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2006年1月15日 (日)

日本のサッカーの父

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<熱演中のクラマーさん(左)>

Dettmar Cramer(デットマール・クラマー)

 

1925年ドルトムント生まれ。日本代表は、62年のローマオリンピックでは本大会出場ができなかった。そのため、64年の東京オリンピックに向けて、サッカー日本代表の強化コーチとして召集される。75年からはバイエルンミュンヘンを率いて、チャンピオンズカップで2連覇を達成した。

Jリーグの川渕キャプテンや岡野会長、日本最高のストライカー釜本などを育て上げ、60年代の東京オリンピックベスト8、メキシコオリンピック銅メダルに貢献。

当時、彼は日本サッカーの発展のため、いくつかの助言をした。国際試合の経験を多く積むこと。高校から日本代表まで、各チームに2人のコーチを置くこと。リーグ戦の開催。芝生のグランドを多く作る、などなど。日本サッカーの近代化や現在のJリーグの基盤となる部分に大きく影響していて、「日本サッカーの父」として伝説の人となっている。

 3日の午後から、このクラマーさんの講演が東京で行われた。日本を含め、90カ国以上でサッカーの普及に携わってきたクラマーさんからは、短時間であるけど内容の濃い話を聞くことができた。

 もう80歳になるクラマーさんだが、サッカーの話になるとテンションが上がり、生き生きしていた。数え切れないほどの試合に立ち会っていたのに、日付や誰がどうやって得点したのかなど詳細に覚えていて、興味深い昔の話を聞かせてくれた。しかし、その話の中には現在のサッカーに対する助言なども含まれていて、もう一度サッカーを違う視点で考えることができた。ちょっとした実演では、80歳とは思えない切れのある滑らかなフォームを披露してくれた。

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<公演後、日本サッカーの父とともに>

 クラマーさんは、選手に印象のある言葉を与え、選手を育てていくことでも有名である。言葉の魔術師として、この日もいろいろな名言を残してくれた。

「サッカーは人生の縮図である。人間として成長する場である。」


「本当に大切なことはゴールを決めることではなく、友情を結ぶことである。」


「日本代表は第2の釜本を探さなければならない。」


 更に、過去に残した名言もここに紹介。


「物を見るのは精神であり、物を聞くのも精神である。眼そのものは盲目であり、耳そのものでは聞こえない。」


「タイムアップの笛は、次の試合へのキックオフである。」


「試合で勝った者には友達が集まってくる。新しい友達もできる。本当に友達が必要なのは敗れた時であり敗れた者である。私は敗れた者を訪れよう。」

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コメント

インサイドキック、めちゃめちゃキレあるぞ。

投稿: K | 2006年1月18日 (水) 22:36

おおー「お父さん」じゃんか!
この人がいなかったら自分達はサッカーやってないかもだもんな。
パパと呼びたいわw

投稿: DJKOSUKExxx | 2006年1月15日 (日) 21:53

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