« エルツ城を攻める | トップページ | Reimsbach・・・永遠(とわ)に »

2006年5月31日 (水)

ドイツ対日本 in Leverkusen

 ワールドカップ前の重要な親善試合、ドイツ対日本戦。晴れたり雨が降ったりする天候の中、レバークーゼンのスタジアムまで観にいった。会場の周りにはドイツ人サポーターがうようよしていたけど、日本サポーターも思ったよりも多く見かけた。中には日本のユニフォームを着ているドイツ人サポーターも見かけた。スタジアムはやや小さめで、スタジアム付近のスペースも少ないので、行き帰りはすごく混雑していてたいへんだった。

 メンバー紹介が終わり国家の斉唱。着物を着た日本人女性がグランドで歌い、それに合わせて友達のゴッツが熱唱していた。試合前の予想では、周りのドイツ人はみんなドイツが勝つことを確信していた。4-0でドイツだの、3-1でドイツだの、2-1でかろうじてドイツが勝つだの言いたい放題だった。そんな俺も、「サイドからボールを放り込みまくれば、4-0でドイツが勝つ」と言って祖国日本をなめていた。

_japangermay_005
<きーみーがーーよーはー>

ドイツ
GK:1.レーマン
DF:2.ヤンセン 21.メッツェルダー 17.マーテザッカー 19.シュナイダー
MF:7.シュヴァインシュタイガー 8.フリングス 13.バラック 18.ボロウスキー
FW:11.クローゼ 20.ポドルスキー
途中出場:6.ノボトニー 10.ノイヴィル 23.オドンコ  

日本 
GK:23.川口
DF:5.宮本 19.坪井 22.中澤
MF:14.アレックス 15.福西 21.加地 7.中田 10.中村
FM:9.高原 13.柳沢
途中出場:3.駒野 20.玉田 16.大黒
 
_japangermay_001 
<ドイツの中に舞う日の丸>

 
前回はホームで全く歯が立たず3-0で負けたので今回はどんな感じになるのかと思ったけど、序盤は日本が早いパス回しでチャンスを作り出していた。キーパーと1対1になる場面が2回あったが、レーマンのファインセーブで防がれた。
 日本の中盤は落ち着いていて、中田、中村、福西はなかなかボールを取られず攻撃のリズムを作り出していた。ただ、少しずつ試合が落ち着いてくるとドイツが攻め込む時間が増えてきた。特に左サイドのシュバインシュタイガーはこの日切れていて日本ゴール前にクロスをあげてきた。中ではクローゼやバラックが待ち構えていて、ヘディングの強さを見せていたけどゴールには至らなかった。前半は0-0で終了した。

_japangermay_006_1
<スタジアムは暖房が効いて暖かかった>

 最近ドイツは雨がよく降るし、気温も10℃をきることが多い。ワールドカップ前で夏も近づいてきているのに寒い。
 後半に入り先制したのは日本。カウンターで柳沢のパスから高原が決めた。そして、2点目も高原。中田、中村がボールを失わず、交代で入った駒野が落ち着いて高原へとパス。高原はファーストタッチ後、少し強引に振り向き勝負してゴール左隅に決めた。レーマンが2点を決められ、周りのドイツ人はがっかりしたり、顔を真っ赤にして怒っていた。
 ドイツは最終手段として、今回のワールドカップメンバーとして初めて代表に選ばれたオドンコを投入した。これが代表初ゲームだったので少し力んでいたかもしれないけど、右サイドで果敢に勝負してリズムを作り出していた。中田のファールでドイツは左サイドでフリーキックのチャンス。「そこでファールはやばいよ」って言っていると、ゴール前に放り込まれたボールをクローゼがあわせて1点差とした。その後、今度はドイツの右サイドでフリーキック。「そこのファールはやめろ」って言っていると、今度はシュヴァインシュタイガーにヘディングでぶち込まれ同点になってしまった。
 その後、日本にもビッグチャンスがあったけど、試合は2-2のまま終了。ドイツ相手にいい試合をしたのはよかったと思うけど、これが予選リーグだったら、絶対に勝って勝ち点3を取りたいところだった。

_japangermay_013
<えっ、どこの応援?ノリノリトルコ人>

最近行われた日本での2試合は見てないから、今回の試合だけで気づいたことを勝手に書くよ。

①フィニッシュ前の日本の速いコンビネーションは良かった。良かったからフィニッシュにつながったか。中田、中村、福西、高原、柳沢はいいコンビネーションだった。特に中田は縦パス(ゴール)の意識が高かった。2点リードしてからは無理に急ぎすぎることもなくプレーしていたと思う。
②キーパーとの1対1になるチャンスがたくさんできた。もっと決めれた。逆にレーマンはよく2点に抑えた。この前のチャンピオンズリーグは不完全燃焼だったけど、ドイツのワールドカップはレーマンにかかってるかもしれない。
③中澤がオーバーラップしたときのディフェンスラインが不安定。連携ミスで相手に攻撃のチャンスを広げさせたように見えた。本番は無理に上がらないでいいんじゃねー?ディフェンスがんばってくれ。
④クローゼ、バラックたちはヘディング強し。ドイツは無理に崩さないでパワープレイでいけばいいんじゃねー?点が入ってリズムが出てきたら回してけばいいじゃん。
⑤つーか、ドイツはサイドからのアシストをもっと増やせば得点のチャンスが増えると思う。シュバインシュタイガーは左でチャンスを作ってた。右のシュナイダーはサイドバックであまり前に出て来れなかった。本来はもう少し前でいい攻撃ができるけど、サイドバックでも経験があって落ち着いている。代わりに途中から入ったオドンコはスピードを生かしてアレックスにどんどん仕掛けてた。2点のビハインドからいい流れを呼び戻していた。この日先発でオドンコと代わったボロウスキーはミスが多かった。
⑥坪井のディフェンスは地上戦ではいいと思う。ただ、ボールを取ったあと中途半端なパスをしてピンチを招いていた。前半だけで2回も。本番、あーいうのはとりあえずクリアで。指示が出たのか、後半は簡単にクリアしていた。
⑦福西はボールをさばけて、守備でも敵を潰せる。途中から入った駒野も落ち着いていた。

次は6月4日にマルタ戦。
じゃあ、デュッセルドルフのスタジアム集合で。

|

« エルツ城を攻める | トップページ | Reimsbach・・・永遠(とわ)に »

German Football (ドイツサッカー)」カテゴリの記事

International Football (世界のサッカー)」カテゴリの記事

World Cup 2006」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/19235/2011560

この記事へのトラックバック一覧です: ドイツ対日本 in Leverkusen:

« エルツ城を攻める | トップページ | Reimsbach・・・永遠(とわ)に »