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2005年3月の4件の記事

2005年3月30日 (水)

ケバブを食らう

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<行きつけのケバブスタンドで店長のハカンと>

 ようやく暖かくなってきたのに、ここ何日か毎日雨が降ったりやんだり。昨日は室内で筋トレだったからよかったけど、外で練習するときは晴れていてほしい、ほんとに。
 平日は夕方から練習するので、家に戻るのが九時半をまわってしまう。疲れて料理するのが面倒なときは、行きつけの店でKebab{ケバブ(プ)}を買って帰る。

 Kebabは、焼いた肉と野菜のトルコ料理。人によっては、Doner(デュナー)って呼ぶ人もいる。Giros(ギロス)はギリシャ?
 基本的には、でかい肉のかたまりから焼けた部分を削ぎ落としていって、野菜などと一緒に食べる。普通に皿で食べる場合、丸っこいパンにはさんで食べる場合、薄い生地に包んで食べる場合がある。俺はいつも気分次第でパンか生地かを決めて、お持ち帰りする。俺の行きつけの店は鶏肉だけど、店によっては牛・豚・鶏とそろえているところもあり、トッピングも店により様々。鮭バージョンも出るとか聞いたけど。

 ドイツにはトルコ人が多い。ケバブスタンドもトルコ人かトルコ系の人がやっている場合が多い。サッカーの対戦相手でも何人か見かけたし、、チームメイトとしても2人のトルコ人と一緒にサッカーをした。2人ともケバブを作ると言っていた。
 この二人は人懐っこくて、とてもいいやつらだった。今まで会ったトルコ人の多くもそうだったが、とてもフレンドリーだ。でも、すぐに熱くなる(俺もそうだけど)。サッカーの試合でもトルコ人はファールが多い。荒っぽいプレーをする。「トルコのサッカーファンは、イングランドのフーリガンより危ない」と言っていた。

 一年くらい前、行きつけの店の店長が、ケバブを切るナイフで自分の指を切って、とてもでかい包帯を指に巻いていた。今後もお世話になるので気をつけてほしい。

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2005年3月25日 (金)

ドイツと日本のサッカーリーグの仕組みの違い

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<2軍の試合中風景>

 我がチームの2軍の試合の応援に行った。2軍はユース年代上がりの若い選手とベテラン選手で構成されている。リーグのクラスは7部。日本のリーグのシステムにあてはめると、市の1部リーグくらいだけど、日本で行われている環境とはまったく違う。このクラスでも観客もそこそこ来るし、安いけど入場料もとっている。この試合にも150人くらいの観客がいた。結果は4対2で勝利。これで首位に2ポイント差の3位になったらしい。今年はリーグで優勝して、6部昇格をねらっている。

 ドイツでは各リーグが上から下までつながっている。そして、アマチュアチームでも多くがAからFまでの年齢別のユースチームを運営している。ユース年代以下はそれぞれの年齢別のリーグだが、それ以降のリーグはブンデスリーガ1部からずっとしたの9部、10部までつながっている。リーグで優勝すれば(場合によっては2位とかでも)上のリーグに上がれるし、リーグ終了時点で最下位や下のほうにいると下のリーグに降格してしまう。降格することは、場合によってはチームの死を意味する。選手の放出や観客数の減少による財政難で、運営するためのライセンスを剥奪されたり破産したりする。また、チームが消滅しなくても連続して降格したりして、せっかく長い間かけて上のリーグに這い上がってきたのに、また下のリーグに逆戻りということもある。自分の身にもこのようなことが起こった。たいへんだった。

 こんなたいへんなこともあるが、日本のサッカーの環境と比べれば、まだまだドイツのサッカー環境のほうが圧倒的に上だと思う。
 大きな違いの一つとして、学校や大学の部活としてのチームがなく、すべてがクラブチーム化している点だと思う。日本のように、部活のチームとクラブチームが違うリーグでやることもないし、大学生だけのリーグというものも存在しない。社会人も学生も関係なくクラブチームに所属している。そして、子供のころから地元のチームに入りそのまま同じチームの大人のリーグに参加していく選手もいれば、より強いチームに移籍していく選手もいる。
 また、下のリーグでも観客だけでなくスカウトも観に来るので、自分のプレー次第では上に這い上がっていくチャンスは日本よりも圧倒的に多い。

 日本では、高校卒業時と大学卒業時がチームを変える大きなターニングポイントになると思う。高校選手権に出場したかどうか、というような過去の履歴問題だけでサッカーをやめざるを得ない選手がたくさんいる。高校卒でJリーグのチームに入れるか入らないかで、今後のサッカー人生はだいぶ違うものになってしまう。高校を卒業した後の最も伸びる時期に満足にサッカーができない人は日本にはたくさんいると思う。さらに、実践を積まなければいけない時期に、ベンチですわって出場機会が少なく経験が積めない場合もある。
 
 こうした面を考えると、ドイツのサッカーの運営の仕方はプラスの面が多いと思う。日本と違い、高校卒業年齢でプロになれなくても、サッカー選手として大切な時期に、レベルの合った真剣勝負の中で成長していくことができる。這い上がるチャンスは日本より圧倒的に多い。

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2005年3月17日 (木)

ドイツ・チェコと日本のサッカー選手の違い

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<世話になっているトレーニングジムのオーナー・マリオ>

 昨日は筋トレの日。アウトバーンで30分かけて、毎週通っているジムにいった。今はシーズン中で、試合に疲れが残ってしまうので基本的に週一回だけ行く。(オフシーズン中は週2・3回)サッカー選手には必要以上の筋肉は逆効果になってしまうので、体幹を中心にバランスや柔軟性を失わないように鍛えていく。実践で使える筋肉をつけていく。

 たくさんのドイツ人やチェコ人のサッカー選手と一緒にプレーしてきたが、基本的に日本人より体格に恵まれている。身長や体重、手足の長さ、骨格や姿勢などフィジカル面での違い。メンタル面では、遊びのゲームでも必死でやる負けず嫌いなところや、自分の国のサッカーに対して誇りを持っていること。
 でも、一緒に筋トレをしてみるとほとんどの選手がそんなに重いものを持ち上げられない。(ある程度の重さはできるけど)しかも、食事等にもあまり気を使っていない。もともとの骨格や筋肉のつき方が日本人とは違うので、トレーニングをしなくてもある程度の体の状態を維持している。このへんは仕方ないが、とにかく日本人はトレーニングによってある程度鍛えられないと苦労すると思う。(その差を埋めることができる武器を持っていればいいけど)

 でも、日本人選手にもドイツ人やチェコ人と比べて優れている部分はある。コーディネーションや足元の器用さ、イマジネーション、真面目さ。これらのいい部分をうまく出しながら、ヨーロッパのサッカーに慣れていけば、いい評価をされるかもしれない。逆に意識しすぎて、見かけだけで状況に適さないテクニックに走ったり、必要以上に深く真剣に考えすぎたりすることは悪循環を作るだけになってしまう。常に心に余裕を持って、精神的にも身体的にもバランスを心がけるようにしたい。とにかく、サッカーの種類が違うので、うまく対応しないといけない。

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2005年3月13日 (日)

ドイツに舞い戻る

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<プラハでのデビュー戦後>

 3ヶ月の日本滞在からドイツに舞戻ってきた。今回の日本滞在の目的は、Jリーグのチームと契約することだったけどうまくいかず。結局プロとしての短いキャリアは終わった。"Alles vorbei..." (2年ドイツにいて、去年はチェコのプロチームでやってた)

 そして、これからは新しい道に進むことになった。それは、ドイツでサッカーのコーチのライセンスを取ること。選手としてはまだまだできるし、若いやつにも負ける気はない。絶対負けん!
 でも、これからは気持ちを切り替えて、次の目標に向かっていく。サッカーはアマチュアのチームに入って楽しくやろう。

 ということで、ドイツに舞い戻ってきたが、戻ってきてからずっと雪。もう3試合も流れた。今日はやっと試合が行われたが、天候が悪く、アマチュアなので土のグランドだった。(芝はまだ凍っていた)
 でも、ドイツのサッカーチームはアマチュアでも、ほとんどすべてのチームが自分たちの専用の芝のグランドとクラブハウスを持っている。プラス、人工芝とか土のグランドとかも。地域に密着してすべての小さい村までチームがある。サッカー文化は日本と桁違い。アマチュアでも入場料をとるし、おばちゃんまで選手に指示をする。

 俺は州1部リーグのチームに入っているが、今日の試合の結果は1対1のドロー。ロスタイムに同点に追いつかれてしまった。 ”Mensch!!"
リーグの緒戦はいつもうまくいかないものだから、とりあえず勝ち点1ゲットということで、ポジティヴに考えよう。ヨーロッパ人は切り替えが早い。

"Fussball ist die wichtigste Nebensache der Welt!"
(サッカーは、世の中の最も重要などうでもいいもの)

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