも、フツ族とツチ族の内戦のことや1994年に起きた大量虐殺のことを一生懸命語っていた。話だけでは伝われらないので、とにかくルワンダに来て欲しいとみんな言っていた。大量虐殺では100日で100万人が殺されたらしく、2004年にハリウッドで「ホテルルワンダ」と言うノンフィクションの映画が作られているので見てみたい。日本では当初公開されなかったけど、インターネットの署名で公開が実現したらしい。

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<ポーランドのアダム(左)とマーシェック(右)と>

 ポーランドからはアダムとマーシェックの2人が参加していた。アダムはポーランドの3部リーグでプレーしていて、マーシェックは体育の先生をしている。授業も積極的に受けていて、当たり前だけど時間もしっかり守っていた。ルワンダの数人はなかなか時間にルーズで、ドイツ人コーチに「他の国ではわからないが、ドイツは9時といったら9時に始まる。」と言われていた。一緒に遊びに行く時も、ルワンダの数人には他の人よりも15分前に時間を設定しておいた。

 元ルワンダ代表のキーパーで、今は代表のキーパーコーチをしているクロードは、ルワンダグループの中でもボス格だが、こいつが一番時間にルーズだった。威張ったりしているわけではないが、時間の概念がないに等しい。いつもマイペースで楽しくやっている。俺がルワンダに行ったら、こいつの家も車もすべて使い放題らしい。「すべて任せておけ」と言っていたが、どうなるものか、行けばわかるさ。

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<Mr. President、コブレンツで記念撮影>

 一番仲のよかったヴィンセントはいろいろな国の言葉を操り、いろいろなことを教えてくれた。ボブ・マーリーとレゲエを愛し、時間もしっかり守るし、真面目にサッカーの勉強をしていた。ルワンダに行ったら何も心配は要らないといっていたが、本当に信頼できる男。

 上の写真の男は、ルワンダの他のみんなから「ルワンダのコメディアン」と言われていた。一番テンションが高いので一見いい加減そうだが、時間をしっかり守るし、遊びに行っても一番真面目。なぜかわからないがみんなからは「Mr. President」と呼ばれていて、本名が「テオナス」だと知ったのはコースが終わる1週間前。テオナスとは太陽の神という意味らしい。自分でも「将来はプレジデントになる」と言っていたが、いつか大物になるかもしれない。俺がルワンダに行ったら、アシスタントコーチとして雇ってくれと言っていた。

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<ジャージをもらいルワンダの仲間入り>

 
上の写真の男は、ルワンダサッカー協会の秘書などをしているハサン。授業では一番発言をしていて、その自信あふれる言動から、みんなから「モウリーニョ」と呼ばれていた。俺がルワンダに行ったら「何の問題もない」と断言していたが、将来はアメリカに留学をしたいとも言っていた。

 ソーステンと言う男からは最後にルワンダのユニフォームをもらったが、これは彼が代表で着ていたものらしい。ルワンダでは一人暮らしをしているので、いつでも泊まりに来ていいと言っていた。彼にラストサムライのDVDを貸したらえらく日本に興味を示していたが、トムクルーズだけ最後に生き残ったのには納得いっていなかった。日本のことについていろいろ聞いてきたが、日本がヨーロッパの一部だと思っていたのには驚いた。「ファーストサムライ面白かった。」と言っていた。

 最後に、キガリの役所で働くアタナスというたいへん華奢な男がいたが、いつも疲れきっていて、部屋を真っ暗にしてベッドの中でぐったりしていた。普段は無口で物静かだが、たまにキラーパスとなる発言をする。最終日のフランクフルト空港では、エスカレーターの最上部まで上がったはいいが、たくさん荷物を積んだカートを押し切れず、後ろから上がってくるハサンのカートにはさまれていた。ハサンは「アタナス!アタナス!」と叫んでいたが、アタナスはまるで他人事のように「アタナス!アタナス!」とハサンのマネをしてからかっていた。ルワンダのみんなにはいろいろなお土産を渡したが、アタナスは「北斗神拳伝承者」と書かれたTシャツを着てフランクフルト空港を飛び立っていった。

それではまたルワンダで会う日まで。クルズィマ・ブガチュ。

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2007年5月10日 (木)

インターナショナルコーチライセンス 課外授業編

 ドイツのKoblenz(コブレンツ)という街で、サッカーのインターナショナルコーチライセンス講習が行われている。約3週間、教室で理論を学んだりグランドで実際に演習を行ったりし、最後に筆記試験とコーチの実技テストに合格するとドイツのC級ライセンスがもらえることになっている。参加者は、地元ドイツのほかに、ルワンダから7人、ポーランドから2人、ブルガリア、グルジア、コソボ、日本。これらの外国人のために講習はすべて英語で行われた。講習以外にもかなりのハイテンション具合でいろいろなことをしたので参加者たちはとても仲良くなった。

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<今年初プール>

 期間中、5月ながら夏のように暑くなる日があり、夜遅くまで外でBBQをしたりライン川沿いでジャーマンスープを飲んだりすることができた。ジャーマンスープとはスープのことでなく、このグループではビールのことを指す。
 みんなでプールにも行ったときは、ルワンダの仲間たちとウォータースライダーではしゃいだが、前日の疲れからか、みんなその後はもっぱら日光浴をしていた。ルワンダのハサン(写真赤シャツ)は一生懸命平泳ぎの練習をしていた。シドニーオリンピックでおぼれそうに泳いでいたギニアのムサンバニを思い出した。

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<お気に入りのメキシカンバーにて>

 写真は仲のよかったテオナス(左)、アタナス(中)、ヴィンセント(右)と行きつけのメキシカンバーへ行った時。初めてこのバーにルワンダの数人を連れて行ったところ、えらく気に入った様子で、「これがヨーロッパだ。ドイツに来てから一番楽しい。」と言っていた。残念ながらドイツではなくメキシコのバーだったけど、とにかくみんなジャーマンスープを堪能しながらはしゃいでいた。部屋で爆酔していたハサンは、翌日仲間からバーの様子を知らされ「何で起こしてくれなかったんだ。次は絶対に連れてけ。」とうるさかった。結局、期間中このバーには4回来ることになった。

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<チャンピオンズリーグを観戦>

 講習期間中、チャンピオンズリーグやUEFAカップの試合もあり、スポーツシューレのバーや街のスポーツバーでみんなで観戦していた。とにかくみんなサッカーが好きなので、これらの試合を見逃すわけには行かない。やれあの選手が好きだの嫌いだの、やれ今のプレーはいいだの悪いだの、やれあの選手のほうがあの選手よりもいいだの、とにかくサッカーを知らない人がこの集団に入ったらさぞかし退屈することになると思う。
 こんな感じで、授業がないときも話の話題はほとんどがサッカーのことになる。

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2007年5月 7日 (月)

日本代表のように - Hauenstein戦

Hauen   VS Egc_9
   Hauenstein                Wirges

 今シーズンも残り5試合、シーズンの終わりまで1ヶ月を切った。今節はアウェイで7位のHauenstein(ハウエンシュタイン)との対戦。ホームでの前半戦は4-1で快勝していて、そこから4連勝している。ヴィルゲスは8位なので勝って順位を入れ替えたいところ。
 リーグも終盤に入り、ヴィルゲスは怪我人を多く抱えている。練習できる選手が、キーパーの2人を入れても、10人に満たない時がある。今回の試合にも2軍やユースから何人かの選手が召集された。これが試合にどう影響するか。行けばわかるさ。

 ハウエンシュタインは上のリーグからも選手を補強していて、試合前のミーティングでは、両サイドからいい攻撃をしてくることを知らされた。数年前にルクセンブルクの1部のチームに練習参加したときに、このグランドでハウエンシュタインと練習試合をしたのをなんとなく覚えている。ディフェンスラインからゲームをしっかり組み立てて、サイドチェンジでよくボールを動かすチームだと思った。この試合でも中盤やディフェンスラインでパスを回してきたけど、特に決定的なチャンスは作られなかった。逆に、ヴィルゲスはフォワードがキーパーと1対1のチャンスになるビッグチャンスなどを作ることができた。

 後半、以外にも早くあのチャンスがまたやってきた。あのチャンスとは俺の得点のビッグチャンス。今年のHomburg(ホンブルク)戦では、ディフェンスとしてめったにやってこないキーパーとの1対1のチャンスをものにできなかった。ディフェンスとして、公式戦ではもうあのようなビッグチャンスは来ないかもしれないと思っていたけど、2ヶ月もしないうちにまたやってきた。

 オーバーラップしてトーマス・エシュとのワンツーからペナルティーエリア内でキーパーと1対1に。ワントラップして左足のインステップでゴール右隅を狙った。が、シュートはキーパーにブロックされディフェンダーにクリアーされた。コースがやや甘かったか。自分の中では前回より落ち着いていたつもりだけど、ここ一番で結果を残せるか残せないかでは本当に大きな違い。とにかく、今回もチャンスをものにできなかった。シュートセンスはフォワードに任せるとしても、シュートテクニックはどのポジションの選手も必要。とにかく自分のやるべき仕事をして、次のチャンスがやってくるまで準備しておく。チャンスはいきなりやってくる。

 後半、ジミーが退場して10人での戦いになったが、幸い、試合は0-0の引き分けに終わり勝ち点1をとることができた。個人的にもシュートチャンス以外は調子がよくベストプレーヤーに選ばれていた。
 試合後、シュートをはずしたことについてチームメイトからはもちろんつっこまれた。勝利ボーナスが引き分けボーナスに減額になったため、トーマス・エシュは俺の口座番号を要求してきた。
 フランクフルトの高原選手は今シーズンけっこうゴールを決めて活躍しているけど、日本人はゴールを決められないというイメージがどこかにあるらしい。最終的には、「日本代表の高原でもゴールを決めないからしょうがない」ということでまとまった。

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2007年5月 2日 (水)

インターナショナルコーチライセンス

 ドイツサッカー協会(DFB)やラインラントサッカー協会(RFV)などの協力により、4月18日からドイツのKoblenz(コブレンツ)で外国人を対象としたサッカーコーチの講習会が行われている。内容はドイツC級ライセンスと同レベルで、実技と講義はすべて英語で行われる。3週間弱の講習を終えてテストに合格すれば、ドイツのC級コーチライセンスをもらうことができる。自分は2005年にドイツのC級ライセンスを取ったけど、Wirges(ヴィルゲス)関係でこの興味深い話が回ってきたので、時間があるときに部分的に参加させてもらうことになった。参加者は、この前対戦したルワンダから7人、そのほかにもポーランド、ブルガリア、グルジア、ボスニアなどからはるばるやっている。とにかくサッカー好きばかりが集まっている。

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<教室での授業風景>

 受講者はコブレンツのSportschule(スポーツシューレ)に泊まり、教室やグランドでの講習を受けた。スポーツシューレとは直訳するとスポーツ学校という意味だけど、実際は学校ではなくスポーツ総合施設。敷地内にさまざまなスポーツ施設や宿泊施設があり、地域の各スポーツ協会などが置かれている場合が多い。ドイツ国内に20数箇所あり、オリンピック選手のトレーニング、地域選抜チームの合宿、さらにプロアマ問わずさまざまなスポーツの講習などのために使用されている。コブレンツのスポーツシューレにはRheinland(ラインラント)サッカー協会が置かれている。食事の時間に遅れると食堂のおばちゃんに怒られるので気をつけなければいけない。

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<ストレッチ講習で痛がるルワンダのハサン>

 
授業にはドイツ人の講師が入れ替わりで来ている。フィジオセラピーの授業にはU18ドイツ代表でフィジオセラピストをしているマティアスが来て講義と実演を行った。プロチームではドクターと2,3人のフィジオセラピストがチームを組んでチーム全体のコンディションの管理を行っているが、ドイツでは各アマチュアチームにも最低1人の専属フィジオセラピストがついている。彼らの仕事は、選手のマッサージからテーピング、試合中負傷した選手の治療、怪我人のリハビリなどさまざま。ドクターの診断を下に、選手をできるだけフィットした状態で試合へ送り出す。彼らは、治療などで選手と身近に過ごす時間が多いので、選手が監督やコーチには話さないようなプライベートな話も聞くことができる。選手のコンディションをフィジカル的だけでなくメンタル的にも管理する上で、こうした情報はコーチ陣にとっても貴重なものになる。

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<放課後はライン川沿いで>

 教室やグランドでの授業以外にも、Frankfurt(フランクフルト)対Bochum(ボーフム)のブンデスリーガ観戦やフランクフルトのDFB(ドイツサッカー協会)本部の訪問、ブンデスリーガ2部に所属する地元のTus Koblenz(トゥス コブレンツ)の試合観戦なども含まれて、参加者はドイツを満喫していた。

 コブレンツのスポーツシューレはライン川沿いにあり、授業が終わって時間があるときはみんなで川沿いでサッカーをしたり飲んだりできる。乾杯はそれぞれの国の言葉で何回も行われ、それぞれの国の国歌も歌われた。最終的にはいつも陽気なアフリカのノリになり、歌やダンスが始まる。

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