オーバーリーガ Aachen Ⅱ対 Bonner SC
<ホームのアーヘン2軍(白)とボン(青赤)>
ブンデスリーガ2部に所属するアルマニア・アーヘンの2軍の試合を観戦しに行った。アルマニア・アーヘンの1軍は現在ブンデスリーガ2部で2位につけており、1部昇格も目前。2軍は4部(オーバーリーガ)に所属していて、現在リーグ6位。対戦相手のボンは過去に3部(レギオナルリーガ)に所属していて、今シーズンも3部昇格を目指している。現在リーグ3位。
ブンデスリーガのチームには1軍専用のスタジアムと2軍専用の試合場がある。ここアーヘンにも芝や人工芝のグランドが何面かあったが、雪や寒さの影響で2軍のグランドコンディションがよくないということで、この日の試合は人工芝で行われた。
試合の序盤、ホームのアーヘン2軍がボールを支配していた。何人かの1軍登録の選手と若手の選手との融合がうまくされていて、いいサッカーをしていた。特に、フォワードの9番のマルセル・へラーという選手は、スピードを生かして前線でチャンスを何度も作っていた。
ボンのほうは、アーヘンの中盤でのプレッシャーによりなかなかボールが落ち着かない。両サイドが起点になりチャンスをうかがっていたけど、ゴールには結びつく気配はなかった。結局、9番のマルセルが2点に絡み、2-0のアーヘンリードで前半を折り返した。
一緒に試合を観にいったカルロは、試合開始と同時に両チームのフォーメーションを書き出し試合のスカウティングをしていた。彼は、ドイツサッカー協会公認のスポーツシューレ(日本で言うトレセン)の専属コーチ。試合を観ながら何人かの良いプレーをする選手にチェックを入れていた。
<カルロ(左)、俺(中)、さとし(右)>
後半に入ると、アーヘンのフォワード陣の動くが少なくなった。前線にボールが入らなくなり、次第にボンのペースになる。きれいなフリーキックなどで同点に追いつくと、そこからはずっとボンペース。アーヘンはこの勢いをとめられず後半だけで5失点。結局、2-5とホームのアーヘンは大逆転されてしまった。
会場には、観客の数の割りにはたくさんのセキュリティーがいた。試合序盤は余裕をかましていたセキュリティーだったけど、逆転されて熱くなったアーヘンサポーターが発煙筒をたいたりボンサポーターを挑発したりと大変になってきた。審判がアーヘンのキャプテンを呼び出し、サポーターをなだめるように指示されて騒ぎはなんとか治まったけど、アーヘンサポーターにとっては屈辱的な試合となった。
この日の試合は4部同士の対決だったけど、ボンは選手全員がプロ契約。みんなが給料をもらっていて、午前中からトレーニングをしている。アーヘンの2軍は働いていたり学生だったりする選手もいたけど、1軍契約や2軍でのプロ契約をしている選手が何人かいた。左サイドバックをやっていた3番のサシャ・ドゥーム選手は、レバークーゼンでリバプールとのチャンピオンズリーグの試合に出場したこともあり、現在アーヘンにレンタル移籍中。こういうアマチュアのリーグでもスカウトや関係者が見ている中でアピールすれば、どこかでチャンスを手入れることができるかもしれない。
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